青春のかけがえのない思い出とともに、誰もの心に響く校歌。
懐かしさと誇りを伝える歌詞、荘厳な旋律、そして仲間と声を合わせて歌った瞬間の高揚感。
日本には、思わず聴きほれてしまうような効果が数多く存在します。
この記事では、全国の学校の校歌のなかから、思わず誰かに教えたくなるような魅力的な曲を厳選!
美しく感動的なものから、独特の世界観を持つおもしろいもの、さらには現代的なかっこいいものまで、幅広くご紹介します。
- 【埼玉の歌】ユーモアあふれる名曲多数!さいたま愛が詰まったご当地ソング
- 学校を歌った曲。校舎の景色がつづられた歌まとめ
- 【2025】茨城をテーマとした名曲。ご当地ソングから市町村歌まで紹介
- 高校生におすすめの入学ソング。感動の名曲、人気曲
- 思い出が脳裏によみがえる!ゆとり世代におすすめの卒業ソング
- 岡山を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
- 【青森の歌】雄大な自然の様子や人々の温かさを描いたご当地ソング集
- 【大阪の歌】情熱的&人情味あふれる大阪ソングをピックアップ
- 【高校野球の歌】選手たちのドラマを彩る感動の名曲を厳選!
- 【応援歌や行進曲も】春の高校野球で聴きたい感動ソング
- 【甲子園の歌&テーマソング】高校球児を支える名曲・応援歌
- 【熱狂】高校野球の応援歌人気曲まとめ
- 夏の高校野球で人気の応援歌&盛り上がる定番のブラバン曲
【日本の校歌】甲子園でも話題!美しい校歌からユニークなものまで一挙紹介(1〜10)
横浜高校校歌

甲子園で勝利のたびに響き渡り、その荘厳さと先進的な歌詞で「かっこいい」と話題を呼んでいるのが、横浜高校の校歌です。
1951年9月に制定された本作は、歌人の尾山篤二郎さんと作曲家の箕作秋吉さんという当代きっての文化人が手がけました。
横浜の港から世界へ、そして未来へと視点が移るスケールの大きな歌詞世界は圧巻です。
堂々とした行進曲風のメロディは、これから大きな挑戦をする人の背中を力強く押してくれます。
未来を切り拓こうとする情熱を持つすべての人に聴いてほしい、希望に満ちた校歌です。
和歌山南陵高校校歌

高校野球の地方大会で披露され“レゲエ校歌”として大きな注目を集めた本曲。
レゲエグループのINFINITY16、シンガーのWARSANさん、横川翔さんが、数々のトラブルを乗り越え再出発を目指す和歌山南陵高校のために手がけ、2024年6月に新しい校歌として披露されました。
校歌の荘厳なイメージを覆す軽快なレゲエのリズムと、仲間と手を取り合い泥だらけになりながら未来へ進む姿を歌った等身大のメッセージに、胸が熱くなります。
高知中央高校校歌

シンガーソングライターの矢野絢子さんが手がけた、まるで卒業ソングのような校歌です。
校名や地名を入れないという斬新な発想で、聴く人それぞれの思い出に寄り添う普遍的な歌詞が胸を打ちます。
この楽曲は、2023年8月に夏の甲子園で同校が初勝利をあげた際に歌われた際、大きな話題になりましたね!
穏やかなピアノにのせた三拍子のフォーク調のメロディは、語りかけるように優しく響き、故郷や学び舎は自らが守っていくのだというメッセージが、聴く人に勇気を与えています。
浜松開誠館高校校歌

地元浜松への誇りを胸に、未来へ羽ばたく若人の成長を描いた1曲です。
浜松に縁のあるシンガーソングライターの小椋佳さんが作詞作曲を手がけ、2018年6月に同校の創立20周年を記念して制定されました。
知力や体力を磨くだけでなく、仲間と支え合い、人を敬い愛する心や感謝の気持ちを育む様子が、荘厳かつ親しみやすいメロディにのせて歌われています。
本作は、2023年の夏の甲子園で野球部が初勝利を飾った際に歌われたことで大きな話題となりました。
済美高校校歌

済美高校には実は2つの歌があり、それぞれが異なる魅力で生徒たちを励ましています。
近年甲子園で披露されたのは、創立100周年を記念して作られたポップス調の1曲。
夢を追う人の背中を押す力強いメッセージは、同年10月に当時の首相が演説で引用したことでも知られています。
一方で、1934年制定の伝統的な校歌は、近代邦楽の大家である宮城道雄さんが作曲した箏伴奏の荘厳な作品です。
いずれも目標に向かって頑張る人の心に響く、魔法のような言葉が詰まった校歌です。
豊橋中央高校校歌

従来の校歌のイメージを塗り替える、フォークロック調の爽やかなサウンドが魅力的な1曲です。
1997年に豊橋中央高校の校歌として制定された本作は、ふるさとの自然風景から始まり、若者の葛藤や希望を星空の旅になぞらえた普遍的なメッセージが、聴く人の心に寄り添います。
2025年夏の全国高校野球選手権で初出場した際も流れ、応援席と一体になるキャッチーなフレーズがSNSでも大きな話題を呼びました。
仲間と声を合わせて歌った青春の日々を鮮やかによみがえらせる、エモーショナルなメロディが印象的な校歌です。
新潟産業大学附属高校校歌

2024年8月、夏の甲子園に初出場した際に大きな話題を呼んだ1曲。
校歌としては極めて珍しい三拍子のワルツ調で、その優雅でリズミカルな旋律は、SNS上で「まるでジブリの音楽のよう」と称賛されました。
どこまでも続く空や文化を運ぶ海、そして遥かな峰々といった壮大な情景が歌われ、若者が抱く無限の希望や仲間との固い絆が情緒豊かに表現されています。
この美しいメロディは、勝利の瞬間に高らかに響き渡り、多くの人々の心に深く刻まれたのではないでしょうか。