三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング
故郷を思う心、ふるさとの情景を歌に込める、そんな風土が色濃く残る三重県。
歴史ある伊勢神宮や熊野古道、真珠で知られる英虞湾、そして雄大な鈴鹿山脈まで、豊かな自然と文化が育んだ三重の歌たち。
懐かしい童謡から心に響く民謡、現代のご当地ソングまで、さまざまな思いを音楽に乗せてお届けします。
皆さんは三重県にゆかりのある曲をご存知でしょうか?
その土地に根付いた歌には、思わず口ずさみたくなる魅力が詰まっているんです。
三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング(1〜10)
三重県あるある音頭あつ

旅の途中でふと口ずさみたくなる、郷土の息づかいが聞こえる1曲です。
伊勢神宮、熊野古道、英虞湾の真珠、鈴鹿山脈の峰々まで、三重の情景が音頭調で次々と描かれ、地元の“あるある”にうなずきながら笑顔になります。
故郷を誇り、外へやさしく伝えたい思いが合いの手にもにじみ、29市町をめぐった映像制作の熱量も響きます。
2018年1月に公開され、2020年のアルバム『Song‑Letter~詩のたより~』に収録。
三重県観光プロモーションサイト『つづき…』に動画が掲載され、津市出身のあつさんらしい前向きなポップ感が光ります。
地元行事や観光イベントにうってつけ。
離れて暮らす人のホームソングとしても心強い本作です。
伊勢志摩ブルース鈴原志摩

どことなく青江三奈さんの声に似ていますね。
曲も伊勢志摩のイメージとはちょっと違う感じで、夜の酒場がテーマです。
ムード歌謡と演歌が混ざったような、ちょっと変わった曲調ですね。
「甘い言葉にだまされて」・・この世界ではよくあるお話の歌です。
くわなにさくはなMummy-D(RHYMESTER)

川辺の風と祭りばやしがふっと目の前へ広がる、この楽曲は、Mummy‑Dさんのしなやかな語りが七里の渡しや石取祭、焼きはまぐりまで韻に織り込み、案内人のまなざしと誇りを鮮やかに映し出す一編です。
温かなビートに揺れながら。
2019年8月に公開された作品で、三重県桑名市の観光施策と結びついたタイアップとして制作され、ソロでは2024年3月にアルバム『Bars of My Life』を発売していますが、本作は自治体の書き下ろしとして独立した位置づけです。
桑名へ出かける前の予習に、帰省の車中に、歴史散歩のお供にもぴったり。
地図を開き、耳に残った地名をたどってみるのもよいかもしれませんね。
桔梗が丘平井堅

歌詞の中にはどこにも三重県の地名は出てきませんが、PVの撮影場所は三重県名張市にある駅です。
平井堅さんは大阪府生まれですが、三重県育ちで自分の故郷を背景に作られており、平井堅さんのお母様も登場しています。
この歌は平井堅さんの母としての気持ちを歌っているようで、暖かさが心地いいです。
三重西小学校The Shiawase

ふるさとの匂いが胸にひろがる、三重の土と風景をまっすぐ描いた1曲です。
田んぼ道や濃い藍色の空、ランドセルの重みまでが浮かび、幼い記憶と初恋のときめきが今の鼓動と溶け合う。
メロディは温かく、サビで視界が開けるような高揚。
作詞作曲は仲井“B.B.”陸さん。
The Shiawaseが歌い、2019年12月のアルバム『こたつ』収録で、2020年3月には予定されていたビクターロック祭りに呼応する形でMVを公開。
JFL presents FOR THE NEXTやCROSS FMでもオンエア。
通学路の景色を思い出したい時、三重の空気を深呼吸したい人に寄り添います。
旅先で聴けば景色がいっそう鮮やかに感じられます。
少年の海山口百恵

海の匂いと若さのまぶしさが一体となって押し寄せる1曲。
漁に出る少年と海女のまなざしが、穏やかなカンタービレに乗って描かれます。
潮騒や風、波のきらめきを手ざわりのある言葉で編み、初々しい誓いとためらいが胸に残る。
この楽曲は、1975年5月に発売のアルバム『16才のテーマ』収録曲で、映画『潮騒』の主題歌。
舞台は三重県・鳥羽市神島。
本作は山口百恵さんの語りが物語性を深め、聴くほどに島の風景が浮かびます。
千家和也の詞と都倉俊一の旋律、穂口雄右の繊細なアレンジが、神島の暮らしと純愛を澄んだ筆致で結びます。
三重に根ざしたご当地ソングとして、旅情と郷愁を同時に呼び起こすのが魅力です。
海辺を旅する時や、故郷を思い出したい夜にぴったりですよね。
伊勢街道まつり唄山崎ていじ

歴史ある伊勢街道の景色が、太鼓を思わせるビートとはやしの呼び声に乗って立ち上がる。
四日市から津、松阪、伊勢へ巡る祭礼の熱に包まれ、旅人と町衆が誇りと“おかげ”の感謝を分かち合う情景を、山崎ていじさんの力感ある歌が描きます。
2022年3月、シングル『居酒屋「ての字」』のカップリングとして発売。
2022年11月の全曲集にも収録。
参拝や地域の催事の幕開けに本作は好適。
音域は跳躍があり、この楽曲ではキーを無理なく調整し、合いの手を明瞭に届けると会場が一体になります。


