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【日本の唱歌】時代をこえて愛される名曲を厳選!

『ふるさと』『春の小川』『紅葉』など、誰もが一度は口ずさんだことのある日本の唱歌。

音楽の授業で習ったり、幼い頃に友人と歌ったりした懐かしいメロディは、ときがたっても心に残り続けますよね。

四季折々の風景や日常の情景を歌った作品には、日本人の感性が詰まっています。

この記事では、世代をこえて歌い継がれてきた唱歌の数々をご紹介します。

曲名を見るだけで思わず歌い出したくなる、そんな懐かしい日本の名曲をぜひチェックしてくださいね。

【日本の唱歌】時代をこえて愛される名曲を厳選!(1〜10)

村の鍛冶屋NEW!

村の鍛冶屋(むらのかじや) 尋常小学唱歌 「第四学年用」
村の鍛冶屋NEW!

鍛冶職人が精を出して働く様子がいきいきと描かれた唱歌です。

日々の生活を支える農具を作ることに誇りを持つ職人の姿からは、尊い職人魂が伝わってきますね。

1912年12月に発行された教科書『尋常小学唱歌(四)』に掲載されて以来、歌詞の改変を経ながらも世代をこえて長く歌い継がれてきました。

由紀さおりさんや安田祥子さんの作品に収録されているほか、JRの発車メロディやキッコーマン『デリシャスソース』のテレビCMなどでも使用された本作。

働くことの喜びを感じられる楽曲を、地域の集まりや家族の団らんの中で口ずさんでみてはいかがでしょうか。

池の鯉NEW!

手を叩いて合図をすると、魚たちが集まってくる様子を描いた、明治時代から続く文部省唱歌です。

1911年5月に発行された『尋常小學唱歌 第一学年用』に初めて掲載されました。

音やエサに反応して集まる生き物の習性を、リズミカルな言葉遊びのように表現した歌詞が印象的ですね。

シンプルな旋律は覚えやすく、思わず口ずさみたくなる魅力があります。

時代が変わっても色あせない日本の原風景を感じさせる本作。

公園の池で鯉を見かけたときや、懐かしい思い出に浸りたいときに、そっと歌ってみてはいかがでしょうか。

田舎の四季NEW!

いなかの四季 堀沢周安作詞・文部省唱歌
田舎の四季NEW!

四季折々の農村の風景と人々の暮らしを丁寧に描いた、文部省唱歌です。

春の麦畑や夏の田植え、秋の収穫から冬の温かな団らんまで、季節ごとの営みが目に浮かぶようですね。

箏曲を思わせる和風で上品な旋律は、どこか懐かしく心に響きます。

1910年7月に発行された教科書に初めて掲載されて以来、長きにわたり歌い継がれてきました。

NHKの『名曲アルバム』でも紹介された本作。

豊かな自然のなかで過ごした日々を振り返りながら、穏やかな気持ちで口ずさんでみてはいかがでしょうか。

【日本の唱歌】時代をこえて愛される名曲を厳選!(11〜20)

雪合戦NEW!

雪合戦(ゆきがっせん) 尋常小学唱歌 「第四学年用」
雪合戦NEW!

冬の子供たちの遊びを歌った唱歌のひとつ。

晴れた朝の雪原で東軍と西軍に分かれて対戦する様子や、雪玉を投げあう臨場感が描かれています。

行進曲のような快活なメロディが、遊びに夢中になる子供たちの気持ちを盛り上げてくれるでしょう。

1912年に文部省の教科書に収録された本作は、フォークダンスの教材としても親しまれています。

昔ながらの唱歌を子供と一緒に楽しみながら、雪の降る日を楽しく過ごしてはいかがでしょうか。

朧月夜作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

1914年に発表されてから時代をこえて愛され続ける日本の名曲。

1番の歌詞では段々と日が暮れていく様子を、2番の歌詞では朧月が照らす夜の風景を描いています。

のどかな日本の原風景を思い起こさせるメロディに、日本人なら誰もが懐かしさをおぼえるのではないでしょうか。

仰げば尊し

1884年に発表され、2007年に「日本の歌百選」に選ばれました。

生徒の教師への感謝や学校生活の思い出が歌われており、卒業式の定番曲として今もなお愛され続けています。

古語がかもしだす日本らしさを、改めて味わってみてはいかがでしょうか。

春が来た

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春が来た

1910年に発表され、2007年には「日本の歌百選」にも選ばれました。

1番の歌詞では「~来た」、2番の歌詞では「~咲く」、3番の歌詞では「~鳴く」というフレーズを繰り返す、覚えやすく親しみやすい作品でもあります。

春の歌と聞いて、この曲を真っ先に思い浮かべる方も多いのでは?