【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
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【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(21〜30)
このまちが好きさムッチー

伊勢の海風や鈴鹿の山並みを思わせる、やわらかな旋律が胸に広がります。
この楽曲は、出会いと助け合いを軸に、暮らしへの誇りと未来への希望をまっすぐに紡ぐ市民の歌です。
合併を経た街の心を一つに束ねる、素朴であたたかな言葉運びも魅力です。
2009年2月に津市の市民歌として制定。
オリジナルの男性ボーカル版、女性ボーカルのアレンジ版、合唱や吹奏楽など多彩に展開し、2009年5月には三重県総合文化会館でのコンサートで合唱・吹奏楽版が生録音。
市内の防災行政無線や学校チャイム、市役所やアスト津の時報、電話保留音にも用いられています。
通学・通勤の朝、家族でのドライブ、祭りの行き帰りに。
本作は、ふと立ち止まり、三重に根づく日常の温度を確かめたい人にそっと寄り添います。
ヤイテ、ヤイテ、サガ勝手に観光協会

ギタレレとオカリナの軽快な音色と、思わずクスッと笑ってしまう歌詞で佐賀県の魅力が描かれる愛すべき1曲です。
みうらじゅんさんと安齋肇さんによるユニット、勝手に観光協会が手掛けた本作では、呼子のイカや有田焼、吉野ヶ里遺跡といった名所名物が次々と登場します。
聴いているだけで佐賀を旅しているような気分になれるユニークな歌詞が魅力的ですよね。
この楽曲は、全国を旅してご当地ソングを作る企画の一環で、2008年2月発売のアルバム『勝手に観光協会Vol.3 ご当地ソングCD完結編』に収録されています。
旅先の旅館で録音するという制作スタイルが、楽曲の持つ温かくもゆるい雰囲気を生み出しているのでしょう。
佐賀にゆかりのある方はもちろん、ドライブ中に楽しい気分になりたい方にもオススメです。
ぜひこのユーモアあふれる世界観に触れてみてくださいね!
【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(31〜40)
潜ってエスパーニャ勝手に観光協会

潮の匂いとユーモアが弾ける、ご当地ポップの快作です。
海女の息遣い、夫婦岩の朝、伊勢うどんや松阪牛までを小気味よくつなぎ、笑いの背後にふるさとへの敬愛をにじませます。
この楽曲は観光案内の体裁を借りたミュージカル仕立てで、聴けば三重の景が立ちのぼるはず。
2008年2月に発売された作品で、アルバム『勝手に観光協会 Vol.2』(2004年)に収録後、アルバム『勝手に御当地ソング47+1 日本全国旅館録音』にも収められました。
作曲はみうらじゅんさん、制作は勝手に観光協会。
タイアップはありません。
本作は伊勢志摩への旅の前後や、郷土の歌で気分を上げたい時にぴったり。
ローカル文化を軽やかに楽しみたい人、コミカルなご当地ソングで気持ちを明るくしたい人におすすめです。
志摩半島鳥羽一郎

潮の匂いと真珠いかだのきらめきが立ち上がる、地元密着の演歌。
海で育った鳥羽一郎さんの声が、和具や大島、前浜漁港、“潮かけ祭り”を具体的に描き、誇りと人情を力強く伝えます。
三重県鳥羽市出身で遠洋漁業の経験を持つ歌い手ならではの重みが響き、港の労働や祭礼の熱まで肌で感じさせます。
行事は来場者約1万人の年もあり、志摩ふれあい公園には歌碑も。
2001年8月のシングルで、作詞は里村龍一、作曲は美樹克彦、編曲は蔦将包。
2001年10月のアルバム『鳥羽一郎 全曲集』に収録され、後年はアルバム『この道』にも。
B面は『大王の疾風』。
2001年の第52回NHK紅白歌合戦で披露。
この楽曲は、海沿いのドライブや郷里を思う夜におすすめ。
本作のうねるリズムが記憶を呼び起こします。
備前だより野中さおり

岡山県備前市の魅力がたっぷり詰まった、心温まる楽曲です。
2024年10月にリリースされた作品で、備前市の合併20周年を記念して制作された市歌。
作詞作曲は岡山県出身の水木れいじさんと岡千秋さんが手がけています。
「瀬戸内海の青」「備前焼の赤」「自然の緑」といった備前市のシンボルカラーを取り入れた歌詞が印象的です。
野中さおりさんの伸びやかな歌声が、美しい自然や市の持つ歴史を鮮やかに描き出しています。
聴けば聴くほど、備前市への愛着が深まりそうですね。
能登はいらんかいね坂本冬美

1987年にデビュー以来、独自の感性で日本の音楽シーンに多大な影響を与えてきた坂本冬美さん。
代表作『能登はいらんかいね』は、1990年5月9日にリリースされた7枚目のシングルで、能登半島の情景をたたえる歌詞が魅力です。
この曲は、リリース当時から高い評価を受け、第41回NHK紅白歌合戦でも披露されました。
坂本さんの歌声と歌詞からは、能登半島への深い愛と尊敬が感じられ、聴く人々に強い郷愁を呼び覚ますでしょう。
能登半島を訪れたことがある人も、そうでない人も、この曲を通してその美しい自然と人々の生活を想像してみてはいかがでしょうか。
みちのくひとり旅山本譲二

『みちのくひとり旅』は1980年にリリースされた楽曲で、本作のヒットによって山本譲二さんの名が広まることとなりました。
この曲が描くのは、切ない別れと再会を信じる強い愛情の物語です。
歌詞に込められた男性の孤独と切ない願いは、聴く人の心を深く打つことでしょう。
別れを経験した人、あるいは深い愛情について考えたい人にとって、この曲は特別な意味を持つはずです。
山本譲二さんの温かみのある声と、情感豊かなメロディが、これまでにない感動を与えてくれます。