日本の唱歌。懐かしの曲、こころのうた
さまざまな唱歌の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲をご紹介します。
日本のこころを歌う懐かしのプレイリストです。
日本の唱歌。懐かしの曲、こころのうた(1〜10)
大阪市街電車唱歌

七五調の心地よいリズムが、春の大阪を巡る旅へと誘ってくれる1曲。
梅田から始まり、堂島や心斎橋、天保山へと至る当時の名所が次々と歌い込まれ、活気あふれる街の様子が目に浮かぶようです。
路面電車に揺られる人々のわくわくした気持ちが伝わってくるような気がしませんか?
この楽曲は、 1908年に大阪市営路面電車のPRソングとして作られたとされています。
懐かしいメロディーに耳を傾けていると、古き良き「水の都」の賑わいが感じられるはずです。
故郷唱歌

青い山、清らかな水、そして幼い頃に遊んだ思い出。
懐かしい故郷の風景と、離れて暮らす家族や友人への思いを優しく包み込むメロディーは、誰の心にも響く普遍的な魅力を持っています。
1914年に文部省唱歌として発表された本作は、高野辰之さんと岡野貞一さんによって生み出され、当時の日本の農村風景や生活を色濃く反映しています。
1998年の長野オリンピック閉会式で歌われ、多くの人々に感動を与えました。
ト長調の3拍子で紡がれるシンプルで覚えやすい旋律は、卒業式や成人式など人生の節目に歌われ続けています。
郷愁を誘う歌詞とメロディーは、故郷を離れて暮らす全ての人の心に寄り添う、まさに日本の心を象徴する楽曲といえるでしょう。
この星に生まれて

作詞作曲は杉本竜一で1996年にCD収録された「生きもの地球紀行」の2代目のエンディング主題歌である。
夢を捨てないで、というメッセージと共にスケールの大きな歌詞と流れるような美しいメロディーで広く愛唱されている。
仰げば尊し

1884年に発表され、2007年に「日本の歌百選」に選ばれました。
生徒の教師への感謝や学校生活の思い出が歌詞の内容になっており、卒業式で歌われる曲の定番でした。
しかし古語を多く含んでいるため、平成に入ってからは使用する学校が減っています。
BELIEVE

NHKの「生きもの地球紀行」の3代目エンディングテーマ曲で作詞作曲は杉本竜一。
1998年に発表された後、合唱曲として編曲されて小中学校で歌われている。
ゆったりとした旋律が段々に盛り上がって行き、英語の歌詞と共に山場を形成する。
ドナドナ

作曲はアメリカ人のショロム・セクンダで1938年に作られた曲だが、日本語版は安井かずみの訳である。
市場に売られていく子牛の歌で、歌詞の内容が物悲しいメロディーと共にしっとりと心にしみてくる。
小学校の教科書に取り上げられている。
桃太郎

1911年に発表されました。
作詞者は不詳となっています。
古くから伝わる「桃太郎」の物語が歌詞に書かれています。
楽しげなメロディも覚えやすく、鬼を退治して終わる物語調の歌詞も痛快で長い間親しまれる楽曲となっています。