【2025】恐怖を煽る不気味なBGM|まとめ
恐怖を演出する最も欠かせない要素の1つ、BGM。
環境音であったり、おどろおどろしい弦楽器のひずんだ音であったり、そういったBGMは恐怖をかきたてますよね。
日常生活でそのようなBGMを使いたいというシチュエーションは珍しいと思いますが、学園祭でお化け屋敷を催し物として出す場合は、そういったBGMを重宝するかと思います。
今回はそんな方に向けて、恐怖を煽る不気味なBGMをセレクトしました。
環境音楽からストリングスまで、さまざまなジャンルからピックアップいたしましたので、ぜひチェックしてみてください。
【2025】恐怖を煽る不気味なBGM|まとめ(1〜10)
ヘドウィグのテーマ:ハリー・ポッターと秘密の部屋John Williams

映画『ハリー・ポッター』といえばこの曲!
と、誰もがうなずくのではないでしょうか。
ジョン・ウィリアムズさんが作曲したこの作品は、聴く者を一瞬で魔法の世界へと誘う、ミステリアスな魅力にあふれています。
キラキラとしたセルエスタの音色で始まるメロディは、ハロウィンの怪しげで楽しい雰囲気を盛り上げるのにぴったり。
この作品は、アルバム『ハリー・ポッターと賢者の石』で初めてお披露目され、続編である『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のサウンドトラック(2002年11月リリース)でも物語を彩りました。
ちなみに、スピンオフ作品でも引用されるほど、シリーズを象徴する一曲です。
ハロウィンの夜に流せば、まるで魔法学校にいるかのような非日常感を楽しめるでしょう!
バレエ音楽「眠りの森の美女」:長靴をはいた猫と白い猫(第3幕)Pyotr Tchaikovsky

ハロウィンのいたずらっぽい雰囲気を盛り上げる、コミカルな一曲はいかがでしょうか。
いくつものバレエ音楽の名作を生んだピョートル・チャイコフスキーが手掛けた、バレエ組曲『眠りの森の美女』に収められている作品です。
本作は、おとぎ話の登場人物である2匹の猫がじゃれ合ったり、威嚇し合ったりする様子を音楽で見事に表現しています。
猫の鳴き声を模したようなフレーズや、俊敏な動きを感じさせるリズムは、まるで仮装したキャラクターが目の前で踊っているかのようで、聴いているだけで楽しくなってきますね。
この楽曲を含むバレエは1890年1月に初演されたもので、結婚式の祝宴という非日常的な舞台設定もハロウィンの雰囲気にぴったりです。
パーティーを彩るBGMとして流せば、不思議で愉快な夜を演出してくれますよ。
SO BADKing Gnu

まさにハロウィンの狂騒を体現したような、King Gnuによるナンバーです。
2025年9月に公開されたこの楽曲は、USJのイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」における「ゾンビ・デ・ダンス」の公式テーマソングとして大きな話題を呼びました。
King Gnuならではのミクスチャーサウンドをさらに凶悪かつオルタナティブに進化させた、狂暴で享楽的なサウンドが衝撃的ですね。
最悪な状況なのに最高に楽しい、そんなハロウィンの夜の混沌としたスリルが見事に表現されています。
本作の攻撃的なグルーヴは、ハロウィン動画をクールに演出してくれることまちがいなし!
かまいたちの夜- 疑心暗鬼加藤恒太

ホラーゲーム「かまいたちの夜」に登場する曲。
タイトルの通り、聴いているうちに不安感が押し寄せてきます。
スーファミにサウンド・ノベルなる新ジャンルを誕生させた「弟切草」に続くシリーズ2弾の楽曲。
テレビを観るのとゲームで遊ぶ中間の感覚のゲームなだけに、音はあえていわゆる劇伴に徹していますね。
Main TitlesDanny Elfman

ティム・バートン監督が贈るゴシック・ホラー映画『スリーピー・ホロウ』のオープニングを飾るテーマ曲です。
重厚なオーケストラと不気味なコーラスが絡み合い、首なし騎士がさまよう霧深い森のダークで幻想的な世界観に引き込まれます。
この楽曲は、映画音楽の巨匠Danny Elfmanさんによるもので、1999年公開の同名映画のサウンドトラックに収められました。
その卓越した音楽性はサターン賞の最優秀音楽賞を受賞するなど、高く評価されています。
本格的なホラーテイストのハロウィンパーティーを演出したいなら、これ以上ない選曲でしょう。
この曲を流せば、あなたの空間が不気味な洋館へと変貌すること間違いなしです!
Main Titles (Trick ‘r Treat)Douglas Pipes

ゴシックで荘厳なオーケストラの響きが、ハロウィンの夜を妖しく彩ります。
ホラー映画音楽で独自の存在感を放つ作曲家、Douglas Pipesさんの楽曲です。
2009年9月にリリースされたサウンドトラック『Trick ‘r Treat』に収録されており、同名映画のオープニングを飾ります。
無邪気な子供の遊び歌を思わせるメロディが、次第にねじれて壮大な恐怖へと変わっていく展開が秀逸ですね。
65人編成のオーケストラと児童合唱が織りなすサウンドは、70~80年代ホラー映画のような美しさと不気味さが同居しています。
遊び心と本当の恐怖が入り混じる、ハロウィンの本質を音楽で見事に表現した本作は、本格的なホラーの世界観でパーティーを演出したい方にはぴったりですよ。
HauntHildur Guðnadóttir

本格的なホラー演出をしたい方におすすめしたい一曲です。
映画『Joker』でアカデミー賞を受賞した作曲家、Hildur Guðnadóttirさんの作品です。
静寂から忍び寄るような弦楽器の響きと、心理的な恐怖をじわじわと煽る重厚なサウンドが魅力的です。
本作は戦後のベネチアを舞台にした物語の閉塞感を表現するため、小編成の室内楽で構成されています。
2023年9月公開の映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』の劇伴として作られ、アルバム『A Haunting in Venice』に収録されました。
大人向けのシックなハロウィンパーティーのBGMにどうぞ。






