長崎の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
出島などがあり異国情緒ただよう長崎、この記事ではそんな長崎の風俗、風習、時事が歌い込まれている民謡・童謡を紹介していきます。
なんといっても長崎の民謡からは、曲のメロディーなど随所から歴史的背景もあり、日本離れした雰囲気が感じられるものがたくさんあるんですよね。
そういった長崎の民謡、童謡からは長崎の町並みをついイメージしちゃう民謡、童謡ばかりだと思います。
ぜひそんな異国情緒あるれる長崎を思い浮かべながらきいてみてください。
長崎の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)
南の風NEW!長崎県

1961年に制定された本作は、県民の歌作詞委員会が歌詞を手がけ、山口健作さんが作曲を担当しました。
異国文化を受け入れてきた歴史や美しい自然、そして未来への希望が込められており、聴く人の心を明るく照らしてくれますね。
制定当時には若山彰さんと初代コロムビア・ローズさんが歌唱するSPレコードとして発売されました。
編曲を船村徹さんが担当しているのも豪華なポイントです。
また、2014年の長崎がんばらんば国体の式典でも演奏されるなど、半世紀以上にわたり大切な場面で歌い継がれています。
現在では吹奏楽や合唱などさまざまなバージョンが整備され、学校や地域で広く愛されています。
町で饅頭買うて

羽付きや手遊び歌として昔から歌われてきた『町で饅頭買うて』。
歌詞の中に長崎県の地名が登場するのが特徴です。
「ひみ」「やがみ」「こが」「くやま」は、長崎県にお住まいの方ならピンとくるかもしれませんね。
リズミカルな歌い回しが耳になじむ、日本らしいわらべ歌です。
過去にはこの歌を題材にした、長崎街道をめぐるツアーも開かれていたそうですよ。
そう聞くと、なんだか自分でも同じようにやってみたくなってきちゃいますね。
長崎さわぎ

新たな門出を祝福する民謡『長崎さわぎ』がこちら。
この曲は『わらじ酒』と呼ばれている歌をアレンジしたものです。
『わらじ酒』は祝宴の終わり、人々が料亭などお店から出るときに演奏されていたそう。
わらじを履いたままお酒を飲みつつ、歌われることから『わらじ酒』と呼ばれました。
そこからお祝いの歌へと変化していっての『長崎さわぎ』です。
たしかに、歌詞を見るだけでもおめでたい感じがしますね。
尺八やお琴の演奏曲としても親しまれています。
でんでらりゅう

NHKの子供向け番組『にほんごであそぼ』を観ていた方なら、もしかしたらなじみ深いかもしれませんね。
長崎県で古くから歌われている童謡『でんでらりゅう』は小気味良いメロディーと歌詞が特徴。
長崎の方言を取り入れた、言葉遊びのような曲です。
聴いているとなんだか自分で歌いたくなってきますね。
シンガーソングライターのさだまさしさんや福山雅治さんが、自身の作品として収録している音源もあります。
親子で楽しんでほしい長崎県の歌です。
長崎めがね橋倍賞千恵子

NHKの音楽番組『みんなのうた』で放送された長崎ソングです。
映画『男はつらいよ』シリーズの諏訪さくら役でも知られている、倍賞千恵子さんが歌っています。
作曲は『さよならはダンスの後に』も手がけた小川寛興さん、作詞は『アンパンマン』の原作者、やなせたかしさんが務めました。
タイトル通りですが国の重要文化財にも指定されている眼鏡橋が登場するなど、長崎の名所がたくさん出てくる楽曲です。
長崎県にお住まいであれば、初めて聴いたとしてもすぐ親近感がわくのでは。


