【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
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【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(91〜100)
宮崎ブルース塚本けんぞう

塚本けんぞうさんが地元・宮崎への尽きない愛情を込めて、自ら作詞作曲を手がけた楽曲です。
還暦という節目に歌手として再出発を誓った、まさに決意の一曲なのだそう。
歌詞の中では、別れた人を追い求めて大淀川や日南といった思い出の地をさまよう、切ない男の姿が描かれています。
その哀愁漂う後ろ姿に、自身の叶わぬ恋を重ねてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
昭和ムード歌謡の世界観を見事に表現したアレンジと、心に染みるギターの音色が絶妙に絡み合います。
塚本さんの渋みのある歌声が、宮崎の情景と主人公の心情をより一層深く描き出している気がします。
宮崎ブルース大月みやこ

大阪出身、10代でデビューを果たした大月みやこさんが1973年に発表した、宮崎を舞台にしたご当地ソングです。
歌詞につづられているのは、故郷・宮崎への尽きない思いと、旅先で感じる孤独ややるせない恋心。
大月さんの物語を語りかけるような情感豊かな歌声が、聴く人の胸に深く染み渡ります。
この歌に耳を澄ませば、南国の陽気な顔とは違う、少し物悲しい宮崎の夜景が目に浮かぶかのよう。
旅情をかき立てられる一曲ではないでしょうか。
【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(101〜110)
高千穂旅情川中美幸

神話の息吹が感じられる宮崎県高千穂を舞台に、ひとりの女性の心境を描いた叙情的な1曲。
別れた人を忘れられないまま、思い出の地を旅する切ない様子が歌われています。
詩の中には「国見ヶ丘」や「高千穂峡」、「夜神楽」といった地名や名物が随所に登場。
川中美幸さんの情感あふれる歌声が、高千穂の荘厳な景色と主人公の寂しさを見事に表現しています。
この曲を聴いていると、まるで自分も高千穂の深い自然の中に佇んでいるような気持ちになるかもしれませんね。
宮崎の風景を色濃く感じる、旅情にあふれた楽曲です。
港町恋唄川野夏美

大分県津久見市出身の川野夏美さんが、自身の原風景である故郷の港を舞台に、切ない女心を歌い上げた1曲です。
歌詞には「豊後水道」といった地名も登場し、聴く人の心に鮮やかな情景を映し出します。
川野さんの澄み渡る歌声は、まるで津久見の港に吹く潮風のよう。
この曲に耳を傾けると、故郷を愛する彼女の温かいこころが、歌を通じて深く伝わってくるのではないでしょうか。
川野さんと同じ地元出身の方もぜひチェックしてみてくださいね。
おおいた川東千晴

大分県の雄大な「おおいた川」を舞台に、人の心の移ろいや故郷への想いを情感豊かに歌い上げた、東千晴さんの楽曲です。
この歌詞は、大分合同新聞社の作詞募集で最優秀に選ばれた作品がもとになっており、まさに地元の人々の心が紡いだ一曲と言えるかもしれませんね。
雄大な川の流れに人生を重ね合わせ、過去を懐かしみながらも前を向く姿に、共感をおぼえる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歌謡曲のどこか懐かしいメロディが、大分の穏やかな風景を心に描き出してくれます。
故郷を離れて暮らす人にとって、この曲はまるで自分の心情を代弁してくれているかのように感じられるかもしれません。
国東半島松前ひろ子

松前ひろ子さんが歌う「国東半島」は、大分の旅情を深く感じさせる叙情演歌です。
夫である山口ひろしさんが作曲を手がけた本曲は、聴く人の心に故郷の風景を優しく映し出すようなメロディーが印象的。
映画『釣りバカ日誌19』で登場人物が熱唱したことから、曲名は知らなくてもどこかで耳にしたことがある……そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。
この曲をきっかけに国東市の観光親善大使にも任命された松前さん。
その情感豊かな歌声は、歌詞に描かれる半島の美しい情景と溶け合い、まるで自分がそこを旅しているかのような気分にさせてくれるでしょう。
豊後巡礼松前ひろ子

松前ひろ子さんが歌う『豊後巡礼』は、別府、湯布院、九重といった有名な温泉地や、竹田・中津の城下町などが登場し、まるで一緒に旅をしているかのような気分になりますね。
女性の色っぽさをうまく表現した一節からは、旅先でのしっとりとした情緒も伝わってきます。
豊後水道の港町で旬の味覚を楽しむ様子も歌われており、大分の風土を色濃く感じる1曲です。
この曲を聴きながら現地を訪れると、旅がより一層味わい深いものになるかもしれません。





