【埼玉の歌】ユーモアあふれる名曲多数!さいたま愛が詰まったご当地ソング
埼玉県には、魅力あふれる名曲がたくさんあるのをご存知ですか?
ご当地ソングから全国的に人気の楽曲まで、埼玉を題材にした歌は実に多彩。
街並みや文化、人々の暮らしだけではなく、県の魅力度ランキング下位の常連であることから「自虐ネタ」を交えた思わず笑ってしまうような作品が多いのも、埼玉の歌の特徴といえるかもしれませんね。
今回は、そんな埼玉にまつわる楽曲をご紹介します。
音楽を通して、埼玉の風土や人々の温かさ、そして「ちょっと地味なところも好き」といった埼玉県民の地元愛を感じてみてはいかがでしょうか?
【埼玉の歌】ユーモアあふれる名曲多数!さいたま愛が詰まったご当地ソング(1〜10)
灼熱の恋の物語~KUMAGAYA Fall in loveチェウニ&ジョニ男

日本一暑い街、熊谷を舞台に、燃え上がる大人の恋を描いたコミカルなデュエットソングです。
実力派歌手チェウニさんと、芸人の岩井ジョニ男さんによる情熱的かつユーモラスな掛け合いがたまらないですよね。
この楽曲は2018年8月に発売されたシングルで、熊谷の活性化イベントともタイアップしました。
男女の熱いかけ引きを歌い上げる遊び心に、思わず笑顔になってしまうはず。
本作を聴くと、埼玉ならではのユーモアと、「暑ささえも魅力に変える」というパワフルな地元愛が伝わってきます。
やるねさいたま勝手に観光協会

独特のユーモアで地域をPRする、みうらじゅんさんと安齋肇さんのユニット「勝手に観光協会」による埼玉ソングです。
長瀞や武甲山といった名所からゼリーフライなどの名物まで、埼玉ならではのキーワードが次々と登場し、その魅力をリズミカルに歌い上げています。
本作は2008年2月に発売のアルバム『勝手に御当地ソング47+1 日本全国旅館録音』に収録されたのが最初で、現地の旅館で録音されました。
テレビ埼玉の番組と連動して制作された背景もあり、聴けば埼玉のユニークな魅力が伝わってくる、遊び心にあふれた1曲です。
心東京事変

卓越した演奏力で知られる東京事変の、静ひつで内省的な世界観が印象的な作品です。
大人になっても自分の心のありかが分からない、という誰もが抱えうる戸惑いが、椎名林檎さんの文学的な歌詞と緻密なバンドサウンドによって描かれています。
歌詞に登場する埼玉県の秋ヶ瀬公園の情景が目に浮かび、楽曲の持つ繊細な雰囲気を一層深めていますよね。
本作は、2004年10月に発売されたシングル『遭難』に収められた楽曲。
もの思いにふける夕暮れどきや、ひとり静かに自分と向き合いたい夜に、その世界観に深く浸ってみてはいかがでしょうか。
We are Diamonds浦和レッズオフィシャルソング

埼玉が誇るサッカークラブ、浦和レッズのオフィシャルソングです。
応援歌としては珍しい壮大なバラード調のメロディが、勝利の喜びだけでなく、苦しいときもともに乗り越えるサポーターと選手の揺るぎない絆を表現しているように感じられます。
本作は1992年12月にシングルとして発売され、その後アルバム『KEEP ON RISING』などにも収録されています。
当初はすぐには広まらなかったものの、サポーター自身が歌い始めたことで、スタジアムを揺るがすアンセムとして定着しました。
目標に向かって仲間と心を一つにしたいとき、きっとこの歌が熱い力を与えてくれるはずです。
さいたまパヤパヤIOSYS

北海道札幌市を拠点に活動する同人音楽チームIOSYSによる、強烈なインパクトを放つ埼玉ソングです。
本作は、疾走感のあるエレクトロポップにのせて、ひたすら地名を連呼するストレートさが魅力。
コミカルで中毒性の高いフレーズが、埼玉というテーマと絶妙にマッチしていますよね。
この楽曲は、2003年8月当時に公開されたアルバム『Saitama CD』に収録されたナンバーです。
埼玉県民の方が聴けば、地元への愛がより深まるのではないでしょうか。
旅立ちの日に作詞:小嶋登/作曲:坂本浩美

全国の小中学校で歌われている合唱曲の定番『旅立ちの日に』。
卒業ソングとしても高い人気を誇る本作は、埼玉県秩父市の中学校の教員によって制作されました。
当時、荒れていた学校を「歌声の響く学校」にすることを目指した小嶋登校長は、合唱の機会を増やし、音楽科教諭の坂本浩美さんと努力を重ねた結果、学校の雰囲気を明るくすることに成功。
その集大成として「卒業生に世界に一つだけの贈り物をしたい」と考えた結果、この曲が生まれたのだそうです。
エピソードを知ってから聴くと、より深く心に響きますね。
心が帰る場所奥華子

シンガーソングライターの奥華子さんが、埼玉県草加市制60周年記念アニメの主題歌として手がけた1曲です。
奥華子さん自身が草加の街を歩いて感じた、歴史ある松並木や四季折々の風景が歌詞に織り込まれています。
本作は、2018年11月に初披露されたアニメ『きみの待つ未来(ばしょ)へ』のために書き下ろされ、アルバム『KASUMISOU』初回限定盤に収録されました。
草加市にゆかりのある方はもちろん、故郷を離れて頑張る人の心にそっと寄り添い、「いつでも帰る場所があるよ」と伝えてくれるような温かさに満ちています。