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【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング

日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。

しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。

もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。

そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。

訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。

【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(31〜40)

若草山スターマインBURNOUT SYNDROMES

「青春文學ロック」を掲げるBURNOUT SYNDROMESが手掛けた、奈良の情景が鮮やかに目に浮かぶ楽曲です。

ボーカル熊谷和海さんが描く文学的な世界観が、若草山の壮大な風景と見事にマッチしていますよね。

イントロから鳴り響く祭り囃子のようなビートと、胸に突き刺さるようなロックサウンドは、まるで山焼きと花火が競演するお祭りそのもの!

家族の温かい絆や生命の輝きといったテーマも織り込まれており、その情景に心を揺さぶられる方も多いのではないでしょうか。

古都の夜空をダイナミックに彩るこの曲を聴けば、奈良への旅情がかき立てられます。

大洗町の唄BxAxG

地元密着型のミクスチャーロックバンド、BxAxGが手がけた大洗町の公式イメージソングです。

ボーカルのNAOIさん自身が漁師として大洗で暮らしており、そのリアルな視点が楽曲の大きな魅力になっていますよね。

「大洗という町で生まれ育ち感じた」という一節には、単なる風景描写を超えた、深い愛情と誇りが込められています。

町の人々の温かい人情が目に浮かぶような歌詞は、まさに大洗の日常そのもの。

エネルギッシュなサウンドに乗せて届けられる真っ直ぐな想いは、聴く人の心を温かく包み込んでくれる、町への愛が詰まったご当地ソングの代表といえるでしょう。

僕らの背中と太陽とLUNKHEAD

愛媛県新居浜市出身のロックバンドLUNKHEADが贈る、故郷への甘酸っぱい想いが詰まった名曲『僕らの背中と太陽と』。

作詞作曲を手がけたボーカルの小高芳太朗さんの実体験が元になっており、歌詞には「新居浜市民文化センター」という具体的な地名も登場します。

誰もいない屋上で仲間と将来を語り合った夜、未来への不安と希望を抱きながら見た太陽。

そんな青春のきらめく1ページが目に浮かぶようですね。

ノスタルジックなギターの音色に乗せて歌われる「もう一度夢を見よう」という真っ直ぐなメッセージは、地元を離れて頑張る人々の背中をそっと押してくれるのではないでしょうか。

故郷への愛と感謝を思い出させてくれる、温かい応援歌です。

金木犀LUNKHEAD

愛媛県新居浜市出身のメンバーで結成されたLUNKHEADの楽曲『金木犀』。

ボーカルの小高芳太朗さんが自身の高校時代を重ねた、故郷への想いが詰まった一曲です。

歌詞には別子山や燧灘といった地元の風景が織り込まれ、甘く切ない金木犀の香りと共に、誰もが胸に秘めている青春の記憶を呼び覚ましますよね。

衣替えにはまだ早い学生服を自転車のカゴに投げ入れる情景は、まるで映画のワンシーンのよう。

故郷を想うすべての人の心を、そっと包み込んでくれるのではないでしょうか。

STU48 愛媛ver.STU48

瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48による、愛媛愛にあふれたご当地ソングです。

デビューシングルに収録されたこの曲、歌詞を聴けばその魅力は一目瞭然。

松山城やしまなみ海道、坊っちゃん列車といった観光名所から、じゃこ天や今治タオルのような名産品まで、愛媛の「宝物」が次から次へと登場します。

「愛媛県といえば」の答えが、この一曲にギュッと集約されているかのよう。

彼女たちの爽やかな歌声とアップテンポなメロディが、訪れたことのある場所の思い出を鮮やかに蘇らせてくれるのではないでしょうか。

地元への愛がまっすぐに伝わる、心弾む一曲です。

【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(41〜50)

O・MO・TE・NA・SHIいばらき若旦那

いばらき若旦那「O・MO・TE・NA・SHI」MV【茨城アフターデスティネーションキャンペーン応援隊】
O・MO・TE・NA・SHIいばらき若旦那

茨城の観光プロモーションの一環として誕生したユニット、いばらき若旦那。

彼らのデビュー曲『O・MO・TE・NA・SHI』は、その名の通り「おもてなし」の心が詰まった歓迎ソングです。

どこか懐かしい昭和歌謡のメロディに乗せて歌われるのは、茨城を訪れる人々への温かい想い。

実際に宿泊施設で働く彼らが歌うからこそ、「あなたを待っていました」というメッセージに、本物のぬくもりと説得力が宿っていますよね。

聴いているだけで、旅人を迎える宿の玄関や、茨城の人々の優しい笑顔が思い浮かぶのではないでしょうか。

この曲を聴けば、きっと茨城の魅力に触れる旅に出たくなるはずです。

筑波の鴉三波春夫

三波春夫「筑波の鴉(茨城県)」【アルバム「日本全国歌めぐり」故郷愛唱歌編より】
筑波の鴉三波春夫

国民的歌手として知られる三波春夫さんによる、茨城を舞台にしたご当地ソングです。

浪曲師ならではの情感あふれる「歌謡浪曲」が、筑波の風景とそこに宿る人情を鮮やかに描き出していますよね。

歌詞に登場する「阿呆鴉」という言葉は、故郷を離れ旅をする主人公の、やるせない心情や望郷の念を象徴しているのではないでしょうか。

三波さんの力強くも温かい歌声に耳を傾けていると、利根の河原に沈む夕日や諸川宿の情景が目に浮かぶようです。

茨城の風土と、故郷を想う切ない心が詰まった、心に深く染み渡る1曲です。