【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選
広島を歌った名曲の数々。
カープ愛にあふれた球団歌から、平和への祈りを込めた楽曲まで、広島をテーマとする作品には、県民のみならず多くの人々の魂を揺さぶる魅力があります。
方言の温かみや故郷への深い愛情、そして未来への希望、それらが美しいメロディとなり、世代をこえて歌い継がれているのです。
今回は、広島の誇りと絆を感じる楽曲を紹介します。
各曲に込められた思いに、きっとあなたの心も共鳴するはずです。
【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(1〜10)
折り鶴作詞作曲:梅原司平

平和への祈りを折り鶴に託した梅原司平さんの名曲。
1983年に広島、長崎の原爆をテーマに制作された反戦歌は、シンプルながらも力強いメッセージが響き、平和運動や反核運動の現場で歌い継がれています。
2009年にはタンポポ児童合唱団によってコンピレーション・アルバム『手紙・まあるいいのち〜卒業&合唱ソングコレクション〜』でカバーされ、世代をこえて愛されています。
広島の地に思いをはせ、平和の大切さを見つめ直したいとき、静かに心に寄り添う曲として、多くの人々の魂を揺さぶる1曲です。
それ行けカープ 〜若き鯉たち〜塩見大治郎

広島のみならず、全国に熱狂的なファンを有する広島東洋カープの球団歌です。
印象的なイントロのメロディは、当時の主力選手だった山本浩二さんの出身校である法政大学の応援歌の最後のフレーズをモチーフにしているそう。
ぜひこれからも広島県民の心の応援歌であり続けてほしいですね。
もしも・ひろしまにダークダックス

ダークダックスは1951年にデビューした男性ボーカルグループです。
テレビ新広島のイメージソングとして使用されているこの楽曲に、早朝放送が始まるとともに流れてくる曲として懐かしさをおぼえる人もいるのではないでしょうか。
OKOoochie Koochie

70年代のディスコサウンドと現代的なアレンジが絶妙に融合した楽曲で、広島東洋カープの公式応援歌としても知られる1曲。
奥田民生さんと吉川晃司さんという広島出身の音楽界重鎮が、還暦を迎える2025年に故郷への思いを込めて立ち上げたユニットの代表作です。
困難な状況でも「大丈夫」と前向きに進む勇気をくれる歌詞が多くの共感を呼び、エネルギッシュなメロディは聴く人を自然と踊らせます。
本作は2025年4月に発売され、同年のプロ野球開幕戦セレモニーで初披露された際にはマツダスタジアムを沸かせました。
試合前の緊張をほぐしたい野球ファンや、困難な時期に励ましが欲しい人に特にオススメの楽曲です。
明日のハーモニーHIPPY

郷土への熱い思いを豊かなハーモニーにのせた珠玉の1曲。
HIPPYさんの温かみのある歌声が、故郷の風景をほうふつとさせます。
東広島市の市制施行50周年を記念して制作された本作は、地域の人々との深い絆を感じさせる優しさに満ちています。
2024年に記念ソングとして誕生し、多くの市民がエキストラとして参加したミュージックビデオも話題に。
地域イベントやフェスティバルでも広く親しまれています。
故郷を思う気持ちや絆の大切さを感じたい方、心温まる応援歌を求めている方にオススメです。
アビが鳴くポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの『アビが鳴く』は、平和を願う心意気が込められた反戦歌。
穏やかな曲調にのせて、戦争の恐ろしさや悲しみ、過ちを二度と繰り返さない決意を伝えています。
かつての因島市の風景を模し、強く平和を望むメッセージが伝わってくる一方、この曲の持つ力強い反戦メッセージは広島出身であるポルノグラフィティだからこそのリリック。
「G7広島サミット2023」の応援ソングとしても起用された1曲。
ぜひ、楽曲に込められた平和への願いを感じてみてください。
君くれハート【公式】広島県呉市オリジナルソング

故郷への深い愛情と誇りが感じられる広島県呉市の地域愛にあふれた公式ソング。
呉市のPRキャラクター「呉氏(くれし)」の念願から2019年1月に実現したこの曲は、ピュアで懐かしさを感じさせるメロディが特徴です。
安室奈美恵の「Hero」や広島出身アーティストTEEなどを手掛けた今井了介さんによるプロデュースで、呉市の魅力を音楽で表現することに成功しています。
地域のシティプロモーション活動の一環として、ダンスレッスン動画や各種楽器用の楽譜も公開され、市民参加型の取り組みとしても注目を集める本作は、郷土愛を音楽で表現したい方や、広島の文化に触れたい方にオススメの1曲です。





