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【入門】まずはここから!Stingの名曲まとめ【2025】

【入門】まずはここから!Stingの名曲まとめ【2025】
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2025年9月に開催されたトリオ編成での来日公演も大いに話題を集めている、イギリスが誇るミュージシャンのスティングさん。

パワフルな声量とジャズやロックを織り交ぜた独特の音楽性で、今なお第一線で活躍を続けています。

ポリスを脱退後もソロアーティストとして数々の名曲を生み出してきた彼の魅力を、知っているようで意外と知らないという方も意外と多いのではないでしょうか?

 本記事では、スティングさんのソロ活動における代表曲を中心に、初心者の方にぜひ押さえておきたい楽曲を近年の名曲も含めてご紹介します。

これを機にスティングさんの音楽の世界に触れてみませんか?

【入門】まずはここから!Stingの名曲まとめ【2025】(1〜10)

Shape of My HeartSting

スティングさんの代表的な作品『Shape of My Heart』。

国際的な人気を集めたフランス映画『レオン』のテーマソングに使用されていたので、聞き覚えのある方は非常に多いと思います。

イントロのギターアルペジオから、テンポを変えずにサビまで進行していく曲なのですが、良い意味で裏切りのない期待通りの展開が魅力的な作品です。

映画のもの悲しい雰囲気と、楽曲がシンクロしているので、映画を鑑賞したあとに、再度、聴き直してみるとより深い部分で楽しめると思います。

Englishman In New YorkSting

1988年にリリースされた名曲、『Englishman In New York』。

楽曲で登場するイングリッシュマンとは、イギリスの名俳優、クエンティン・クリスプさんのことを意味します。

ゲイとして生き続けるクエンティンさんですが、世間からの風当たりは厳しいものでした。

そんななか、彼の心のさけびを表現するかのごとく、リリースされた作品が、こちらの『Englishman In New York』です。

「帰化認可を待つイギリス人」と「世間に受け入れられるのを待つゲイ」をリンクさせるという、スティングさんならではの表現といえるでしょう。

Fortress Around Your HeartSting

Sting – Fortress Around Your Heart (Option Two)
Fortress Around Your HeartSting

ザ・ポリス解散後、ソロアーティストとして新たな一歩を踏み出したスティングさん。

1985年6月に発表された彼のソロデビュー作、名盤『The Dream of the Blue Turtles』に収録された1曲です。

本作は壊れてしまった関係がテーマで、相手を守るために築いた心の壁が、逆に自分を孤立させる要塞になってしまったという苦悩が歌われています。

ブランフォード・マルサリスさんによる哀愁ただようサックスソロが、この曲の感傷的な雰囲気を際立たせていますよね。

アメリカではBillboard Hot 100で最高8位を記録しました。

ジャズが融合した洗練されたサウンドが印象的な作品ですので、ぜひチェックしてみてください。

FragileSting

ポリスのフロントマンとして世界中から人気を集めたイギリス出身のアーティスト、スティングさん。

ソロ転向後も、ジャズやロックを融合させた高い音楽性で評価されています。

そんな彼の作品からご紹介したいのが、アルバム『…Nothing Like the Sun』に収録されているアコースティックなバラードです。

リリックでは、雨が降れば私たちの血も鉄の塊も同じように洗い流されてしまうと歌い、命がいかに繊細でもろいものであるかを描いています。

実はこの楽曲、1987年にニカラグアで殺害された技術者を追悼して書かれたもので、人為的な暴力の虚しさがテーマになっています。

1988年4月にシングルカットされた本作は、2002年の冬季オリンピック開会式でも演奏されました。

世界の出来事に心を痛めたときに、ぜひ聴いてみてください。

The Lazarus HeartSting

ポリスのボーカルとして国際的な人気を集めたスティングさん。

ソロに転向してからも、ジャズの要素などを取り入れた高い音楽性が長年にわたって評価されています。

今回オススメしたいのは、1987年10月に発売されたアルバム『…Nothing Like the Sun』の冒頭を飾る作品です。

本作は、制作中に母親を亡くしたスティングさんが見たという「鮮烈な悪夢」がもとになっています。

喪失の痛みと再生への願いがこめられた内省的なリリックが、荘厳でどこか夢見ごこちなサウンドと見事に調和しています。

ブランフォード・マーサリスによるサックスの音色が切なく響き、聴く人の心に深く染みわたります。

物思いにふけりたい夜に、じっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

What Could Have BeenSting

Sting – What Could Have Been | Arcane League of Legends | Riot Games Music
What Could Have BeenSting

世界的人気を博すゲームが原作のアニメシリーズ『Arcane: League of Legends』。

そのシーズン1クライマックスを彩る作品として、2021年11月に公開されたのが、この壮大なバラードです。

本作は、登場人物が抱える後悔や、失われてしまった「ありえたかもしれない未来」への痛切な叫びを歌い上げています。

スティングさんの深みのあるボーカルと、ヴァイオリニストのレイ・チェンさんが奏でる情熱的なヴァイオリンが融合し、聴く者の心を締めつけるような切ない雰囲気に仕上げられていますね。

物語の余韻に深く浸りたい夜にぴったりのナンバーではないでしょうか。

ぜひチェックしてみてください。

Fields Of GoldSting

1993年にリリースされたアルバム『Ten Summoner’s Tales』に収録された1曲、『Fields Of Gold』。

アルバムでの人気が高かったため、のちにシングルとしてリリースされ、イギリスのチャートでは16位、アメリカでは23位と、激戦だった当時の音楽シーンでは非常に良い売上げを記録しました。

もちろん売れているからいい曲というわけではありません。

しっかりとスティングさんの良さを引き出した作曲が非常に魅力的なものに仕上げられています。

彼の代表的な作品でもあるので、スティングさんを深堀りしてみようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。