【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
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【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(61〜70)
高齢バンザイ!爺-POP from 高知家 ALL STARS

その斬新なメンバー構成とコミカルな歌声に、初めて聴いた瞬間、衝撃をおぼえた方も多いのではないでしょうか?
2016年にリリースされた、爺-POP from 高知家 ALL STARSのメジャーデビュー曲です。
県の高齢化率の高さを逆手に取り、「高齢バンザイ」と高らかに歌い上げる歌詞がなんとも痛快ですよね。
土佐弁の響きとともに、文旦やカツオといった高知の恵み、「朝5時半に目が覚める」といった日常がユーモラスにちりばめられています。
白い衣装で踊る姿は、まるで土佐の青い空と白い雲のよう。
聴くだけで高知の温かい人柄や風土が伝わってくる、最高の応援歌かもしれません。
よさこい演歌金田たつえ

「花街の母」で一世を風靡した金田たつえさんが、土佐の魂を熱く歌い上げるご当地ソングです。
2022年に発表された『よさこい演歌』は、祭りの躍動感と演歌ならではの情緒が溶け合った、まさに高知のための1曲。
歌詞に耳を澄ませば、太平洋を望みながら故郷への誇りを胸に抱く、一本気な男性の姿が目に浮かぶようです。
民謡で鍛え抜かれた金田たつえさんの深みのある歌声が、主人公の心意気と重なり、聴く者の魂を揺さぶりますよね。
よさこい祭りの熱気と高知の雄大な自然が凝縮された、何度でも聴きたくなる名曲ではないでしょうか?
土佐の男鏡五郎

ベテラン演歌歌手、鏡五郎さんが2009年に発表した『土佐の男』。
高知の情景が鮮やかに目に浮かぶ、ご当地演歌の真骨頂ともいえる作品です。
「月のヨサコイ桂浜」「赤い椿の花を抱き」といったフレーズが、南国・土佐の美しい風景へと誘ってくれますよね。
そして何より心を揺さぶるのが、「しぶき荒波 どんと来い」と歌い上げる、土佐の男の気骨あふれる心意気。
鏡五郎さんの張りのある歌声と独特の節回しが、その不屈の魂を見事に表現しています。
故郷への誇りを胸に、どんな困難も度胸で受けとめる。
聴いているだけで、土佐の雄大な自然と人々の情熱が心に吹き込んでくるような、そんな力強さにあふれた一曲です。
奈良ならいいよD.W.ニコルズ

春の陽だまりのように温かいサウンドが魅力の、D.W.ニコルズの『奈良ならいいよ』。
ミニアルバム『スマイル3』に収録され、ライブでも愛され続けている楽曲として記憶している方も少なくないはずです。
ボーカルのわたなべだいすけさんのやさしい歌声で、「とにかく奈良がいい」という真っ直ぐな愛情がユーモアたっぷりに歌い上げられています。
大仏さまや鹿たちが目に浮かぶような描写は、まるで大切な人と古都を散策しているかのよう。
穏やかで幸せな時間を過ごした経験のある方なら、きっと誰もが共感できるはずです。
やまとなでシカLe Siana

奈良初のご当地アイドルLe Sianaの代表作の一つとされる『やまとなでシカ』。
タイトルは古都の呼び名「大和」と、奈良のシンボルである「鹿」を掛け合わせたもので、まさに奈良愛にあふれた楽曲です。
和楽器を思わせる音色が彩るアップテンポなメロディは、どこかお祭りのような高揚感を感じさせます。
この底抜けに明るいサウンドを聴いていると、古都の街並みを元気に駆け抜けていくような、楽しい気分にさせてくれるのではないでしょうか。
長年にわたりファンに愛され、歌い継がれてきたこの名曲は、奈良を訪れたい方にとっても旅のお供にぴったりの1曲といえるでしょう。
熱海Kroi

気の置けない仲間との気ままな旅、そんなワンシーンを切り取ったかのような、Kroiの『熱海』。
ボサノヴァを思わせる軽やかなリズムに、涼しげなアコースティックギターの音色が重なり、心地よい抜け感を演出しています。
どこか懐かしさを感じるメロディーは、昭和レトロな温泉街の情景をほうふつとさせる本曲。
気だるさとおしゃれさが同居する独特のサウンドが、少し色あせたフィルムのようなノスタルジックな世界観と、絶妙にマッチしていますよね。
肩の力がすっと抜けるような空気感に、聴いているだけで穏やかな休日の気分にひたれるのを感じます。
君を呼ぶ日本平コロムビア・ローズ

静岡の美しい景勝地、日本平を歌ったご当地ソングといえばこの曲!
覆面歌手として一世をふうびした初代コロムビア・ローズさんが1961年に発表しました。
観光バスで働く主人公が、希望を胸に仕事に励み、訪れた人との出会いに淡い恋心を抱く姿を、明るく軽快なワルツに乗せて歌い上げます。
初代コロムビア・ローズさんの伸びやかで愛らしい歌声が、主人公のひたむきな心模様と絶妙にマッチしていますよね。
眼下に広がる茶畑や駿河湾のきらめきが目に浮かぶようで、旅への期待に胸がふくらむような高揚感に包まれる1曲です。