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【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング

日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。

しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。

もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。

そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。

訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。

【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(101〜110)

湯平雨情水城なつみ

大分県の名湯・湯平温泉を舞台に、大切な人との幸せな時間を歌った水城なつみさんの一曲です。

まるで情緒あふれる石畳の温泉街の光景が目に浮かぶようですね。

灯るランタンが宵を彩るなか、寄り添い歩く二人のぬくもりが、水城さんの情感豊かな歌声を通してじんわりと伝わってきます。

その情景描写の美しさは、まるで一枚の風景画を眺めているかのよう。

湯平温泉のしっとりとした風情に浸りながら、心温まる恋模様に共感をおぼえる方も多いのではないでしょうか。

大分への旅情をかきたてられる名曲です。

宮崎てげてげ音頭水木大介

地元宮崎への深い愛情を感じさせる水木大介さんが歌う、底抜けに明るい音頭曲です。

この曲は、当時の宮崎県知事だった東国原英夫氏が作詞を手がけたことでも知られています。

「てげてげ」は宮崎の方言で「ほどほどに」という意味なのだそう。

歌詞には焼酎や豊かな自然など、宮崎らしい風景がふんだんに盛り込まれており、そのおおらかな土地柄が目に浮かぶようです。

三味線や太鼓が刻む軽快なリズムを聴いていると、まるで地元のお祭りに参加しているかのような気分になるのではないでしょうか。

県民に愛されるアンセムになった理由もよくわかりますね。

日向岬水森かおり

水森かおり「 日向岬」MV(2023年1月24日発売)【公式】
日向岬水森かおり

「ご当地ソングの女王」水森かおりさんが、自ら観光大使を務める宮崎県日向市を舞台にした1曲です。

別れの悲しみを乗り越えようと、ひとり日向岬を訪れた女性の心情が歌われています。

切なさの中にも未来への希望を象徴しているかのような歌詞も素晴らしく、水森かおりさんの情感豊かな歌声が、日向灘の波音や潮風と重なり、まるで自分がその場にいるかのような気持ちにさせてくれます。

宮崎への旅情をかき立てられる楽曲といえるでしょう。

湯布院有情観月ゆうじ

観月ゆうじ「湯布院有情(yufuin ujyo)」
湯布院有情観月ゆうじ

大分市出身の観月ゆうじさんが、故郷への深い愛情を込めて歌い上げたのがこの『湯布院有情』です。

劇団四季で培われたドラマティックな歌声で、名湯の町のしっとりとした風情を見事に表現しています。

歌詞に耳をすませば、朝霧に煙る金鱗湖や辻馬車の優しい揺れといった、湯布院ならではの情景が鮮やかに心に浮かんでくるのではないでしょうか。

別れの切なさを歌いながらも、その奥底には故郷の温かさがじんわりと広がります。

この一曲は、まるで湯布院の空気をそのまま閉じ込めた小さな物語のよう。

旅のお供に聴けば、町の景色がより一層、情緒深く感じられるかもしれませんね。

高原ロマン永井龍雲

シンガーソングライターの永井龍雲さんが、宮崎県高原町への深い愛情を込めて作り上げた「ふるさと讃歌」と呼べる楽曲です。

2010年のライブをきっかけに生まれたこの曲は、町の歴史や豊かな自然、そして文化までもが丁寧に織り込まれています。

永井さんの叙情的でどこか哀愁を帯びた歌声に耳を傾けていると、雄大な霧島連山の麓に広がるのどかな風景が目に浮かぶようです。

故郷を思うその温かい気持ちは、地元の方はもちろん、宮崎の地に心を寄せる多くの人々の心情を代弁してくれるのではないでしょうか。

旅の思い出に浸りたいときにもぴったりの1曲といえるでしょう。

【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(111〜120)

With All作詞:佐羽内 正樹・大森 由美子/作曲:吉田 真央

震災復興への祈りが込められた、岩手発の心温まる応援歌です。

爽やかなメロディにのせて、希望と団結の思いが胸にせまりくる名曲といえるでしょう。

2016年11月に岩手県盛岡市で開催された復興支援チャリティライブのテーマソングとして初披露された本作。

地元バンドquadのメンバーらによる「盛岡くるこいFamily」が歌唱を担当しています。

2020年には、パンデミックで苦境に立つ人々へのエールとして新録版も制作されました。

離れていても心はひとつ、そんな温かな絆を感じたいときにピッタリの楽曲といえるでしょう。

くまもと自慢歌Pi坊

熊本の豊かな情景を、明るく弾むようなメロディで描き出すこの作品は、聴く人を楽しい気分に誘います。

どこか懐かしい民謡の響きと、陽気なラテンのリズムが絶妙に合わさり、熊本のお祭りのようなにぎやかさを感じさせますね。

2013年7月にCDシングルとして発売された本作は、Pi坊さんの初期ディスコグラフィーを彩る、熊本愛の結晶!

2016年の熊本地震以降は、復興への願いを込めて歌われることもありました。

熊本への旅のお供に、また、故郷を懐かしむひとときに聴けば、心が温まるのではないでしょうか。