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【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選

広島の歌は、故郷への熱い思いと平和への願いを音に変えて、人々の心に寄り添い続けています。

被爆アオギリの再生を歌う子どもの詩から、カープを鼓舞する応援歌まで、その深い愛情は世代を超えて受け継がれています。

温かな広島弁のぬくもりや懐かしい街並みを描いた歌詞に、誰もが故郷の優しさを感じることでしょう。

心揺さぶる歌声とメロディが織りなす、広島の魂が息づく音楽の世界へご案内します。

もくじ

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(1〜20)

きんさいやTEE & HIPPY

TEE & HIPPY 「きんさいや」Music Video
きんさいやTEE & HIPPY

広島弁で「いらっしゃい」を意味するあたたかい言葉をタイトルに冠したTEEさんとHIPPYさんによる楽曲。

広島出身の2人が故郷への深い愛情を込めた方言たっぷりのデュエットは、聴く人の心に安らぎを届け、広島弁の温かみが、ふるさとの包容力を感じさせるます。

2017年3月にリリースされた、HIPPYさんのアルバム『HomeBase ~ありがとう~』収録曲で、NHK広島放送局の番組『広島かたすみ食堂』エンディングテーマにも起用されました。

広島を離れて暮らす方々の郷愁を誘う、また広島を訪れてみたいと思わせる、地元愛にあふれた名曲です。

ヒロシマドライブ奥田民生

故郷の風景を鮮やかに描き出す、広島色豊かな1曲。

奥田民生さんの地元愛があふれ出る歌詞には、マツダスタジアムや八丁堀交差点など、広島の象徴的スポットが次々と登場します。

2018年10月に配信された本作は、『トキオドライブ』の広島弁替え歌バージョンとして制作され、同郷のユニコーンメンバーたちが「あいのて」で参加。

地元の方言と温かみのある旋律が融合し、聴く人の心に郷愁を呼び起こします。

広島出身の方はもちろん、故郷を離れて暮らす人々にとって、心の拠り所となる珠玉の名曲です。

ヒロシマの有る国で作詞作曲:山本さとし

原爆投下という痛ましい歴史に向き合い、平和への強い願いを歌い上げた作品です。

1983年に山本さとしさんが大学在学中に作詞作曲した本作は、素朴なフォークスタイルながら、そのまっすぐなメッセージが多くの人々の心を揺さぶります。

アコースティックギターの温かな音色と、山本さとしさんの誠実な歌声が相まって、聴く者に深い感動を与えるのです。

全国の平和を願うイベントや集会、学校の音楽教材などで広く歌われ、2014年の第4回隅田川フォークフェスティバルでも演奏されました。

故郷への愛と平和への祈りを胸に、広島の歴史を知りたい方、次世代に平和の大切さを伝えたい方に心からオススメしたい1曲です。

アオギリのうた作詞作曲:森光七彩

幼い心に響いた被爆アオギリの姿が、平和への祈りとなって紡がれた珠玉の1曲。

森光七彩さんが小学2年生のときに作詞作曲したこの楽曲は、2001年に広島市が主催した「広島の歌」公募で915作品のなかからグランプリに選ばれました。

当時、応募者の中で唯一の子供による作品だったという事実に胸を打たれます。

穏やかなメロディとシンプルな構成にのせて、被爆アオギリの再生と世界平和への願いが静かに、しかし力強く表現されています。

故郷への深い愛と未来への希望を感じたい方、そして平和の大切さを次世代に伝えたいすべての人にオススメします。

ChallengerPerfume

Perfume – “Challenger” (Official Music Video)
ChallengerPerfume

広島出身の3人組テクノポップユニットPerfumeが挑戦者としての誇りを歌い上げる楽曲です。

プロデューサー中田ヤスタカ氏との運命的な出会いとなった楽曲を再構築した特別な作品で、彼女たちの原点と現在をつなぐ意味合いを持っています。

2019年9月に発売されたベストアルバム『Perfume The Best “P Cubed”』に収録され、結成20周年、メジャーデビュー15周年という節目を飾った本作は、女子サッカーチーム「サンフレッチェ広島レジーナ」の応援ソングに起用されました。

ミュージックビデオは、世界中から1,000以上の応募があった企画コンテストで、11歳の小学生が考案したプランが採用されるという感動的なエピソードも。

故郷広島への思いを胸に、新たな挑戦を続ける人々の背中を押してくれる1曲です。

ひろしま平和の歌作詞:重園贇雄/作曲:山本秀

広島の原爆被害を後世に伝え、世界平和を願う思いが込められた珠玉の合唱曲。

1947年8月6日の第1回「平和祭」で初めて披露されたこの作品は、平和への祈りを力強く表現しています。

広島市の平和記念式典で毎年歌われ続けており、2018年には広島出身の指揮者・大植英次さんの指揮により、広島心音オーケストラと広島県合唱連盟の協力でCDも制作されました。

また2023年には「ひろしま国際平和文化祭」の一環として英語版の動画も公開。

平和への願いを胸に抱くすべての人に、そして広島の魂に触れたいと思う方々に心から響く1曲です。