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日本の唱歌。懐かしの曲、こころのうた

日本の心と共に歩んできた唱歌の世界は、今もなお私たちの心に深く響きます。

「朧月夜」が描く幻想的な夜景から、「牧場の朝」が奏でる爽やかな目覚めまで、四季折々の風景が美しい旋律に乗って広がります。

学び舎で歌い継がれてきた「仰げば尊し」や「春が来た」には、大切な思い出が宿っているはず。

穏やかに流れるメロディーと、心に染み入る歌詞の数々が、あなたの心を優しく包み込みます。

もくじ

日本の唱歌。懐かしの曲、こころのうた(1〜20)

牧場の朝

文部省唱歌 牧場の朝
牧場の朝

1932年に発表されました。

福島県にある岩瀬牧場がモデルになったとされています。

NHKの「みんなのうた」で紹介されたり、同名のヨーグルトも発売されています。

清々しく爽やかな牧場の朝の風景が書かれており、メロディも伸びやかで朝らしい曲になっています。

気球に乗ってどこまでもすみだ少年少女合唱団

「気球に乗ってどこまでも」 すみだ少年少女合唱団
気球に乗ってどこまでもすみだ少年少女合唱団

作詞は東龍男、作曲は平吉穀州の2部合唱曲であり、1974年のNHK全国学校音楽コンクールの小学校の部の課題曲である。

大空を気球で飛ぶように大きなスケールを感じさせる曲で、1番には手拍子が入ってリズミカルに楽しく歌える。

みかんの花咲く丘川田正子

静岡のみかん畑がモチーフだそうで、丘から海や船を眺めている美しい風景が浮かびます。

が、この歌も亡くなった母さんが出てきて心にしみるものがあります。

戦後すぐの作品ですから、やはり戦争の影響でしょうか。

こんな美しい歌にも哀しさが宿っています。

山小屋の灯近江俊郎

山小舎の灯(1) 【あづみ野うたごえ喫茶】
山小屋の灯近江俊郎

正統派の歌唱で聞いていて心地よいです。

穂高岳がモチーフだそうで、かなり高いところが舞台なんだなと驚きました。

そのせいか静かで冴えわたったところに淡く灯る灯が美しく、美しい初恋を象徴しているようです。

近江さんの澄んだ声がぴったりです。

紅葉(もみじ)芹洋子

作品は明治に発表されたというから随分長い間愛されてきています。

秋らしい穏やかな曲です。

歌詞がまたきれいです。

秋の夕日に照らされる様、水の上に散ったいろんな色の葉の喩えが絵を見るように美しく秋らしさを語っています。