【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(11〜20)
ぼくらのふるさとNEW!今治市立別宮小学校6年生

今治市立別宮小学校6年生が、シンガーソングライターの田中慈人さんと制作した『ぼくらのふるさと』。
子どもたち自身が紡いだ今治の魅力が、優しく穏やかなメロディーに乗って胸に響く、心温まる地域創作ソングです。
歌詞には「ふわふわ柔らかいタオル」といった特産品が登場し、地元への深い愛着が伝わってきますよね。
卒業を控えた彼らの純粋で真っすぐな歌声は、聴く人の心に郷愁を呼び起こし、そっと包み込んでくれるようです。
STU48 愛媛ver.NEW!STU48

瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48による、愛媛愛にあふれたご当地ソングです。
デビューシングルに収録されたこの曲、歌詞を聴けばその魅力は一目瞭然。
松山城やしまなみ海道、坊っちゃん列車といった観光名所から、じゃこ天や今治タオルのような名産品まで、愛媛の「宝物」が次から次へと登場します。
「愛媛県といえば」の答えが、この一曲にギュッと集約されているかのよう。
彼女たちの爽やかな歌声とアップテンポなメロディが、訪れたことのある場所の思い出を鮮やかに蘇らせてくれるのではないでしょうか。
地元への愛がまっすぐに伝わる、心弾む一曲です。
O・MO・TE・NA・SHINEW!いばらき若旦那

茨城の観光プロモーションの一環として誕生したユニット、いばらき若旦那。
彼らのデビュー曲『O・MO・TE・NA・SHI』は、その名の通り「おもてなし」の心が詰まった歓迎ソングです。
どこか懐かしい昭和歌謡のメロディに乗せて歌われるのは、茨城を訪れる人々への温かい想い。
実際に宿泊施設で働く彼らが歌うからこそ、「あなたを待っていました」というメッセージに、本物のぬくもりと説得力が宿っていますよね。
聴いているだけで、旅人を迎える宿の玄関や、茨城の人々の優しい笑顔が思い浮かぶのではないでしょうか。
この曲を聴けば、きっと茨城の魅力に触れる旅に出たくなるはずです。
知床旅情加藤登紀子

北海道の知床半島を舞台に、雄大な自然と人々の営みを描いた珠玉の名曲です。
加藤登紀子さんの優しくも力強い歌声が、知床の風景を鮮やかに浮かび上がらせます。
アイヌ語の「ピリカ」を用いるなど、地域の文化への敬意も感じられますね。
1970年11月に発表され、翌年のオリコンチャートで7週連続1位を記録。
第22回NHK紅白歌合戦での初出場曲としても知られています。
旅先で聴けば、知床の魅力をより深く味わえそう。
心に染み入る歌詞と旋律に、きっと癒やされることでしょう。
ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

青い光に包まれた港町の夜景、そこに映し出されるはかない恋物語。
伝説の名曲は、1968年12月に発売されるとたちまち大ヒットを記録し、10日間で100万枚を突破する驚異的な売り上げを達成しました。
横浜の美しい夜景からインスピレーションを得た歌詞は、都市の情景と恋心を見事に重ね合わせています。
筒美京平さんが手がけた洗練された曲調は、その後の日本の歌謡曲に大きな影響を与えました。
夜のドライブのお供に、あるいは大切な人との思い出の1曲として、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか?