三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング
故郷を思う心、ふるさとの情景を歌に込める、そんな風土が色濃く残る三重県。
歴史ある伊勢神宮や熊野古道、真珠で知られる英虞湾、そして雄大な鈴鹿山脈まで、豊かな自然と文化が育んだ三重の歌たち。
懐かしい童謡から心に響く民謡、現代のご当地ソングまで、さまざまな思いを音楽に乗せてお届けします。
皆さんは三重県にゆかりのある曲をご存知でしょうか?
その土地に根付いた歌には、思わず口ずさみたくなる魅力が詰まっているんです。
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三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング(1〜10)
上野市西岡たかし

旅人の目線で伊賀の町を見つめ、忍者ゆかりの家並みや小さな城、畑に立つ人の姿まで、やわらかなメロディにのせて丁寧に描く1曲です。
耳に残る余韻も魅力。
語りかけるような声と素朴なフォークの響きが、静かな暮らしへの敬意と、ふっと胸にともる郷愁を運んできます。
1975年8月のシングルで、B面に『花と空に』。
同年1月のアルバム『哀しい歌』、8月のアルバム『スープ』、11月のベスト盤『コレクション』と並ぶ時期の作。
映画やテレビとの連動はなく、本作の魅力は町の息づかいそのもの。
三重の空気を深呼吸したい時、ゆっくり歩きたい日におすすめです。
西岡たかしさんの語り口が、目の前に情景をひらきます。
志摩半島鳥羽一郎

潮の匂いと真珠いかだのきらめきが立ち上がる、地元密着の演歌。
海で育った鳥羽一郎さんの声が、和具や大島、前浜漁港、“潮かけ祭り”を具体的に描き、誇りと人情を力強く伝えます。
三重県鳥羽市出身で遠洋漁業の経験を持つ歌い手ならではの重みが響き、港の労働や祭礼の熱まで肌で感じさせます。
行事は来場者約1万人の年もあり、志摩ふれあい公園には歌碑も。
2001年8月のシングルで、作詞は里村龍一、作曲は美樹克彦、編曲は蔦将包。
2001年10月のアルバム『鳥羽一郎 全曲集』に収録され、後年はアルバム『この道』にも。
B面は『大王の疾風』。
2001年の第52回NHK紅白歌合戦で披露。
この楽曲は、海沿いのドライブや郷里を思う夜におすすめ。
本作のうねるリズムが記憶を呼び起こします。
やさしい風が吹く街で近藤久美子

三重県いなべ市のイメージソングとして制作された曲です。
観光名所などは特に歌われていませんが、いなべ市のPRは「四季を感じる癒しの街」となっていて、春の梅や桜、初夏の田園の風景、秋の紅葉と、豊な自然と共存している街のイメージが伝わってきます。
三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング(11〜20)
三重県民歌アンサンブルGG

1964年に三重県民歌が制定されました。
県章と詞は新庁舎を記念して、一般の応募から決められました。
結構コンセプトが難しくて、「鈴鹿山や伊勢の海原」などの県下の美しい場所を自然に歌い、合わせて観光や産業を躍進する詞が求められたそうです。
ただ、現在は三重県自体が、特に使用していないとのことで、県によって県民歌の地名度が随分と違うものだと思います。
風よ鈴鹿へ高原兄

芸能界を引退されたあの島田伸介さんの小説で、8時間耐久ロードレースを題材にした物語が、ドラマ化され、その時の主題歌です。
鈴鹿サーキットといえば、レーサーの戦場で常に危険と隣合わせ、ましてや8時間の耐久となれば、車のコンディションと自分の体力勝負です。
風に願いを込めて勝負しているレーサーの気持ちが伝わってきます。
伊勢の女北島三郎

北島三郎さんの曲では珍しく長いセリフが入っています。
威勢のいい演歌から、ガラリと変わったラブソングです。
三重県伊勢市の二見ケ浦の夫婦岩は、しめ縄もかかり、正面の砂浜にある鳥居からみる景色は絶景です。
鳥居の手前にある大きな岩はくじらの形に似ていて、海難防止と縁結びのご利益があるそうで、そんな気持ちが歌になっているかもしれません。
「ミジュマリズム」~三重県バージョン~

三重の海山里の景色を合図に、跳ねるビートと手拍子が誘うポップ。
言葉遊びの反復とかけ声設計が親しみを生み、この楽曲は旅の案内人の視点で名所へ誘う物語を描きます。
ふるさとへの誇りと、みんなで踊ってつながる喜びが軽やかなメロディに息づいています。
2023年7月に県の地域連携プロジェクトの一環として公式映像で公開。
原曲は2023年3月の先行公開作を土台にした地域版で、ミジュマルの観光施策と連動し、2025年のラッピング特急など現地企画とも響き合います。
本作は家族のドライブや行楽、学校やイベントのダンスにもぴったり。
三重への旅前の気分づくりにもおすすめです。
きっとワクワクが高まりますよね。


