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【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選

広島を歌った名曲の数々。

カープ愛にあふれた球団歌から、平和への祈りを込めた楽曲まで、広島をテーマとする作品には、県民のみならず多くの人々の魂を揺さぶる魅力があります。

方言の温かみや故郷への深い愛情、そして未来への希望、それらが美しいメロディとなり、世代をこえて歌い継がれているのです。

今回は、広島の誇りと絆を感じる楽曲を紹介します。

各曲に込められた思いに、きっとあなたの心も共鳴するはずです。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(1〜10)

きんさいやTEE & HIPPY

TEE & HIPPY 「きんさいや」Music Video
きんさいやTEE & HIPPY

広島弁で「いらっしゃい」を意味するあたたかい言葉をタイトルに冠したTEEさんとHIPPYさんによる楽曲。

広島出身の2人が故郷への深い愛情を込めた方言たっぷりのデュエットは、聴く人の心に安らぎを届け、広島弁の温かみが、ふるさとの包容力を感じさせるます。

2017年3月にリリースされた、HIPPYさんのアルバム『HomeBase ~ありがとう~』収録曲で、NHK広島放送局の番組『広島かたすみ食堂』エンディングテーマにも起用されました。

広島を離れて暮らす方々の郷愁を誘う、また広島を訪れてみたいと思わせる、地元愛にあふれた名曲です。

もしも・ひろしまにダークダックス

TSSイメージソング「もしも・ひろしまに」【 ここからっ!TSS CHANNEL】
もしも・ひろしまにダークダックス

ダークダックスは1951年にデビューした男性ボーカルグループです。

テレビ新広島のイメージソングとして使用されているこの楽曲に、早朝放送が始まるとともに流れてくる曲として懐かしさをおぼえる人もいるのではないでしょうか。

ヒロシマの有る国で作詞作曲:山本さとし

原爆投下という痛ましい歴史に向き合い、平和への強い願いを歌い上げた作品です。

1983年に山本さとしさんが大学在学中に作詞作曲した本作は、素朴なフォークスタイルながら、そのまっすぐなメッセージが多くの人々の心を揺さぶります。

アコースティックギターの温かな音色と、山本さとしさんの誠実な歌声が相まって、聴く者に深い感動を与えるのです。

全国の平和を願うイベントや集会、学校の音楽教材などで広く歌われ、2014年の第4回隅田川フォークフェスティバルでも演奏されました。

故郷への愛と平和への祈りを胸に、広島の歴史を知りたい方、次世代に平和の大切さを伝えたい方に心からオススメしたい1曲です。

【広島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|時代をこえて愛される名曲を厳選(11〜20)

アオギリのうた作詞作曲:森光七彩

幼い心に響いた被爆アオギリの姿が、平和への祈りとなって紡がれた珠玉の1曲。

森光七彩さんが小学2年生のときに作詞作曲したこの楽曲は、2001年に広島市が主催した「広島の歌」公募で915作品のなかからグランプリに選ばれました。

当時、応募者の中で唯一の子供による作品だったという事実に胸を打たれます。

穏やかなメロディとシンプルな構成にのせて、被爆アオギリの再生と世界平和への願いが静かに、しかし力強く表現されています。

故郷への深い愛と未来への希望を感じたい方、そして平和の大切さを次世代に伝えたいすべての人にオススメします。

ひろしま牡蠣のうた作詞:加藤ひさつぐ/作曲:月山翔雲

広島の名産品「牡蠣」へのオマージュソング。

故郷の海で育まれる牡蠣の魅力や、広島の人々の誇りが軽快なメロディにのせて表現されています。

2022年1月に公開された本作は、広島県内の観光キャンペーンや牡蠣祭りといった地元イベントで活用され、地域のPRソングとして広く愛されています。

地元テレビ番組やラジオでも取り上げられ、広島県民の間で定着しつつあるのだそう。

故郷を離れて暮らす広島県出身の方や、広島の食文化に興味をお持ちの方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

ヒロシマドライブ奥田民生

故郷の風景を鮮やかに描き出す、広島色豊かな1曲。

奥田民生さんの地元愛があふれ出る歌詞には、マツダスタジアムや八丁堀交差点など、広島の象徴的スポットが次々と登場します。

2018年10月に配信された本作は、『トキオドライブ』の広島弁替え歌バージョンとして制作され、同郷のユニコーンメンバーたちが「あいのて」で参加。

地元の方言と温かみのある旋律が融合し、聴く人の心に郷愁を呼び起こします。

広島出身の方はもちろん、故郷を離れて暮らす人々にとって、心の拠り所となる珠玉の名曲です。

アビが鳴くポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ『アビが鳴く』Lyric Video
アビが鳴くポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの『アビが鳴く』は、平和を願う心意気が込められた反戦歌。

穏やかな曲調にのせて、戦争の恐ろしさや悲しみ、過ちを二度と繰り返さない決意を伝えています。

かつての因島市の風景を模し、強く平和を望むメッセージが伝わってくる一方、この曲の持つ力強い反戦メッセージは広島出身であるポルノグラフィティだからこそのリリック。

「G7広島サミット2023」の応援ソングとしても起用された1曲。

ぜひ、楽曲に込められた平和への願いを感じてみてください。