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【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選

広島を歌った名曲の数々。

カープ愛にあふれた球団歌から、平和への祈りを込めた楽曲まで、広島をテーマとする作品には、県民のみならず多くの人々の魂を揺さぶる魅力があります。

方言の温かみや故郷への深い愛情、そして未来への希望、それらが美しいメロディとなり、世代をこえて歌い継がれているのです。

今回は、広島の誇りと絆を感じる楽曲を紹介します。

各曲に込められた思いに、きっとあなたの心も共鳴するはずです。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(11〜20)

ヒロシマの有る国で作詞作曲:山本さとし

原爆投下という痛ましい歴史に向き合い、平和への強い願いを歌い上げた作品です。

1983年に山本さとしさんが大学在学中に作詞作曲した本作は、素朴なフォークスタイルながら、そのまっすぐなメッセージが多くの人々の心を揺さぶります。

アコースティックギターの温かな音色と、山本さとしさんの誠実な歌声が相まって、聴く者に深い感動を与えるのです。

全国の平和を願うイベントや集会、学校の音楽教材などで広く歌われ、2014年の第4回隅田川フォークフェスティバルでも演奏されました。

故郷への愛と平和への祈りを胸に、広島の歴史を知りたい方、次世代に平和の大切さを伝えたい方に心からオススメしたい1曲です。

空港日誌中島みゆき

旅立ちと別離が交錯する空港を舞台に、人々の感情のドラマを繊細に描いた中島みゆきさんの心に残る楽曲。

1988年10月にシングル『涙 -Made in tears-』のカップリング曲として収録された作品です。

故郷への思いや離れていても心でつながる絆の温かさが、広島県民の郷土愛に共鳴する一面を持っています。

故郷を離れ広島を懐かしむ人や、大切な人との別れを経験している方の心に、静かに寄り添ってくれる楽曲です。

ChallengerPerfume

Perfume – “Challenger” (Official Music Video)
ChallengerPerfume

広島出身の3人組テクノポップユニットPerfumeが挑戦者としての誇りを歌い上げる楽曲です。

プロデューサー中田ヤスタカ氏との運命的な出会いとなった楽曲を再構築した特別な作品で、彼女たちの原点と現在をつなぐ意味合いを持っています。

2019年9月に発売されたベストアルバム『Perfume The Best “P Cubed”』に収録され、結成20周年、メジャーデビュー15周年という節目を飾った本作は、女子サッカーチーム「サンフレッチェ広島レジーナ」の応援ソングに起用されました。

ミュージックビデオは、世界中から1,000以上の応募があった企画コンテストで、11歳の小学生が考案したプランが採用されるという感動的なエピソードも。

故郷広島への思いを胸に、新たな挑戦を続ける人々の背中を押してくれる1曲です。

ひろしま牡蠣のうた作詞:加藤ひさつぐ/作曲:月山翔雲

広島の名産品「牡蠣」へのオマージュソング。

故郷の海で育まれる牡蠣の魅力や、広島の人々の誇りが軽快なメロディにのせて表現されています。

2022年1月に公開された本作は、広島県内の観光キャンペーンや牡蠣祭りといった地元イベントで活用され、地域のPRソングとして広く愛されています。

地元テレビ番組やラジオでも取り上げられ、広島県民の間で定着しつつあるのだそう。

故郷を離れて暮らす広島県出身の方や、広島の食文化に興味をお持ちの方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

おいでよ!キタひろ北広島町イメージキャラクター花田舞太郎 公式テーマソング

北広島町イメージキャラクター花田舞太郎 公式テーマソング「おいでよ!キタひろ」(振付バージョン)
おいでよ!キタひろ北広島町イメージキャラクター花田舞太郎 公式テーマソング

北広島町の魅力が詰まった公式テーマソングは、四季折々の自然や伝統文化をたたえる明るく軽快なメロディが魅力です。

花田舞太郎のキャラクターをより親しみやすくするこの曲には、「壬生の花田植」や「神楽の舞」といった地域の伝統が織り込まれています。

2016年本作がリリースされた後、2017年に花田舞太郎が全国的な「ゆるキャラ®グランプリ」で73位に入り、地域の認知度向上に一役買うこととなりました。

北広島町の魅力を知りたい方や、温かい地方の風を感じたい方にオススメの楽曲です。

HO.JA.NEOYSTER END×YU-KA

当時EAST END×YURIの「DA.YO.NE」をご当地バージョンでアレンジするのが流行していましたが、こちらはその広島県バージョンになっています。

広島にまつわる小ネタをふんだんにとりいれており、他のご当地バージョンよろしくディープな仕上がりになっています。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(21〜30)

いつも見ていたヒロシマ吉田拓郎

吉田 拓郎 いつも見ていたヒロシマ
いつも見ていたヒロシマ吉田拓郎

この曲の作詞は吉田拓郎さんのものではなく、「襟裳岬」で知られる故・岡本おさみが担当しています。

70年代フォークブームでは反戦歌を歌わなかった拓郎さんが80年代に入ってこの曲を発表したことは大きな意義があったように思えます。