佐賀を歌った名曲。佐賀県にまつわる曲の数々
日本地図の上側、温かな佐賀の大地。
そこには歴史と伝統、暮らしを歌い上げた数々の名曲が息づいています。
故郷・佐賀の美しい風景を心に描きながら作られた郷土愛あふれる歌から、現代のアーティストが新しい視点で紡ぎ出した楽曲、佐賀県の替え歌などさまざまあります。
この記事では、佐賀をテーマにした珠玉の楽曲や佐賀県にまつわる楽曲を情景とともにご紹介します。
あなたの心に響く1曲に出会えるかもしれませんよ!
佐賀を歌った名曲。佐賀県にまつわる曲の数々(1〜10)
佐賀の先っぽ基山どぶろっく

故郷への深い愛情とどぶろっくらしいユーモアが見事に融合した、心温まるロックチューンです。
佐賀県の端っこで福岡県に食い込んでいる、という故郷の町の特徴を、親しみやすいダジャレを交えつつ愛情たっぷりに歌い上げています。
ただ面白いだけじゃない、温かなまなざしが伝わってきますよね!
本作は、2018年7月に基山町の町制80周年を記念して制作された、どぶろっくのふるさと大使就任に花を添える1曲。
町のPRにも活用されている特別な作品なんです。
エネルギッシュなサウンドなので、ドライブのお供にすれば気分が上がること間違いなし!
自分の故郷を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。
宝探しくるり

街の風景や人々の暮らしの中に輝く小さな幸せを見つけ出す、温かな視点で描かれた1曲です。
くるりのメンバーが実際に佐賀県江北町を訪れ、その豊かな自然や文化に触れた感動が、まるで宝物を見つけたときのような喜びに満ちたメロディに昇華されているのです。
2022年8月に公開された本作は、江北町の町制施行70周年を記念したテーマソングとして制作されました。
町の玄関口である江北駅の駅メロディにも採用され、地域の人々の日常に優しく溶け込んでいます。
忙しない毎日に少し疲れたとき、くるりが紡ぐ穏やかな音色に耳を澄ませて、あなたのすぐそばにある「宝物」を探してみるのもすてきですよ。
FIND YOUベリーグッドマン

佐賀の高校生たち、実に2万人以上から集めた青春エピソードを基に作られた、希望あふれる応援歌です。
故郷の豊かな自然を背景に、自分だけの夢や未来を探し出すことの素晴らしさが歌われています。
ベリーグッドマンが奏でる、心が弾むパレードのような明るいサウンドは、聴く人の背中をそっと押してくれますよ。
この楽曲は2025年2月リリースのアルバム『サンキュー』に収録。
KBC九州朝日放送「高校生のじかん」とのタイアップで、MVには20校190人を超える高校生が出演しているんです。
新しい挑戦を前にしている方や、少しだけ勇気が欲しいとき、本作を聴けばきっと前向きな気持ちになれるはず。
自分の故郷を思い浮かべながら聴いてみるのもすてきですね。
Batons~キミの夢が叶う時~鷲尾伶菜

佐賀にゆかりあるアーティストたちが制作した、SAGA2024(国スポ・全障スポ)の公式イメージソングです。
挑戦する人と、その挑戦を支える人、どちらもが主役だという優しさに満ちたメッセージが込められています。
流した涙も周りからの愛も、全てが未来へ羽ばたく力になるという物語に、勇気をもらえた方も多いのではないでしょうか?
この楽曲は2023年1月に完成が告知され、大会後も県のスポーツ振興を象徴する歌として歌い継がれています。
目標に向かう人はもちろん、その姿をそばで見守る全ての人に聴いてほしい本作。
ダンスや合唱でも親しまれており、みんなで心を一つにしたい瞬間にぴったりの名曲と言えるでしょう。
佐賀県民の歌

佐賀の雄大な自然と、そこに生きる人々の誇りを荘厳な調べで描いた、團伊玖磨さん作曲による1曲。
玄界灘や有明海の恵み、天山にこだまする山の緑、そして未来を切り開く若者たちの姿を歌い上げた歌詞に、心を揺さぶられた方も多いのではないでしょうか?
故郷への深い愛情と、佐賀に生まれた喜びが真っすぐに伝わってくるようです。
本作は、1974年2月に佐賀県政90周年と国体開催を記念して制定された公式な歌です。
そのため商業的なリリースはなく、主に県の式典などで歌い継がれてきました。
佐賀にゆかりのある方が聴けば、故郷の美しい風景が鮮やかに心に浮かぶことでしょう。
地域の皆で心を合わせ、この感動的な1曲を歌い上げるのもすてきですね。
歩こう。佐賀県。DOTAMA

MCバトルでの鋭い言葉選びで知られるDOTAMAさんの作品の中でも、佐賀県の魅力を軽やかに描いた本作は温かさに満ちています。
車では見過ごしてしまう街の風景も、歩くことで新しい発見につながるというメッセージを込めた歌詞は、佐賀への深い愛情を感じさせます。
歴史上の偉人や文化施設、路地裏の風景までがポップなビートに乗って生きいきと描かれる世界観は、聴く人の心に旅の楽しさを呼び起こすようです。
この楽曲は2022年11月に「歩こう。
佐賀県。」プロジェクトのタイアップとして制作されたもので、YouTubeでの再生回数が10万回を突破するなど注目を集めました。
佐賀を旅する方はもちろん、いつもの散歩道を新鮮な気持ちで楽しみたい方にぴったりの1曲ではないでしょうか。
佐賀県~その後のSAGA~はなわ

2003年の大ヒット曲から15年の時を経て、故郷への思いを新たにつづった、はなわさんの続編曲です。
かつての自虐的な笑いは円熟した愛情深いユーモアへと昇華され、現在の佐賀への温かいまなざしが描かれています。
クスッと笑える歌詞と心地よいベースラインが相まって、聴く人の心をじんわりと温める本作。
2018年10月発売のアルバム『カラアゲ』に収録された1曲で、地元を離れて暮らす方が聴けば、きっと懐かしい景色や思い出が心に浮かぶはず。
ぜひご自身の故郷に思いをはせながら聴いてみてくださいね。