民謡の歌手。歌い継がれる故郷の心
日本各地のふるさとのこころを歌い継ぐ、民謡の歌手のご紹介です。
日本人としてのアイデンティティを育む、郷土愛あふれる珠玉のプレイリストです。
民謡の歌手。歌い継がれる故郷の心(1〜10)
生保内(おぼない)節川崎マサ子

川崎マサ子は秋田県平鹿郡雄物川町二井山出身の日本の民謡歌手です。
秋田県仙北市の民謡である「生保内(おぼない)節」は歌い始めの歌詞から「生保内東風(おぼねだし)」という名称でも呼ばれ多く親しまれています。
狭山茶作り唄三音麻央

三音麻央は埼玉県出身の民謡歌手です。
埼玉県の民謡である「狭山茶作り唄」は茶畑でお茶を摘んだり、お茶を作るときによく唄われていたそうです。
この唄を聴くと楽しそうにこの唄を唄いながらお茶をつむ情景が思い浮かばれます。
ちゃっきり節市丸

市丸は長野県松本市出身。
昭和期の民謡歌手です。
静岡民謡である「茶切ぶし」は静岡県中部の地名や方言が軽快なリズムで謡われている歌です。
市丸がレコードで発売した「ちゃっきり節」は全国的な大ヒットにもなっています。
鹿児島三下り新橋喜代三

新橋喜代三は鹿児島県の種子島、熊毛郡北種子村(現在の西之表市)出身の昭和初期から中期にかけて活躍した日本の民謡歌手です。
元芸者でもある新橋が唄う鹿児島県の民謡である「鹿児島三下り」はご座敷唄のひとつでもあります。
蝦夷富士の唄福士優子

福士優子は北海道出身の日本の民謡歌手です。
よさこいソーラン祭りで唄うなど北海道で精力的に活動しています。
北海道の民謡である「蝦夷富士の唄」の蝦夷富士は北海道西部にある火山の羊蹄山のことでその山の美しさが唄われています。
最上川舟唄大塚文雄

大塚文雄は山形県西村山郡三泉村(現・河北町)出身。
今もご健在の日本の民謡歌手です。
山形民謡である「最上川舟唄」は落ち着きのある曲調となっており、のびやかな歌声とともに舟の優雅さやゆったりとした動きが表現されています。
南部牛追い唄福田こうへい

福田こうへいは岩手県岩手郡雫石町出身の演歌歌手です。
民謡をはじめたのは23歳からで多くの民謡コンクールで受賞しています。
岩手県の民謡である「南部牛追い唄」は、収穫した米を牛の背中に乗せて、南部藩の米蔵に米を運ぶときに牛方たちが唄ったものです。