三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング
故郷を思う心、ふるさとの情景を歌に込める、そんな風土が色濃く残る三重県。
歴史ある伊勢神宮や熊野古道、真珠で知られる英虞湾、そして雄大な鈴鹿山脈まで、豊かな自然と文化が育んだ三重の歌たち。
懐かしい童謡から心に響く民謡、現代のご当地ソングまで、さまざまな思いを音楽に乗せてお届けします。
皆さんは三重県にゆかりのある曲をご存知でしょうか?
その土地に根付いた歌には、思わず口ずさみたくなる魅力が詰まっているんです。
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三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング(11〜20)
やさしい風が吹く街で近藤久美子

三重県いなべ市のイメージソングとして制作された曲です。
観光名所などは特に歌われていませんが、いなべ市のPRは「四季を感じる癒しの街」となっていて、春の梅や桜、初夏の田園の風景、秋の紅葉と、豊な自然と共存している街のイメージが伝わってきます。
三重県民歌アンサンブルGG

1964年に三重県民歌が制定されました。
県章と詞は新庁舎を記念して、一般の応募から決められました。
結構コンセプトが難しくて、「鈴鹿山や伊勢の海原」などの県下の美しい場所を自然に歌い、合わせて観光や産業を躍進する詞が求められたそうです。
ただ、現在は三重県自体が、特に使用していないとのことで、県によって県民歌の地名度が随分と違うものだと思います。
風よ鈴鹿へ高原兄

芸能界を引退されたあの島田伸介さんの小説で、8時間耐久ロードレースを題材にした物語が、ドラマ化され、その時の主題歌です。
鈴鹿サーキットといえば、レーサーの戦場で常に危険と隣合わせ、ましてや8時間の耐久となれば、車のコンディションと自分の体力勝負です。
風に願いを込めて勝負しているレーサーの気持ちが伝わってきます。
伊勢の女北島三郎

北島三郎さんの曲では珍しく長いセリフが入っています。
威勢のいい演歌から、ガラリと変わったラブソングです。
三重県伊勢市の二見ケ浦の夫婦岩は、しめ縄もかかり、正面の砂浜にある鳥居からみる景色は絶景です。
鳥居の手前にある大きな岩はくじらの形に似ていて、海難防止と縁結びのご利益があるそうで、そんな気持ちが歌になっているかもしれません。
伊勢めぐり水森かおり

ほぼ、全国の県のご当地ソングを歌いこなす水森かおりさんですが、この曲も別れがテーマの中にしっかりと伊勢の観光地が入っています。
伊勢の夫婦岩も有名ですし、なんといっても真珠が特産品です。
あのレスリングの吉田沙保里さんも三重県出身で、オリンピック3連覇の時には真珠をおねだりしていました。
湯の山しぐれ八汐亜矢子

三重県でも温泉地として有名な湯の山温泉がテーマの忍ぶ恋唄です。
ここにもやはり真珠やロープウェイとご当地ソングらしく固有名詞は避けながらも、湯の山温泉でのロープウェイなら「御在所ロープウェイ」が浮かんできますね。
日本最大級の規模で、三重県唯一のスキー場です。
三重県にまつわる楽曲。愛され続ける三重のご当地ソング(21〜30)
希望の翼Trooper

夏の日差しと土の匂いが一気に立ち上がる、胸が高鳴る応援アンセムです。
TROOPERのしなやかなフロウと躍動的なビート、言葉数を絞ったサビが、伊勢の空へまっすぐ放たれる思いを描き、背中を押してくれます。
挑む怖さと仲間への信頼、故郷への誇りが交差し、最後は自分を信じ抜く力へと結実します。
2012年にシングルとして発売され、高校野球三重大会(三重テレビ放送)の主題歌に起用。
三重の球児を見守る地域の声まで響く仕立てが見事です。
試合前の気持ちを整えたいとき、通学路や通勤の一本目に、本作は確かな一歩を踏み出させてくれます。
熊野古道を抜ける風や英虞湾のきらめきまで想像させる描写が、土地への敬意をラップの芯に通しています。





