【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
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【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(41〜50)
「ミジュマリズム」~三重県バージョン~

三重の海山里の景色を合図に、跳ねるビートと手拍子が誘うポップ。
言葉遊びの反復とかけ声設計が親しみを生み、この楽曲は旅の案内人の視点で名所へ誘う物語を描きます。
ふるさとへの誇りと、みんなで踊ってつながる喜びが軽やかなメロディに息づいています。
2023年7月に県の地域連携プロジェクトの一環として公式映像で公開。
原曲は2023年3月の先行公開作を土台にした地域版で、ミジュマルの観光施策と連動し、2025年のラッピング特急など現地企画とも響き合います。
本作は家族のドライブや行楽、学校やイベントのダンスにもぴったり。
三重への旅前の気分づくりにもおすすめです。
きっとワクワクが高まりますよね。
三重県大好きAgorophius

地元愛をこんなにも愉快に鳴らすバンドがいるなんて!
三重発のAgorophiusは、ロックを軸にオタク的ユーモアを混ぜる3ピース。
本作は、天むすや津ぎょうざ、赤福といった味の記憶から、終電やバスのあるあるまでを畳みかけ、誇らしさと笑いで観客を巻き込むコール&レスポンス型のアンセムです。
2019年8月の主催サーキットで先行し、同年10月に店頭発売。
3曲構成で尺は4分39秒、『ギャルすこ』『エッチコンロ点火w』と並び、アルバム『ザベストアゴ』や『ファイナルオタククエスト』の系譜を補強するライブ定番へ。
伊勢や熊野へ向かう道すがら、仲間と声を合わせたい人、三重の景色を思い出して元気を取り戻したい人にぴったりです。
くわなにさくはなMummy-D(RHYMESTER)

川辺の風と祭りばやしがふっと目の前へ広がる、この楽曲は、Mummy‑Dさんのしなやかな語りが七里の渡しや石取祭、焼きはまぐりまで韻に織り込み、案内人のまなざしと誇りを鮮やかに映し出す一編です。
温かなビートに揺れながら。
2019年8月に公開された作品で、三重県桑名市の観光施策と結びついたタイアップとして制作され、ソロでは2024年3月にアルバム『Bars of My Life』を発売していますが、本作は自治体の書き下ろしとして独立した位置づけです。
桑名へ出かける前の予習に、帰省の車中に、歴史散歩のお供にもぴったり。
地図を開き、耳に残った地名をたどってみるのもよいかもしれませんね。
三重西小学校The Shiawase

ふるさとの匂いが胸にひろがる、三重の土と風景をまっすぐ描いた1曲です。
田んぼ道や濃い藍色の空、ランドセルの重みまでが浮かび、幼い記憶と初恋のときめきが今の鼓動と溶け合う。
メロディは温かく、サビで視界が開けるような高揚。
作詞作曲は仲井“B.B.”陸さん。
The Shiawaseが歌い、2019年12月のアルバム『こたつ』収録で、2020年3月には予定されていたビクターロック祭りに呼応する形でMVを公開。
JFL presents FOR THE NEXTやCROSS FMでもオンエア。
通学路の景色を思い出したい時、三重の空気を深呼吸したい人に寄り添います。
旅先で聴けば景色がいっそう鮮やかに感じられます。
佐賀の先っぽ基山どぶろっく

故郷への深い愛情とどぶろっくらしいユーモアが見事に融合した、心温まるロックチューンです。
佐賀県の端っこで福岡県に食い込んでいる、という故郷の町の特徴を、親しみやすいダジャレを交えつつ愛情たっぷりに歌い上げています。
ただ面白いだけじゃない、温かなまなざしが伝わってきますよね!
本作は、2018年7月に基山町の町制80周年を記念して制作された、どぶろっくのふるさと大使就任に花を添える1曲。
町のPRにも活用されている特別な作品なんです。
エネルギッシュなサウンドなので、ドライブのお供にすれば気分が上がること間違いなし!
自分の故郷を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。
ヤイテ、ヤイテ、サガ勝手に観光協会

ギタレレとオカリナの軽快な音色と、思わずクスッと笑ってしまう歌詞で佐賀県の魅力が描かれる愛すべき1曲です。
みうらじゅんさんと安齋肇さんによるユニット、勝手に観光協会が手掛けた本作では、呼子のイカや有田焼、吉野ヶ里遺跡といった名所名物が次々と登場します。
聴いているだけで佐賀を旅しているような気分になれるユニークな歌詞が魅力的ですよね。
この楽曲は、全国を旅してご当地ソングを作る企画の一環で、2008年2月発売のアルバム『勝手に観光協会Vol.3 ご当地ソングCD完結編』に収録されています。
旅先の旅館で録音するという制作スタイルが、楽曲の持つ温かくもゆるい雰囲気を生み出しているのでしょう。
佐賀にゆかりのある方はもちろん、ドライブ中に楽しい気分になりたい方にもオススメです。
ぜひこのユーモアあふれる世界観に触れてみてくださいね!
潜ってエスパーニャ勝手に観光協会

潮の匂いとユーモアが弾ける、ご当地ポップの快作です。
海女の息遣い、夫婦岩の朝、伊勢うどんや松阪牛までを小気味よくつなぎ、笑いの背後にふるさとへの敬愛をにじませます。
この楽曲は観光案内の体裁を借りたミュージカル仕立てで、聴けば三重の景が立ちのぼるはず。
2008年2月に発売された作品で、アルバム『勝手に観光協会 Vol.2』(2004年)に収録後、アルバム『勝手に御当地ソング47+1 日本全国旅館録音』にも収められました。
作曲はみうらじゅんさん、制作は勝手に観光協会。
タイアップはありません。
本作は伊勢志摩への旅の前後や、郷土の歌で気分を上げたい時にぴったり。
ローカル文化を軽やかに楽しみたい人、コミカルなご当地ソングで気持ちを明るくしたい人におすすめです。





