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【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選

昭和の名曲たちは、ときをこえてもなお多くの人の心に響き、力を与えてくれますよね。

この記事では、そんな数ある昭和の名曲の中から応援ソングを紹介します!

力強いメッセージで気持ちを奮い立たせてくれるような曲や、優しく「がんばれ」と背中を押してくれる曲、元気と笑顔を与えてくれるような曲など、さまざまな応援歌を集めました。

昭和を生きた方々はもちろん、昭和を知らない世代の方にも刺さる1曲がきっと見つかるはず!

ぜひ心の応援歌の1曲に加えてくださいね。

【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選(1〜20)

あゝ人生に涙あり里見浩太朗、横内正

タイトルだけではピンとこない方もいるかもしれませんが、時代劇の名作中の名作『水戸黄門』の主題歌と言えばすぐに曲のメロディが浮かんでくるはず。

最初にリリースされたのは1969年、助さん格さんこと助三郎と格之進役を演じる歴代の俳優が歌唱を担当する、という伝統があることでも知られていますよね。

それぞれの世代の『あゝ人生に涙あり』が存在する、というのはまさに長寿番組ならではと言えそうです。

日常の中でつらい出来事やどうしようもなく不安でいっぱいの時、この曲の歌詞が頭に浮かんでくるという方も多いのではないでしょうか。

この曲で歌われているように、人生をあっけらかんと前向きに、悲観しすぎずに歩んでいきたいものですね!

上を向いて歩こう坂本九

上を向いて歩こう 坂本 九 歌詞付き
上を向いて歩こう坂本九

ポピュラー音楽の歴史において、日本人で唯一全米ビルボードチャートで1位を記録した楽曲は何か皆さんご存じでしょうか。

1961年、当時若手期待のシンガーとして活躍していた坂本九さんの歌唱で世に生まれた『上を向いて歩こう』は、1963年に『SUKIYAKI』の名前でアメリカでもリリースされ、冒頭で述べたように日本人としてビルボードチャート1位を記録した永遠の名曲です。

英語の歌詞ではなくあくまで日本語の歌詞の楽曲が世界中で1,300万枚以上も売れたというのですから、本当に偉業としか言いようがないですよね。

そんな『上を向いて歩こう』ですが、普遍的なメロディと誰が聴いてもすっと胸に入ってくる言葉は時代のはやりなどとは無縁の価値があり、悲しいことやつらいことがあった時に、そっと隣で口笛を吹いてくれているような、不器用な優しさに満ちた楽曲だからこそ世界中の人々に愛されているのでしょう。

余談ですが、多くの方が指摘しているようにこの曲には「私」や「俺」といった一人称が省かれているというのは重要な要素と言えます。

誰もが自分自身を投影できる、永遠に色あせることのない名曲に改めて耳を傾けてみませんか。

ファイト!中島みゆき

イントロのどこか不穏なドラムスから始まり、語りかけるような歌声とベース・ラインというミニマルな音作りで進行していく1番は、衝撃的な歌詞も含めてさまざまな解釈が生まれている中島みゆきさんらしい異色の名曲『ファイト!』を紹介します。

ネット時代になって中島さんは知らずともこの曲の存在は知っている、という方も多いのではないでしょうか。

実は1983年にリリースされた中島さんのアルバム『予感』が初出であり、発表から10年以上過ぎた1994年、CMのタイアップソングとして当時爆発的なヒットを記録した『空と君のあいだに』のB面に再度収録され、広く知られるようになったという経緯があるのですね。

この楽曲の背景には、中島さんが担当していたラジオ番組に寄せられたリスナーからの投稿などさまざまな要素があり、理想や耳障りの良い言葉だけを並べた応援歌とは一線を画す歌詞は、いつの時代であっても聴き手の心を揺さぶる強烈な作用を持っているのです。

理不尽な現実を前にして一体誰が悪いのか、何が悪いのかと自問自答しながらも戦い続ける意味を改めて考えさせられますね。

明日があるさ坂本九

坂本九さんの『明日があるさ』は、失恋や失敗を恐れてしまう青春時代の男性の心情を、ユーモアたっぷりにつづった名曲です。

前を向いて生きていく勇気と希望を与えてくれるメロディに、きっと勇気づけられるはず。

1963年の発売以来、幅広い層に親しまれ続け、2000年代に入ってからもCMソングや高校野球の入場行進曲、教科書掲載曲として話題に。

つらいことや悲しいことがあっても「明日がある」と信じ続けることの大切さを教えてくれるこの曲は、今あらためて聴いていただきたい応援ソングです。

行進曲「愛国」NEW!斉藤丑松

力強い吹奏楽の旋律が響き渡る行進曲を、斉藤丑松さんが1937年12月に海軍軍楽隊のために作曲した作品です。

格式ある重厚な雰囲気と、中間部の荘厳な抒情メロディーが見事に調和し、その完成度の高さから海軍・陸軍合同の公式採用曲に選ばれました。

本作は当時のポリドールからSPレコードがリリースされ、帝国海軍軍楽隊による演奏で、指揮は内藤清五が務めています。

戦時中から戦後にかけて、アジア・太平洋地域の式典や行事で広く演奏され、インドネシアやパラオでは現地の人々にも親しまれました。

「軍艦マーチ」の作曲で知られる瀬戸口藤吉作曲の国民的愛唱歌「愛国行進曲」をトリオに盛り込んだ行進曲で、吹奏楽の重厚な響きと荘厳な旋律美を味わいたい方、また日本の軍楽史に関心のある方にぜひ聴いていただきたい一曲です。