日本の校歌。わが心の名曲
毎日の学校生活に寄り添い、卒業後も心に残り続ける校歌。
そこには学校の歴史や理念、そして地域の特色が織り込まれ、世代を超えて受け継がれる大切な歌となっています。
朝礼や入学式、卒業式など、学校行事で歌われる校歌には、どこか懐かしさと誇りが込められているのではないでしょうか?
普段何気なく口ずさんでいる校歌の歴史や成り立ち、作詞作曲の背景など、知られざる物語を掘り下げていきます。
日本の校歌。わが心の名曲(1〜20)
さぬき北小学校校歌

2014年4月に中央小学校・鴨部小学校・小田小学校の3校が統合して、さぬき北小学校が生まれました。
作詞・作曲は白川恵介で、わかりやすく、そしてメッセージのこもった歌詞になっています。
二部合唱バージョンがあり、合唱曲としても聴きごたえのある曲です。
横浜創学館高等学校校歌

2003年に横浜商工高等学校から校名を横浜創学館高等学校に変更し、翌年小田和正の作詞・作曲によるこの校歌が生まれました。
他校でいう校歌にあたる歌ですが、正式には校歌ではなく、愛唱歌という位置づけで、「遥かな想い」というタイトルがつけられています。
横浜市立倉田小学校校歌

作詞・作曲は横浜市出身のシンガーソングライター白井貴子による校歌です。
前奏が始まったところで、これは校歌なの?
とよい意味で驚かされるような、テンポの良い楽しいメロディーとリズムの校歌です。
この歌を歌っていれば、何かあったってきっと大丈夫、乗り越えていけるよ、そんな風に感じられる歌です。
手宮中央小学校校歌

平成28年4月に北手宮小学校・手宮西小学校・手宮小学校・色内小学校(一部)が統合して開校した小樽市の学校です。
作詞は保岡直樹、作曲は藤嶋美穂により、非常に美しいメロディーになっています。
小樽市の北東の小高い丘に位置する自然と文化遺産に恵まれた学校らしい歌詞になっています。
高崎健康福祉大学高崎高等学校校歌

群馬県にあるこの学校は、もともとは女子高であったのですが、平成13年に男女共学になりました。
それからわずか10年後の平成23年、全国高校野球選手権大会に初出場し、全国初勝利を挙げています。
作詞は冬杜花代子、作曲は坂田晃一さんです。
ちなみにこの学校の制服は世界的デザイナーの森英恵によるものだそうです。