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【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選

広島を歌った名曲の数々。

カープ愛にあふれた球団歌から、平和への祈りを込めた楽曲まで、広島をテーマとする作品には、県民のみならず多くの人々の魂を揺さぶる魅力があります。

方言の温かみや故郷への深い愛情、そして未来への希望、それらが美しいメロディとなり、世代をこえて歌い継がれているのです。

今回は、広島の誇りと絆を感じる楽曲を紹介します。

各曲に込められた思いに、きっとあなたの心も共鳴するはずです。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(1〜10)

きんさいやTEE & HIPPY

TEE & HIPPY 「きんさいや」Music Video
きんさいやTEE & HIPPY

広島弁で「いらっしゃい」を意味するあたたかい言葉をタイトルに冠したTEEさんとHIPPYさんによる楽曲。

広島出身の2人が故郷への深い愛情を込めた方言たっぷりのデュエットは、聴く人の心に安らぎを届け、広島弁の温かみが、ふるさとの包容力を感じさせるます。

2017年3月にリリースされた、HIPPYさんのアルバム『HomeBase ~ありがとう~』収録曲で、NHK広島放送局の番組『広島かたすみ食堂』エンディングテーマにも起用されました。

広島を離れて暮らす方々の郷愁を誘う、また広島を訪れてみたいと思わせる、地元愛にあふれた名曲です。

尾道水道水森かおり

BKMBB001 尾道水道 水森かおり (2000)Ver3L FC HD
尾道水道水森かおり

「ご当地ソングの女王」と称される、水森かおりさんが2000年にリリースした楽曲です。

舞台となっている尾道水道とは尾道市と向島に挟まれた瀬戸内海の部分であり、古くから瀬戸内航路の主要な商港として機能して来た地域だそうで、風情ある景色とともにこの曲を楽しむのはいかがでしょうか。

アポロ 広島弁var.ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ アポロ 広島弁var
アポロ 広島弁var.ポルノグラフィティ

広島の方言で歌う誇りと愛を感じる1曲。

1999年9月に発売されたポルノグラフィティのデビューシングルのご当地バージョンは、TBS系『ここがヘンだよ日本人』のエンディングテーマとして起用され一躍注目を集めました。

月面着陸の壮大な夢と恋心を重ね合わせた詩的表現が、広島弁の温かみと融合することで、より親しみやすく響きます。

懐かしさと未来への希望を感じたい方、広島の魅力を音楽で体感したい方にピッタリの1曲です。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(11〜20)

アオギリのうた作詞作曲:森光七彩

幼い心に響いた被爆アオギリの姿が、平和への祈りとなって紡がれた珠玉の1曲。

森光七彩さんが小学2年生のときに作詞作曲したこの楽曲は、2001年に広島市が主催した「広島の歌」公募で915作品のなかからグランプリに選ばれました。

当時、応募者の中で唯一の子供による作品だったという事実に胸を打たれます。

穏やかなメロディとシンプルな構成にのせて、被爆アオギリの再生と世界平和への願いが静かに、しかし力強く表現されています。

故郷への深い愛と未来への希望を感じたい方、そして平和の大切さを次世代に伝えたいすべての人にオススメします。

ヒロシマドライブ奥田民生

故郷の風景を鮮やかに描き出す、広島色豊かな1曲。

奥田民生さんの地元愛があふれ出る歌詞には、マツダスタジアムや八丁堀交差点など、広島の象徴的スポットが次々と登場します。

2018年10月に配信された本作は、『トキオドライブ』の広島弁替え歌バージョンとして制作され、同郷のユニコーンメンバーたちが「あいのて」で参加。

地元の方言と温かみのある旋律が融合し、聴く人の心に郷愁を呼び起こします。

広島出身の方はもちろん、故郷を離れて暮らす人々にとって、心の拠り所となる珠玉の名曲です。

言伝 -ことづて-ポルノグラフィティ

広島の地から平和への祈りを紡ぎ出した珠玉の1曲。

NHK広島放送局「被爆80年プロジェクト」のテーマソングとして2025年4月に制作された楽曲です。

広島出身のポルノグラフィティが、被爆者たちとの対話から生み出した作品には、原爆投下後わずか3日で運行を再開した路面電車「一番電車」がモチーフとして息づいています。

穏やかなロックサウンドにのせて、言葉の力や人と人とのつながりの大切さを歌い上げる本作は、NHKドキュメンタリー『コネクト 未来への言伝―ことづて―』のエンディングテーマに起用されました。

故郷を思う気持ちや平和への願いを胸に抱くすべての人に響く、広島の魂が宿った楽曲です。

ひろしま平和の歌作詞:重園贇雄/作曲:山本秀

広島の原爆被害を後世に伝え、世界平和を願う思いが込められた珠玉の合唱曲。

1947年8月6日の第1回「平和祭」で初めて披露されたこの作品は、平和への祈りを力強く表現しています。

広島市の平和記念式典で毎年歌われ続けており、2018年には広島出身の指揮者・大植英次さんの指揮により、広島心音オーケストラと広島県合唱連盟の協力でCDも制作されました。

また2023年には「ひろしま国際平和文化祭」の一環として英語版の動画も公開。

平和への願いを胸に抱くすべての人に、そして広島の魂に触れたいと思う方々に心から響く1曲です。