日本の唱歌。懐かしの曲、こころのうた
さまざまな唱歌の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲をご紹介します。
日本のこころを歌う懐かしのプレイリストです。
日本の唱歌。懐かしの曲、こころのうた(1〜10)
大阪市街電車唱歌

七五調の心地よいリズムが、春の大阪を巡る旅へと誘ってくれる1曲。
梅田から始まり、堂島や心斎橋、天保山へと至る当時の名所が次々と歌い込まれ、活気あふれる街の様子が目に浮かぶようです。
路面電車に揺られる人々のわくわくした気持ちが伝わってくるような気がしませんか?
この楽曲は、 1908年に大阪市営路面電車のPRソングとして作られたとされています。
懐かしいメロディーに耳を傾けていると、古き良き「水の都」の賑わいが感じられるはずです。
仰げば尊し

1884年に発表され、2007年に「日本の歌百選」に選ばれました。
生徒の教師への感謝や学校生活の思い出が歌詞の内容になっており、卒業式で歌われる曲の定番でした。
しかし古語を多く含んでいるため、平成に入ってからは使用する学校が減っています。
パフ

作曲はピーター・ヤロで、ピーター・ボール&マリーのフォークソング曲として演奏された。
日本語訳は芙龍明子のものが小学校3年生の音楽の教科書に載っている。
優しい怪獣を歌った歌で、親しみやすい旋律にちょっと寂し気な歌詞がつく。
朧月夜

1914年に発表されてから今でも長く親しまれ続けています。
一番の歌詞では段々と日が暮れていく様子を、二番の歌詞では朧月が照らす夜の風景を書いています。
のどかでありながらも美しいメロディも愛されています。
BELIEVE

NHKの「生きもの地球紀行」の3代目エンディングテーマ曲で作詞作曲は杉本竜一。
1998年に発表された後、合唱曲として編曲されて小中学校で歌われている。
ゆったりとした旋律が段々に盛り上がって行き、英語の歌詞と共に山場を形成する。
この星に生まれて

作詞作曲は杉本竜一で1996年にCD収録された「生きもの地球紀行」の2代目のエンディング主題歌である。
夢を捨てないで、というメッセージと共にスケールの大きな歌詞と流れるような美しいメロディーで広く愛唱されている。
ドナドナ

作曲はアメリカ人のショロム・セクンダで1938年に作られた曲だが、日本語版は安井かずみの訳である。
市場に売られていく子牛の歌で、歌詞の内容が物悲しいメロディーと共にしっとりと心にしみてくる。
小学校の教科書に取り上げられている。