【2025】恐怖を煽る不気味なBGM|まとめ
恐怖を演出する最も欠かせない要素の1つ、BGM。
環境音であったり、おどろおどろしい弦楽器のひずんだ音であったり、そういったBGMは恐怖をかきたてますよね。
日常生活でそのようなBGMを使いたいというシチュエーションは珍しいと思いますが、学園祭でお化け屋敷を催し物として出す場合は、そういったBGMを重宝するかと思います。
今回はそんな方に向けて、恐怖を煽る不気味なBGMをセレクトしました。
環境音楽からストリングスまで、さまざまなジャンルからピックアップいたしましたので、ぜひチェックしてみてください。
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【2025】恐怖を煽る不気味なBGM|まとめ(1〜10)
Ave SataniJerry Goldsmith

荘厳な合唱が響き渡った瞬間、背筋がゾッとするような恐怖に包まれる本作。
映画音楽界を代表するジェリー・ゴールドスミスさんが手がけた、1976年公開のホラー映画『オーメン』を象徴するテーマです。
グレゴリオ聖歌をあえて逆転させたようなラテン語の詠唱は、神聖さと冒涜性が同居した禁断の儀式を思わせますよね。
この映画の音楽で、ゴールドスミスさんは第49回アカデミー賞作曲賞を受賞しました。
サウンドトラック・アルバム『The Omen』に収録されています。
静寂を切り裂いて爆発するようなコーラスとオーケストラは、パーティー会場の空気を一瞬で本格的な恐怖へと変えてくれますよ。
ありきたりなBGMでは物足りない、本物の恐怖でハロウィンを演出したい方にぴったりの一曲です!
Grim Grinning Ghosts (Dance Party)Kris Bowers

思わず体が動き出す、ゴージャスで祝祭的なダンスナンバーです!
2023年7月公開の映画『Haunted Mansion』のために、作曲家Kris Bowersさんが手がけた一曲で、アルバム『Haunted Mansion (Original Motion Picture Soundtrack)』に収録されています。
ディズニーランドでおなじみのテーマ曲が、ジャズやオーケストラを取り入れたダイナミックなアレンジで生まれ変わっているのが魅力。
監督が「最も豊かでエキサイティングな映画音楽」と称賛したほどのサウンドは圧巻ですよ。
ハロウィンパーティーのクライマックスで本作を流せば、ゴーストたちの舞踏会に参加しているような気分を味わえること間違いなしです。
怖さよりも陽気で華やかなムードを楽しみたい方は、ぜひBGMにしてみてください!
OpeningMarco Beltrami

静かなのに背筋が凍るような、物語の始まりを告げる不気味な旋律が印象的な楽曲です。
2019年に公開されたホラー映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』の冒頭を飾る本作は、まさにこれから始まる恐怖を予感させますよね!
作曲は『スクリーム』シリーズで知られ、アカデミー賞に2度ノミネートされた経歴を持つMarco Beltramiさん。
じわじわと不安をあおる静かな音作りは、さすがの一言です。
インストゥルメンタルでありながら、物語の鍵を握る少女の悲しみや孤独がひしひしと伝わってくるかのよう…。
お化け屋敷のような空間を演出したい時や、怪談話の導入BGMにすれば、パーティーがもっと盛り上がるかもしれませんね!
【2025】恐怖を煽る不気味なBGM|まとめ(11〜20)
Forever My QueenPentagram

ドゥームメタルというジャンルをご存じでしょうか。
その先駆的な存在として知られるバンド、Pentagramは、重く引きずるようなサウンドで闇の世界を描き、ハロウィンの時期にもぴったりの音楽を鳴らしています。
本稿で取り上げている曲を聴くと、まるで闇の女王へ永遠の忠誠を誓うかのような、背徳的でミステリアスな世界に引き込まれます。
この楽曲は1973年には録音されていましたが、長らく公式には世に出ず、1998年にようやくコンピレーション盤に収録されたのですね。
近年では2023年公開のホラー映画『悪魔と夜ふかし』の冒頭で使われ、その不穏な雰囲気を決定づけたことで注目を集めました。
楽しいだけではない、妖しく少しだけ怖いハロウィンを演出したい方はぜひチェックしてみてください!
Pumpkinhead (End Credits)Richard Stone

少し大人びた、哀愁漂うハロウィンを演出したい方におすすめなのが、1988年公開のホラー映画『Pumpkinhead』のエンドクレジット曲です。
作曲を手がけたのは、『アニマニアックス』などのアニメ音楽でエミー賞を複数回受賞したことで知られるRichard Stoneさんです。
本作は、復讐と後悔に揺れる主人公の心を映すかのような、物悲しい短調のメロディが印象的。
ハーモニカやギターが奏でる土着的な響きと、シンセが醸す冷たい恐怖感が絶妙に混じり合い、物語の余韻を感じさせる哀歌的な雰囲気を生み出しています。
2019年には限定666枚でアルバム『Pumpkinhead』が発売されました。
賑やかなパーティーとは一味違う、しっとりとした怪奇譚の世界観を味わえる一曲です。
House of 1000 CorpsesRob Zombie

まさに地獄のカーニバルに迷い込んだかのような、強烈な恐怖を味わえる楽曲ですね!
この楽曲は、インダストリアルな重低音と歪んだメロディが絡み合い、聴く者を一瞬でダークな世界観へと引きずり込みます。
歌詞で描かれているであろう、殺人一家が繰り広げる狂気の宴を想像させるサウンドは、ハロウィンの雰囲気を極限まで高めてくれることでしょう。
本作は、2001年11月リリースのアルバム『The Sinister Urge』に収録された楽曲で、後にRob Zombieさん自身が監督を務めた同名ホラー映画のオープニングテーマとしても使用されました。
可愛らしいハロウィンではなく、本気の恐怖を演出したいパーティーにぴったりです。
メタルやホラー映画好きが集まるなら、最高の選曲になるのではないでしょうか。
The Equaliser (Not Alone)The Midnight

80年代を彷彿とさせる煌びやかなシンセサウンドが印象的なこの曲は、シンセウェーブを代表するデュオThe Midnightが手がけた1曲です。
2016年8月にリリースされたアルバム『Endless Summer』に収録されています。
夜を駆け抜けるような疾走感あふれるサウンドの中に、孤独な心に寄り添うような温かさと切なさが込められているように感じます。
本作は2022年公開のホラー映画『テリファー 終わらない惨劇』のオープニング曲として起用されたことでも知られており、凄惨な描写とは対照的な高揚感が、かえって独特の不気味さを際立たせています。
スタイリッシュでどこか切ないハロウィンの夜を演出するのにピッタリな楽曲ですね。





