【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選
広島を歌った名曲の数々。
カープ愛にあふれた球団歌から、平和への祈りを込めた楽曲まで、広島をテーマとする作品には、県民のみならず多くの人々の魂を揺さぶる魅力があります。
方言の温かみや故郷への深い愛情、そして未来への希望、それらが美しいメロディとなり、世代をこえて歌い継がれているのです。
今回は、広島の誇りと絆を感じる楽曲を紹介します。
各曲に込められた思いに、きっとあなたの心も共鳴するはずです。
【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(21〜30)
広島 愛の川加藤登紀子

原爆を落とされた広島を舞台にした「はだしのゲン」の作者である故・中沢啓冶さんが作詞を手掛けた永久の平和を願うメッセージ・ソングです。
名曲「知床旅情」やジブリ映画「紅の豚」のジーナ役で知られる加藤さんが力強く歌い上げてくれます。
尾道の女北島三郎

演歌界きっての大御所「サブちゃん」こと北島三郎さんがまだ駆け出しだった頃の1966年にリリースした楽曲。
思い出の女性に出会うためにはるばる北から海を越えやってきた男の甘くも儚い情景を思い描かせてくれます。
【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(31〜40)
広島天国南一誠

広島を中心に活動している南さんの1980年にリリースした代表曲。
のちに広島東洋カープ球団歌の「それ行けカープ」を歌ったことでも著名で、それらの功績が認められ、平成22年度の広島市民賞を受賞しています。
県民にとっては心の歌とも言えるのではないでしょうか。
松山行きフェリー村下孝蔵
「初恋」で有名な故・村下孝蔵さんの「松山行きフェリー」は恋人との切ない離別を歌った隠れた名曲として有名です。
広島からと愛媛までは瀬戸内海を隔てておよそ60kmと決して遠くない距離ですが、やはり海を渡るとなると遠くには感じてしまうもので、より歌詞の切なさに深みがでているように思います。
広島 ストーリー角川博

広島の夜をしっとり歌い上げる大人の情緒あふれるナンバーで、男女の出会いをムーディーに思い起こさせてくれます。
角川さんは1976年デビューの大御所演歌歌手ですが、高校時代は広陵高校の野球部に所属していたそうです。
そして福山三代沙也加

普段は演歌のシーンで活躍されている三代さんですが、珍しくムード歌謡調のこの楽曲で、違う歌声を聴かせてくれています。
福山市といえばバラの花で有名な街ですが、そのような風景を思い起こさせる歌詞もあり、聴きどころのひとつになっています。
鞆の浦慕情岩佐美咲

元AKB48の岩佐美咲さんの3rdシングルとして2014年にリリースされた楽曲です。
プロデューサーである秋元康さんが、演歌の雰囲気を出すための趣のある港町の風景として広島県福山市の鞆の浦を選び、楽曲制作が行われたそうです。