【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(1〜5)
若草山スターマインNEW!BURNOUT SYNDROMES

「青春文學ロック」を掲げるBURNOUT SYNDROMESが手掛けた、奈良の情景が鮮やかに目に浮かぶ楽曲です。
ボーカル熊谷和海さんが描く文学的な世界観が、若草山の壮大な風景と見事にマッチしていますよね。
イントロから鳴り響く祭り囃子のようなビートと、胸に突き刺さるようなロックサウンドは、まるで山焼きと花火が競演するお祭りそのもの!
家族の温かい絆や生命の輝きといったテーマも織り込まれており、その情景に心を揺さぶられる方も多いのではないでしょうか。
古都の夜空をダイナミックに彩るこの曲を聴けば、奈良への旅情がかき立てられます。
奈良ならいいよNEW!D.W.ニコルズ

春の陽だまりのように温かいサウンドが魅力の、D.W.ニコルズの『奈良ならいいよ』。
ミニアルバム『スマイル3』に収録され、ライブでも愛され続けている楽曲として記憶している方も少なくないはずです。
ボーカルのわたなべだいすけさんのやさしい歌声で、「とにかく奈良がいい」という真っ直ぐな愛情がユーモアたっぷりに歌い上げられています。
大仏さまや鹿たちが目に浮かぶような描写は、まるで大切な人と古都を散策しているかのよう。
穏やかで幸せな時間を過ごした経験のある方なら、きっと誰もが共感できるはずです。
やまとなでシカNEW!Le Siana

奈良初のご当地アイドルLe Sianaの代表作の一つとされる『やまとなでシカ』。
タイトルは古都の呼び名「大和」と、奈良のシンボルである「鹿」を掛け合わせたもので、まさに奈良愛にあふれた楽曲です。
和楽器を思わせる音色が彩るアップテンポなメロディは、どこかお祭りのような高揚感を感じさせます。
この底抜けに明るいサウンドを聴いていると、古都の街並みを元気に駆け抜けていくような、楽しい気分にさせてくれるのではないでしょうか。
長年にわたりファンに愛され、歌い継がれてきたこの名曲は、奈良を訪れたい方にとっても旅のお供にぴったりの1曲といえるでしょう。
熱海NEW!Kroi

気の置けない仲間との気ままな旅、そんなワンシーンを切り取ったかのような、Kroiの『熱海』。
ボサノヴァを思わせる軽やかなリズムに、涼しげなアコースティックギターの音色が重なり、心地よい抜け感を演出しています。
どこか懐かしさを感じるメロディーは、昭和レトロな温泉街の情景をほうふつとさせる本曲。
気だるさとおしゃれさが同居する独特のサウンドが、少し色あせたフィルムのようなノスタルジックな世界観と、絶妙にマッチしていますよね。
肩の力がすっと抜けるような空気感に、聴いているだけで穏やかな休日の気分にひたれるのを感じます。
君を呼ぶ日本平NEW!コロムビア・ローズ

静岡の美しい景勝地、日本平を歌ったご当地ソングといえばこの曲!
覆面歌手として一世をふうびした初代コロムビア・ローズさんが1961年に発表しました。
観光バスで働く主人公が、希望を胸に仕事に励み、訪れた人との出会いに淡い恋心を抱く姿を、明るく軽快なワルツに乗せて歌い上げます。
初代コロムビア・ローズさんの伸びやかで愛らしい歌声が、主人公のひたむきな心模様と絶妙にマッチしていますよね。
眼下に広がる茶畑や駿河湾のきらめきが目に浮かぶようで、旅への期待に胸がふくらむような高揚感に包まれる1曲です。