【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選
昭和の名曲たちは、ときをこえてもなお多くの人の心に響き、力を与えてくれますよね。
この記事では、そんな数ある昭和の名曲の中から応援ソングを紹介します!
力強いメッセージで気持ちを奮い立たせてくれるような曲や、優しく「がんばれ」と背中を押してくれる曲、元気と笑顔を与えてくれるような曲など、さまざまな応援歌を集めました。
昭和を生きた方々はもちろん、昭和を知らない世代の方にも刺さる1曲がきっと見つかるはず!
ぜひ心の応援歌の1曲に加えてくださいね。
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【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選(21〜30)
水師営の会見岡野貞一

軍人同士の真摯な和解を歌い上げた名曲は、明治43年に尋常小學讀本唱歌第五學年用に収録された岡野貞一さんの作品です。
士気と武勇を称え合いながら「昨日の敵は今日の友」という深い人間愛を描く楽曲で、敵将への敬意と友情のメッセージは今なお心に響きます。
アルバム『哀しみの軍歌』にボニージャックスが収録し、アルバム『三浦洸一コレクション ~軍歌名曲集』でも取り上げられた本作は、戦跡の弾丸跡や崩れた民家といった生々しい情景描写とともに、和解と平和への願いを力強く歌い上げています。
戦争の歴史と平和の尊さを次世代に伝えたい方、そして日本の唱歌・軍歌の心に触れたい方へ、ぜひ聴いていただきたい楽曲です。
敷島艦行進曲瀬戸口藤吉

雄々しく勇壮な吹奏楽の調べが、大洋を進む艦の姿を彷彿とさせる名曲です。
瀬戸口藤吉さんが生み出した本作は、戦艦の威容に感銘を受けた歌人の阪正臣さんの歌詞に、豪壮な曲調を巧みに織り込んでいます。
トリオ形式を採用した3部構成は、明るく力強い響きから中間部でやや抒情的な雰囲気へと移り変わり、聴く者の心を強く揺さぶります。
1902年の公開以来、帝国海軍の儀式曲として重要な役割を果たし、1907年には欧州16か国での演奏で高い評価を得ました。
海上自衛隊の式典や観艦式でも演奏される本作は、日本の伝統と誇りを受け継ぐ、海洋国家としての意志を音楽で表現した珠玉の一曲です。
見上げてごらん夜の星を坂本九

歌手としてだけでなく、俳優や司会者としても活躍した、坂本九さんの代表曲のひとつです。
同名のミュージカルの主題歌として作られた楽曲で、幸せを静かに実感しているようなやさしい雰囲気が印象的ですね。
坂本九さんのやさしさと力強さをあわせ持つ歌声が、私たちの心を包み込んでくれます。
歌う際は、やさしく語りかけるような空気感を大切にしつつ、感動的な雰囲気を味わいながら世界観に浸ってみましょう。
三百六十五歩のマーチ水前寺清子

最初のフレーズを聴けばすぐに「あの曲だ!」と分かるくらいに、令和の今も愛され続けている昭和の名曲です!
歌手、そして女優として今も現役で活躍中の水前寺清子さんが1968年にリリース、ミリオンセラーを記録した昭和歌謡の名曲『三百六十五歩のマーチ』は、リリース当時は高度経済成長期の真っただ中ということもあって、日本全体が活気に満ちていた時代を象徴するようなあっけらかんとした力強さと圧倒的なポジティブさが特徴的ですね。
演歌歌手として活動していた水前寺清子さんは、歌謡曲風のこの『三百六十五歩のマーチ』に対して最初は否定的だったそうなのですが、彼女の歌声あってこその名曲だというのは言うまでもないでしょう。
前向きになりたい方、背中を押してもらいたい方……この楽曲を大声で歌って元気を取り戻しましょう!
タッチ岩崎良美

昭和の名曲アニソンといえば、こちらですよね。
大人気アニメ『タッチ』の主題歌で、現在も高校野球の応援歌として耳なじみのある曲です。
ヒロインの切なさがただよう片思いソングですが、サウンドはとにかく軽やかで親しみやすいポップス。
恋愛にすれ違いやもどかしさ、つらさはつきものですが、思いきって「タッチ」、つまり前に一歩踏み出してみようよ、というメッセージを感じますよね。
芯のぶれない強く深い愛情にワクワクドキドキする感覚も楽しい、キャッチーなラブソングですよ。
歩兵の本領永井建子

明治の浪漫と気概を伝える、永井建子さんによる珠玉の一曲です。
1911年、陸軍中央幼年学校の行事で披露されたこの楽曲は、若き加藤明勝さんの詞に、永井さんが勇壮な魂を吹き込みました。
その力強くもどこか哀愁を帯びた旋律は、聴く者の胸を打ち、当時の兵士たちの覚悟や祖国への想いを鮮やかに描き出します。
アルバム『軍歌「あゝ陸軍」』やCD『軍歌・戦時歌謡<完全限定生産スペシャルプライス盤>』などにも収録されています。
映画『太平洋の奇跡』で、この旋律が効果的に使われた場面を記憶されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本の歴史の一節を音楽から感じ取りたい方や、心を揺さぶる力強い調べを求める方におすすめです。
雪の進軍永井建子

日清戦争における従軍時の厳しい体験から、日本の陸軍軍人であり作曲家でもある永井建子さんが心を込めて紡いだ一曲です。
この楽曲は、これまでの勇壮な調べの軍歌とはひと味違い、雪の中を進む兵士たちが抱える飢えや寒さ、そして胸が締め付けられるような絶望感といったありのままの感情を、ヨナ抜き音階を用いたどこか物悲しいけれど軽快なメロディに乗せています。
1895年2月頃に作られたとされ、アルバム『不滅の日本行進曲傑作集 第2集』などでその旋律を聞くことが可能です。
映画『八甲田山』やアニメ『ガールズ&パンツァー』でも印象的に流れ、過酷な状況とそこに生きる人々の心を映すテーマ曲として、多くの方々の記憶に刻まれていることでしょう。
歴史の中で生まれた音楽の力や、その背景にある物語に深く思いを巡らせたい時、そっと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。