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【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選

昭和の名曲たちは、ときをこえてもなお多くの人の心に響き、力を与えてくれますよね。

この記事では、そんな数ある昭和の名曲の中から応援ソングを紹介します!

力強いメッセージで気持ちを奮い立たせてくれるような曲や、優しく「がんばれ」と背中を押してくれる曲、元気と笑顔を与えてくれるような曲など、さまざまな応援歌を集めました。

昭和を生きた方々はもちろん、昭和を知らない世代の方にも刺さる1曲がきっと見つかるはず!

ぜひ心の応援歌の1曲に加えてくださいね。

【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選(1〜10)

上を向いて歩こう坂本九

上を向いて歩こう 坂本 九 歌詞付き
上を向いて歩こう坂本九

ポピュラー音楽の歴史において、日本人で唯一全米ビルボードチャートで1位を記録した楽曲は何か皆さんご存じでしょうか。

1961年、当時若手期待のシンガーとして活躍していた坂本九さんの歌唱で世に生まれた『上を向いて歩こう』は、1963年に『SUKIYAKI』の名前でアメリカでもリリースされ、冒頭で述べたように日本人としてビルボードチャート1位を記録した永遠の名曲です。

英語の歌詞ではなくあくまで日本語の歌詞の楽曲が世界中で1,300万枚以上も売れたというのですから、本当に偉業としか言いようがないですよね。

そんな『上を向いて歩こう』ですが、普遍的なメロディと誰が聴いてもすっと胸に入ってくる言葉は時代のはやりなどとは無縁の価値があり、悲しいことやつらいことがあった時に、そっと隣で口笛を吹いてくれているような、不器用な優しさに満ちた楽曲だからこそ世界中の人々に愛されているのでしょう。

余談ですが、多くの方が指摘しているようにこの曲には「私」や「俺」といった一人称が省かれているというのは重要な要素と言えます。

誰もが自分自身を投影できる、永遠に色あせることのない名曲に改めて耳を傾けてみませんか。

明日があるさ坂本九

坂本九さんの『明日があるさ』は、失恋や失敗を恐れてしまう青春時代の男性の心情を、ユーモアたっぷりにつづった名曲です。

前を向いて生きていく勇気と希望を与えてくれるメロディに、きっと勇気づけられるはず。

1963年の発売以来、幅広い層に親しまれ続け、2000年代に入ってからもCMソングや高校野球の入場行進曲、教科書掲載曲として話題に。

つらいことや悲しいことがあっても「明日がある」と信じ続けることの大切さを教えてくれるこの曲は、今あらためて聴いていただきたい応援ソングです。

ファイト!中島みゆき

イントロのどこか不穏なドラムスから始まり、語りかけるような歌声とベース・ラインというミニマルな音作りで進行していく1番は、衝撃的な歌詞も含めてさまざまな解釈が生まれている中島みゆきさんらしい異色の名曲『ファイト!』を紹介します。

ネット時代になって中島さんは知らずともこの曲の存在は知っている、という方も多いのではないでしょうか。

実は1983年にリリースされた中島さんのアルバム『予感』が初出であり、発表から10年以上過ぎた1994年、CMのタイアップソングとして当時爆発的なヒットを記録した『空と君のあいだに』のB面に再度収録され、広く知られるようになったという経緯があるのですね。

この楽曲の背景には、中島さんが担当していたラジオ番組に寄せられたリスナーからの投稿などさまざまな要素があり、理想や耳障りの良い言葉だけを並べた応援歌とは一線を画す歌詞は、いつの時代であっても聴き手の心を揺さぶる強烈な作用を持っているのです。

理不尽な現実を前にして一体誰が悪いのか、何が悪いのかと自問自答しながらも戦い続ける意味を改めて考えさせられますね。

【昭和の名曲】幅広い世代にパワーを与えてくれる応援歌を厳選(11〜20)

ノーサイド松任谷由実

松任谷由実 – ノーサイド(Audio/Lyric)
ノーサイド松任谷由実

試合終了後の選手の感情を繊細に描き出した、松任谷由実さんの名曲。

1984年12月にリリースされたアルバム『NO SIDE』に収録されています。

高校生の部活引退の様子からインスピレーションを受けた本作は、努力や犠牲、そして終わりのときの感慨を美しく表現しています。

2019年のラグビーワールドカップでは、日本代表選手の前で披露され、大きな感動を呼びました。

富士フイルムのCMソングや、TBSドラマの挿入歌としても使用された本作。

試合や部活動を終えた後の複雑な心境を味わった方々の心に、きっと深く響くことでしょう。

ff (フォルティシモ)HOUND DOG

「愛こそすべて」というメッセージを、堂々と声高に宣言する潔さに圧倒される、パワフルなロックナンバー。

強さとやさしさを兼ね備えたような大友康平さんのボーカルに、「おまえもがんばれ」と背中を押されているような気分になりますよね。

高らかに鳴り響くイントロのシンセブラス、全体を通してしっかりと根を張ったような力強いベースラインなど、思わず拳を突き上げたくなるようなサウンドは、まさに元気が出る曲の真骨頂。

心の底から活力がみなぎってくるような、力強い応援ソングの定番ですよ。

Get WildTM NETWORK

TM NETWORK「Get Wild」Official Music Video
Get WildTM NETWORK

「今夜は眠れない!」そんな気分にさせる、夜の都会を駆け抜けるような疾走感あふれるナンバーです。

冒険心とスリルを求めたくなる歌詞が、聴く人の心を熱くさせますよね。

大切な人のために強くなりたいという思いが、まるで自分の気持ちのように響いてきます。

1987年4月にリリースされ、アニメ『シティーハンター』のエンディングテーマとしても使用された本作は、令和に入ってから色あせることなく、カラオケの定番曲として愛され続けています。

新しい環境に飛び込む前や、大切な人との別れを乗り越えたいときなど、背中を押してほしいときにピッタリの1曲です。

1リッター分の愛をこめてVaundy

作詞作曲から映像制作まで手がけ、ジャンルレスな音楽を届けるVaundyさん。

心がからっぽになってしまった日にそっと寄り添うのが、2023年11月にリリースされた名盤『replica』に収録されたこの楽曲です。

軽やかなフロウとシンプルなバンドサウンドが、日常の物足りなさや孤独感を肯定してくれるかのようですよね。

満たされない気持ちも自分の正直な感情として受け入れることが、次の一歩を踏み出す力になると背中を押してくれます。

本作が収録されたアルバム『replica』はBillboard Japan Hot Albumsで総合2位を記録しました。

なんだか気分が乗らない朝に、自分を優しく満たしてくれるようなオシャレな応援ソングです。