【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選
昭和の名曲たちは、ときをこえてもなお多くの人の心に響き、力を与えてくれますよね。
この記事では、そんな数ある昭和の名曲の中から応援ソングを紹介します!
力強いメッセージで気持ちを奮い立たせてくれるような曲や、優しく「がんばれ」と背中を押してくれる曲、元気と笑顔を与えてくれるような曲など、さまざまな応援歌を集めました。
昭和を生きた方々はもちろん、昭和を知らない世代の方にも刺さる1曲がきっと見つかるはず!
ぜひ心の応援歌の1曲に加えてくださいね。
【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選(1〜5)
それが大事大事MANブラザーズバンド

背中を押してくれる温かい言葉が詰まった楽曲。
大事MANブラザーズバンドが1991年にリリースした本作は、富士火災海上保険のCMソングや、北海道日本ハムファイターズの選手の登場曲としても起用されるなど、幅広いシーンで愛されてきました。
困難に直面したとき、本当に大切なものは何かを気づかせてくれる、そんな1曲です。
涙を見せてもいいと歌う優しさに、思わず勇気をもらえるはず。
頑張りたいけど自信が持てないとき、ぜひ聴いてみてくださいね。
時代中島みゆき

普遍的な希望のメッセージを届ける名曲です。
深い悲しみのなかにいても、いつかそれを笑顔で振り返る日が来るという励ましの言葉に、多くの人が勇気づけられてきました。
1975年にリリースされ、ヤマハのポピュラーソングコンテストと世界歌謡祭でグランプリを受賞。
2007年には「日本の歌百選」にも選ばれています。
ちょっと疲れたとき、元気がほしいとき、あとひと踏ん張りのときに聴いてみてください。
きっと背中を押してくれるはずです。
中島みゆきさんの温かな歌声が、あなたの心に寄り添ってくれることでしょう。
夢をあきらめないで岡村孝子

タイトルだけ見ても直球の応援歌を感じさせる『夢をあきらめないで』は、女性デュオの「あみん」として活躍した岡村孝子さんがソロのシンガーソングライターとして1987年にリリースした通算5枚目のシングル曲。
分かりやすい言葉の選び方とメロディ、岡村さんの澄み切った歌声が胸を打つ素晴らしい名曲ですよね。
2005年には映画『逆境ナイン』の主題歌として起用されたこともあり、世代をこえて愛され続けている『夢をあきらめないで』は、まさに応援歌として人気されている楽曲なのですが……実はこの曲、岡村さんとしては応援歌を目指して作った楽曲ではなかったのだとか。
「OLの教祖」と呼ばれたこともある岡村さんは同世代の女性の心情を歌い上げたスタイルが人気のアーティストで、こちらの『夢をあきらめないで』は失恋ソングとして書かれたものなのですね。
そういった視点でこの曲を聴き直すとまた違った印象を受けますが、本来の意図とは違った解釈とはいえ岡村さん自身も今は「応援歌」としてコンサートなどでは歌っているそうですよ。
前略、道の上より一世風靡セピア

デビューシングルとして1984年6月にリリースされたこの曲は、一世風靡セピアの音楽キャリアを象徴する作品。
花の一生を人間の人生になぞらえ、生命のはかなさや美しさを表現しています。
印象的な「ソイヤ!」の掛け声や、自然との調和や現実の受容、人生を前向きに生きることの大切さを訴える歌詞が、多くの若者の心を捉え、当時の音楽シーンに新風を吹き込んだ1曲。
人生に迷いを感じているときや、新たな挑戦をしたいときに聴くと、背中を押してくれる力強さを感じられるはずです。
抜刀隊(陸軍分列行進曲)Charles Leroux

戦時中の軍楽隊が西洋式行進曲をモデルに創り上げた名作です。
1877年からフランスの音楽家シャルル・ルルーさんの手で紡がれた本作は、当時最新の様式を取り入れた2/4拍子に転調を含む斬新な構成と、兵士の士気を鼓舞する力強いメロディが特徴となっています。
1886年には明治天皇に献呈されるほどの評価を受け、その後1912年に現在の姿となり、国内の軍楽隊で広く親しまれる名曲となりました。
勇壮な行進曲に乗せて歌われる兵士への祈りと鎮魂の想いは、戦争体験を持つ世代の心に今なお深く刻まれています。
当時を知る方々とともに、平和への祈りを胸に聴きたい一曲です。