【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(81〜90)
くまモンもん森高千里

熊本ご出身の森高千里さんが歌声を吹き込んだ、聴く人の心を軽やかにする1曲です。
おなじみのキャラクターへの親しみを込めた歌詞が印象的で、いつも私たちのそばにいるよ、という温かいメッセージが伝わってきます。
ユーモラスな言葉選びの中にも、未来への希望や幸せの種をみんなでまこうという願いが込められており、そっと背中を押してくれるような優しさにあふれていますね。
本作は2013年9月に発売されたシングルで、オリコンチャートで最高13位に入るなど広く愛されました。
つい口ずさんでしまう中毒性の高い歌詞とメロディに注目です!
備前だより野中さおり

岡山県備前市の魅力がたっぷり詰まった、心温まる楽曲です。
2024年10月にリリースされた作品で、備前市の合併20周年を記念して制作された市歌。
作詞作曲は岡山県出身の水木れいじさんと岡千秋さんが手がけています。
「瀬戸内海の青」「備前焼の赤」「自然の緑」といった備前市のシンボルカラーを取り入れた歌詞が印象的です。
野中さおりさんの伸びやかな歌声が、美しい自然や市の持つ歴史を鮮やかに描き出しています。
聴けば聴くほど、備前市への愛着が深まりそうですね。
地獄のエステティシャン勝手に観光協会

みうらじゅんさんと安齋肇さんのユニット勝手に観光協会による、遊び心満載な大分県のご当地ソングです。
「地獄のエステティシャン」という強烈なタイトルは、別府温泉名物の「地獄めぐり」から着想を得たのだとか。
歌詞には地獄の名前が次々と登場し、まるでお祭りのような底抜けに明るい曲調で歌い上げられます。
合間には「豊後牛」や「だんご汁」といった名産品もしっかり盛り込まれており、その情報量の多さに驚く方もいらっしゃるかもしれませんね。
大分への旅のお供に聴けば、道中がより一層楽しいものになるのではないでしょうか。
高千穂峡岡ゆう子

「歌う日本地図」の異名を持つ岡ゆう子さんが、宮崎県が誇る名勝・高千穂峡を舞台に歌った叙情演歌です。
ボートから見上げる真名井の滝や、神話が息づく峡谷の情景が目に浮かぶようですね。
歌詞は愛する人との別れを歌っていますが、岡さんのしっとりとした歌声と壮大な自然の描写が重なり合い、傷ついた心を優しく包み込んでくれるかのようです。
実はこの曲、岡さんが47都道府県のご当地ソングを歌い上げた、記念碑的な一曲なのだとか。
宮崎の美しい景色への思いが、ひときわ深く込められているのかもしれませんね。
高千穂旅情川中美幸

神話の息吹が感じられる宮崎県高千穂を舞台に、ひとりの女性の心境を描いた叙情的な1曲。
別れた人を忘れられないまま、思い出の地を旅する切ない様子が歌われています。
詩の中には「国見ヶ丘」や「高千穂峡」、「夜神楽」といった地名や名物が随所に登場。
川中美幸さんの情感あふれる歌声が、高千穂の荘厳な景色と主人公の寂しさを見事に表現しています。
この曲を聴いていると、まるで自分も高千穂の深い自然の中に佇んでいるような気持ちになるかもしれませんね。
宮崎の風景を色濃く感じる、旅情にあふれた楽曲です。