日本の校歌。わが心の名曲
毎日の学校生活に寄り添い、卒業後も心に残り続ける校歌。
そこには学校の歴史や理念、そして地域の特色が織り込まれ、世代を超えて受け継がれる大切な歌となっています。
朝礼や入学式、卒業式など、学校行事で歌われる校歌には、どこか懐かしさと誇りが込められているのではないでしょうか?
普段何気なく口ずさんでいる校歌の歴史や成り立ち、作詞作曲の背景など、知られざる物語を掘り下げていきます。
日本の校歌。わが心の名曲(21〜40)
醍醐小学校校歌

京都市伏見区にある醍醐寺のすぐ端にある小学校の校歌です。
いわゆる校歌らしい校歌だといえるのではないでしょうか。
入学したばかりの一年生にはきっと、歌詞の意味も最初はよくわからないでしょう。
それでも6年間歌い続けていくうちに、意味も分かり、大事な歌になるでしょう。
釜石小学校校歌

井上ひさし作詞、宇野誠一郎作曲の校歌です。
なんと心にストライクで響く歌詞でしょうか。
震災後、小学校の体育館は避難所として使われていたのですが、壁にかけられた校歌の歌詞をみて、励まされた方がたくさんおられたというのも納得です。
誰にとっても応援歌になるような強い力を持った校歌といえるでしょう。
麻生津小学校校歌

川本真琴さんの出身校である、福井市南部にある小学校の校歌です。
作詞は藤井乙男、作曲は山田耕作によるものです。
歌詞は小学生には少しわかりづらいところもあるかもしれませんが、歌えば歌うほど、心にじんわりと染みわたってくるような校歌になっています。
県立笛吹高等学校校歌

この学校の前身である石和高等学校の卒業生であるレミオロメンのボーカル&ギターだった藤巻亮太が作詞・作曲をしています。
レミオロメンに校歌を作ってもらいたいという市内の中学生の手紙から生まれた校歌です。
テンポのよい歌いやすい校歌になっています。
笛川小学校校歌

作詞・作曲は林久悦・林由恭の校歌です。
テンポが良くリズムに乗って歌える校歌です。
この歌を聴いていると、子どもたちの明るい笑顔や、楽しそうに遊んでいる姿が目に浮かぶようです。
歌っていて元気になれる、そんな歌詞とメロディーの校歌になっています。