カラオケで歌いたい民謡。みんなで楽しめる名曲、人気曲
日本の民謡を一挙紹介!
カラオケで歌ってみたい民謡を選んでみました!
定番のものから、ちょっぴりマイナーなものまで幅広くピックアップしています!
現在ではシーンの最前線に浮上することがなくなった民謡。
日本の伝統的な音楽なのですが、一般的なウケは決して良くはありまん。
そんな民謡のすばらしいところを伝えるべく、今回は日本の人気の民謡をチョイスしてみました。
演歌や民謡に詳しくない方でも楽しめる内容ですよ!
ぜひ最後までごらんください!
カラオケで歌いたい民謡。みんなで楽しめる名曲、人気曲(1〜10)
津軽じょんがら節金沢明子

日本の民謡の中でも知名度の高いことで知られる『津軽じょんがら節』。
津軽三味線の手数の多い演奏は、世界的な人気もある、日本が世界に誇る伝統的な民謡と言えるでしょう。
しかしながらこの歌の中身はかなりストーリーが深く、戦国時代、慶長二年にまでさかのぼります。
一説では、この民謡のタイトルになった青森県にいた「じょうえん」という和尚の死を思って作られた歌として伝わっています。
音楽とともにストーリーを楽しんでみるのもいいと思います!
花笠音頭都はるみ

例年8月に山形県で行われる華やかな祭り「山形花笠まつり」にて歌われることで有名な『花笠音頭』。
今でも日本中で幅広く聴かれる伝統的な民謡として知られています。
もともとは家など建築物の土台を固める「どつき」という工程の際に歌われた「土突き歌」から始まり、その後、さまざまなアレンジが加えられ祭りの音頭として広がりました。
歌詞も地方によって変わったりもしますが、山形県にまつわるものが多くその人気も納得です。
竹田の子守唄山本潤子

竹田の子守唄は京都府にあった部落差別の子供達に歌われた、赤ちゃんを寝かしつけるためではなく、差別を受けている子供達の心情を歌った「子守唄」です。
京都府に伝わる民謡ながら、その物語の根深さや悲痛さから、多くのフォークシンガーたちがカバーしメッセージを伝えたことで有名です。
ヒットソングとして世に知れ渡り、教科書にのるなど、社会に一石を投じた民謡と言える楽曲で、京都のフォークロアとして根強く伝承されている1曲です。
南部牛追唄福田こうへい

舟歌や子守唄など、たくさんの生活や風土に根付いた民謡が日本には伝わっていますが、この楽曲『南部牛追唄』は牛飼いが牛の背中に荷物を載せて運搬する時に歌っていた民謡です。
安土桃山時代、岩手、青森、秋田県は南部国と言われており、そこで育てられた南部牛は「赤べこ」と言われ、全国的に知られていました。
そんな南部に伝わる民謡で、当時の運搬技術である「牛」を追いながら長い旅路をにぎわわせた趣ある1曲です。
歌詞からは南部国の名産や文化がうかがえます。
津軽山唄細川たかし

『津軽山唄』はその名の通り、青森・岩手・秋田の三県に伝わる伝統的な民謡です。
山の神様に方策や無事・安全を願って歌われたものです。
日本の伝統的な楽器、尺八に合わせて歌われることが多く、その力強い節には迫力を感じます。
青森県の南北に流れる岩木川という皮を境目に「東通り」「西通り」という二つの歌い方が存在しており、ポピュラーな西通り、今では珍しくなった東通り、二つの歌い方の違いを聴き分けるのもおもしろいと思います。
秋田船方節小野花子

華やかな合いの手が印象的な『秋田船方節』。
その名の通り、秋田県の船乗りのことを歌った楽曲で、船や海にまつわる歌詞がおもしろい曲です。
三味線や太鼓の演奏がとてもにぎやかで楽しく、当時の日本民謡の中でも派手で心地よく、今でいえばアップテンポの楽曲といったものになるのではないでしょうか。
この歌は「騒ぎ歌」と呼ばれるジャンルに位置し、お酒の席や宴会で歌われました。
秋田県の男鹿市ではコンテストも行われるなど深く地方に根付いています。
東京音頭氷川きよし

『東京音頭』は1932年に生まれている比較的新しい民謡で、1923年の関東大震災の復興と景気付けのために『丸の内音頭』という名前で作曲作詞されました。
この音頭が『東京音頭』という名前に改名され、大ヒットとなりました。
そしてその思惑どおり、東京都民を勇気付け、さまざまなエピソードが生まれています。
今でも野球のヤクルトスワローズやJリーグのFC東京の応援歌として歌われ続けています。
現代の東京を代表する民謡です。