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【2025】歌い継がれる故郷の心~日本の民謡歌手まとめ。若手も紹介!

祭りの夜に響く力強い声、田植えの季節に歌い継がれる労働歌……日本各地に息づく民謡は、その土地の暮らしや風景とともに紡がれてきた音楽文化ですよね。

民謡歌手というと、どこか懐かしく古風なイメージを持たれる方も多いかもしれません。

しかし実は、伝統をしっかりと受け継ぎながらも新しい表現に挑戦する女性民謡歌手や、若い世代ならではの感性で民謡の魅力を発信する歌手たちが続々と登場しているんです。

この記事では、民謡を代表する伝説的な歌手たちから若手までを幅広くご紹介していきます。

あなたの心に響く故郷の歌声と出会えるかもしれません!

【2025】歌い継がれる故郷の心~日本の民謡歌手まとめ。若手も紹介!(11〜20)

新相馬節原田直之

原田直之/福島県民謡 新相馬節
新相馬節原田直之

福島県浪江町出身の原田直之さんは、1964年にポリドールからレコードデビューを果たし、以降60年以上にわたって民謡界の第一線を走り続けてきた実力派です。

『全国ご町内音頭』は50万枚を超える大ヒットを記録し、日本コロムビアからゴールデン・ディスク賞を受賞。

1978年のNHK紅白歌合戦出演や「夜の指定席・民謡をあなたに」のレギュラー出演を通じて全国的な知名度を獲得しました。

松尾芸能賞や民謡名人位など数々の栄誉に輝き、主宰する「民謡原田会」では後進育成にも熱心です。

堂々とした声量と柔軟な節回しで、地方の言葉や旋律を丁寧になぞる歌唱は、故郷の歌を大切にしたい方にオススメです。

津軽小原節小山みつな

小山みつなは神奈川県湯河原町出身。

東北民謡・津軽民謡を得意とする日本の民謡歌手です。

青森県津軽地方の民謡である「津軽小原節」は主に祝宴などにぎやかな時に歌われます。

また宮城県の民謡である「塩釜甚句」がもとになったものでもあります。

軽やかなリズムが特徴的です。

鹿児島三下り新橋喜代三

民謡 「鹿児島三下り」 新橋喜代三
鹿児島三下り新橋喜代三

新橋喜代三は鹿児島県の種子島、熊毛郡北種子村(現在の西之表市)出身の昭和初期から中期にかけて活躍した日本の民謡歌手です。

元芸者でもある新橋が唄う鹿児島県の民謡である「鹿児島三下り」はご座敷唄のひとつでもあります。

磯節早坂光枝

早坂光枝は東京都中央区出身の日本の民謡歌手です。

両親ともに民謡家だったため、幼いころから民謡の世界で活躍しています。

茨城県の太平洋沿岸地方の民謡である「磯節」はもともと船唄でしたが、お座敷唄として全国に広がっていったとされています。

南部牛追い唄福田こうへい

福田こうへいは岩手県岩手郡雫石町出身の演歌歌手です。

民謡をはじめたのは23歳からで多くの民謡コンクールで受賞しています。

岩手県の民謡である「南部牛追い唄」は、収穫した米を牛の背中に乗せて、南部藩の米蔵に米を運ぶときに牛方たちが唄ったものです。

津軽じょんがら節金沢明子

津軽じょんがら節/金沢明子/歌詞/TSUGARU JONGARA BUSHI/Akiko Kanazawa
津軽じょんがら節金沢明子

金沢明子は千葉県市川市出身の日本の民謡歌手です。

津軽民謡である「津軽じょんがら節」は、「津軽よされ節」「津軽おはら節」にならぶ津軽三大民謡のひとつとして有名なものとなっています。

ちなみに、この曲のタイトルにもあるじょんがらとは、青森県の浅瀬石城の下にあった寺の和尚である常縁という名から由来するそうです。

【2025】歌い継がれる故郷の心~日本の民謡歌手まとめ。若手も紹介!(21〜30)

生保内(おぼない)節川崎マサ子

川崎マサ子は秋田県平鹿郡雄物川町二井山出身の日本の民謡歌手です。

秋田県仙北市の民謡である「生保内(おぼない)節」は歌い始めの歌詞から「生保内東風(おぼねだし)」という名称でも呼ばれ多く親しまれています。