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【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選

広島を歌った名曲の数々。

カープ愛にあふれた球団歌から、平和への祈りを込めた楽曲まで、広島をテーマとする作品には、県民のみならず多くの人々の魂を揺さぶる魅力があります。

方言の温かみや故郷への深い愛情、そして未来への希望、それらが美しいメロディとなり、世代をこえて歌い継がれているのです。

今回は、広島の誇りと絆を感じる楽曲を紹介します。

各曲に込められた思いに、きっとあなたの心も共鳴するはずです。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(11〜20)

ChallengerPerfume

Perfume – “Challenger” (Official Music Video)
ChallengerPerfume

広島出身の3人組テクノポップユニットPerfumeが挑戦者としての誇りを歌い上げる楽曲です。

プロデューサー中田ヤスタカ氏との運命的な出会いとなった楽曲を再構築した特別な作品で、彼女たちの原点と現在をつなぐ意味合いを持っています。

2019年9月に発売されたベストアルバム『Perfume The Best “P Cubed”』に収録され、結成20周年、メジャーデビュー15周年という節目を飾った本作は、女子サッカーチーム「サンフレッチェ広島レジーナ」の応援ソングに起用されました。

ミュージックビデオは、世界中から1,000以上の応募があった企画コンテストで、11歳の小学生が考案したプランが採用されるという感動的なエピソードも。

故郷広島への思いを胸に、新たな挑戦を続ける人々の背中を押してくれる1曲です。

空港日誌中島みゆき

旅立ちと別離が交錯する空港を舞台に、人々の感情のドラマを繊細に描いた中島みゆきさんの心に残る楽曲。

1988年10月にシングル『涙 -Made in tears-』のカップリング曲として収録された作品です。

故郷への思いや離れていても心でつながる絆の温かさが、広島県民の郷土愛に共鳴する一面を持っています。

故郷を離れ広島を懐かしむ人や、大切な人との別れを経験している方の心に、静かに寄り添ってくれる楽曲です。

ひろしま牡蠣のうた作詞:加藤ひさつぐ/作曲:月山翔雲

広島の名産品「牡蠣」へのオマージュソング。

故郷の海で育まれる牡蠣の魅力や、広島の人々の誇りが軽快なメロディにのせて表現されています。

2022年1月に公開された本作は、広島県内の観光キャンペーンや牡蠣祭りといった地元イベントで活用され、地域のPRソングとして広く愛されています。

地元テレビ番組やラジオでも取り上げられ、広島県民の間で定着しつつあるのだそう。

故郷を離れて暮らす広島県出身の方や、広島の食文化に興味をお持ちの方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

ひろしま平和の歌作詞:重園贇雄/作曲:山本秀

広島の原爆被害を後世に伝え、世界平和を願う思いが込められた珠玉の合唱曲。

1947年8月6日の第1回「平和祭」で初めて披露されたこの作品は、平和への祈りを力強く表現しています。

広島市の平和記念式典で毎年歌われ続けており、2018年には広島出身の指揮者・大植英次さんの指揮により、広島心音オーケストラと広島県合唱連盟の協力でCDも制作されました。

また2023年には「ひろしま国際平和文化祭」の一環として英語版の動画も公開。

平和への願いを胸に抱くすべての人に、そして広島の魂に触れたいと思う方々に心から響く1曲です。

おいでよ!キタひろ北広島町イメージキャラクター花田舞太郎 公式テーマソング

北広島町イメージキャラクター花田舞太郎 公式テーマソング「おいでよ!キタひろ」(振付バージョン)
おいでよ!キタひろ北広島町イメージキャラクター花田舞太郎 公式テーマソング

北広島町の魅力が詰まった公式テーマソングは、四季折々の自然や伝統文化をたたえる明るく軽快なメロディが魅力です。

花田舞太郎のキャラクターをより親しみやすくするこの曲には、「壬生の花田植」や「神楽の舞」といった地域の伝統が織り込まれています。

2016年本作がリリースされた後、2017年に花田舞太郎が全国的な「ゆるキャラ®グランプリ」で73位に入り、地域の認知度向上に一役買うこととなりました。

北広島町の魅力を知りたい方や、温かい地方の風を感じたい方にオススメの楽曲です。

HO.JA.NEOYSTER END×YU-KA

当時EAST END×YURIの「DA.YO.NE」をご当地バージョンでアレンジするのが流行していましたが、こちらはその広島県バージョンになっています。

広島にまつわる小ネタをふんだんにとりいれており、他のご当地バージョンよろしくディープな仕上がりになっています。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(21〜30)

言伝 ―ことづて―ポルノグラフィティ

広島にルーツを持つポルノグラフィティが、故郷への使命感を込めて制作したエモーショナルなバラードです。

原爆投下から約3日後に市内を走った「一番電車」を、未来へ記憶をつなぐ象徴として描いた歌詞からは、平和への切実な祈りが痛いほど伝わってきます。

歌詞を先に作り、そこにボーカルの岡野昭仁さんが祈りを込めて曲をつけたという制作背景を知ると、一層そのメッセージの重みが感じられます。

本作は、NHK広島『被爆80年プロジェクト わたしが、つなぐ。』のテーマソングとして2025年4月に公開されました。

守るべき日常の大切さを、音楽を通じて静かに、しかし力強く問いかけてくるような気がしませんか?