長崎を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
九州の西の端に位置し、都道府県の中で1番島の数が多い県、長崎県。
日本史の授業なんかでよく登場するイメージがある方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
ここを玄関口にたくさんの西洋文化が日本中へと広まった、歴史ある地域です。
今回この記事ではそんな長崎県を題材にした邦楽曲をまとめてみました。
並べてみると「多種多様」と表現するのがぴったりな、さまざまな音楽ジャンル、楽曲が出そろったのではと感じます。
長崎の魅力を再発見するお手伝い、ぜひさせていただければ!
長崎を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜5)
長崎の夜はむらさき瀬川瑛子

1970年にリリースされた、瀬川瑛子さんの7枚目のシングルです。
長崎を舞台としたこの楽曲は、彼女にとってデビュー以来初めてのヒットを記録した、代表曲です。
忘れられない思い人のことを歌っています。
瞳を閉じて松任谷由実

五島列島を構成する島の一つ、奈留島の高校生がラジオ番組に投書したことがきっかけで生まれた楽曲。
島から出て遠くへ行った友人を思う歌です。
長崎県立奈留高等学校の愛唱歌となり、島民が島を離れる船の出港の際にも流されるなど、島全体の愛されています。
雨のオランダ坂渡辺はま子

戦地であった中国への慰問をおこない、中国大陸を題材にした曲を多くヒットさせた渡辺はま子さん。
彼女のヒット曲の一つが、長崎のオランダ坂を題材にした『雨のオランダ坂』です。
1947年の松竹映画『地獄の顔』の主題歌に起用されました。
出島物語shake

NHKの番組『おーい、ニッポン~とことん、長崎』から生まれた長崎ソングです。
手がけたのは、秋元康さんと後藤次利さんのゴールデンコンビで、オーディションで選ばれたガールズデュオ、shakeが歌っています。
DEJIMAらぷそでぃMilkShake

長崎市を拠点に活動するローカルアイドルであるMilkShakeが2017年にリリースした4枚目のシングルです。
出島をテーマにした楽曲で、舞台は鎖国時代の長崎。
金髪のオランダさん(海外の人を当時こう呼んでいました)憧れる町娘の恋心を歌った、一風変わったご当地ソングです。