【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
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【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(31〜40)
奈良に大きな仏像レキシ

「壮大な大仏づくりも、みんなで力を合わせるプロジェクトなんだ」と、歴史をぐっと身近に感じさせてくれる、レキシのユニークな楽曲。
ごきげんなファンクサウンドに乗せて描かれるのは、古都・奈良のシンボル建立の舞台裏で繰り広げられる人間ドラマです!
納期にハラハラしたり、誰かがそっと気を利かせたり、そんなクスッと笑える様子は、現代のチームで働く私たちも思わず共感してしまうはず。
歴史的な偉業も、たくさんの人々の願いが詰まった結晶なのだと、じんわり胸に響きます。
遠い昔のできごとが、愛おしく思えてくる温かさに、心をつかまれる方も多いのではないでしょうか?
竜飛岬水森かおり

失恋した女性の切ない心情を、青森の荒涼とした自然風景に重ねて描いた水森かおりさんの名曲です。
1999年10月に発売されたシングルで、アルバム『水森かおり全曲集 ~竜飛岬~』にも収録されました。
津軽半島の最北端を舞台にした本作では、忘れられない人への思いを抱えながら一人旅をする主人公の哀しみが、胸にせまるように表現されています。
北国の旅情や演歌ならではの叙情的な物語にひたりたいときに、ぜひ聴いてみてください。
傷だらけの軽井沢ブレッド&バター

1969年9月にデビューシングルとして世に出た、避暑地リゾートでの恋を歌った初期の名曲です。
黒いレースのガウンをまとった女性との軽井沢でのひとときを描いた歌詞は、天国のような場所での甘い恋が、やがて枯葉のように傷ついていく切なさを美しく表現しています。
詩的な歌詞と洗練されたメロディが見事に融合し、フォークとポップスを結びつけた先駆的な楽曲として評価されている本作。
軽井沢の風景に思いをはせる方や、かつての恋を懐かしく振り返りたいときにピッタリの1曲ですね。
金木犀LUNKHEAD

愛媛県新居浜市出身のメンバーで結成されたLUNKHEADの楽曲『金木犀』。
ボーカルの小高芳太朗さんが自身の高校時代を重ねた、故郷への想いが詰まった一曲です。
歌詞には別子山や燧灘といった地元の風景が織り込まれ、甘く切ない金木犀の香りと共に、誰もが胸に秘めている青春の記憶を呼び覚ましますよね。
衣替えにはまだ早い学生服を自転車のカゴに投げ入れる情景は、まるで映画のワンシーンのよう。
故郷を想うすべての人の心を、そっと包み込んでくれるのではないでしょうか。
未来へ続くまち作詞・作曲:南こうせつ

四国中央市の誕生を記念して制定されたイメージソング『未来へ続くまち』。
作詞作曲は、フォーク界の巨匠である南こうせつさんです。
合併で一つになった街の人々が、手を取り合って未来へ歩む姿が目に浮かぶようですよね。
南こうせつさんならではの優しいギターの音色と温かい歌声が、新しい街の輝かしい未来を願うメッセージと見事に調和。
市の記念式典で合唱団と共に披露されるなど、地域に深く浸透しているのも魅力です。
「この街で良かった」と、市民の心を一つにしてくれる温かい力に満ちた1曲。
故郷の未来に想いを馳せたくなる、愛媛が誇るご当地ソングです。
【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(41〜50)
取手市民のうた~新しい明日~作詞・作曲:谷本貴義

アニメ『ドラゴンボール改』の主題歌などで知られるシンガーソングライター、谷本貴義さんが手がけた取手市の新しい市民歌です。
この曲は、市制50周年を記念して、市民とともに作り上げた未来への応援歌。
歌詞には、市の鳥であるフクロウやカワセミといった自然の象徴だけでなく、公募で集まった市民の言葉がちりばめられています。
谷本さんらしいロックで明るいメロディーを聴いていると、希望に満ちた「新しい明日」が目に浮かぶようですね。
取手市民の方はもちろん、故郷を愛するすべての人々の心を温かくしてくれる1曲ではないでしょうか。
涙の印籠勝手に観光協会

みうらじゅんさんと安齋肇さんによるユニット「勝手に観光協会」が手がけた、茨城県のご当地ソングです。
この曲の魅力は、主人公の切ない恋心を、なんと水戸黄門の「印籠」に例えるというユニークな発想にありますよね。
「愛するために嘘がいる」というやるせない気持ちが、「涙の印籠」という言葉に凝縮されているのが印象的です。
歌詞には「筑波山のガマの脂汗」や「水戸納豆の糸」といった茨城の名物が多数登場し、主人公の複雑な心境をコミカルに描き出しているのも注目すべきポイント。
哀愁とユーモアが絶妙に溶け合った、茨城愛あふれる1曲です。





