【ギターの神様】エリック・クラプトンの名曲・人気曲まとめ【2025】
圧倒的なギターの演奏技術で音楽史にその名を刻む「ギターの神様」ことエリック・クラプトンさん。
ギタリストとしての実力はもちろん、シンガーソングライターとしても卓越した才能を持ち、2020年代の現在に至るまで紆余曲折あった人生経験に裏打ちされた深みのある名曲を多く生み出し続けています。
今回は、エリック・クラプトンさんのソロ名義での代表作を中心として、初心者の方にまずは聴いてほしい楽曲をセレクトしました。
バラードからブルースまで、様々な音楽性が詰まった珠玉の楽曲の数々をじっくりとご紹介します。
【ギターの神様】エリック・クラプトンの名曲・人気曲まとめ【2025】(1〜10)
LaylaNEW!Eric Clapton

親友の妻への叶わぬ恋という、あまりに痛切な実体験から生まれた、イギリスのギタリスト、エリック・クラプトンさん率いるデレク・アンド・ザ・ドミノスの一曲。
ペルシャの悲恋物語に自身の姿を重ね、ひざまずいて愛を乞う主人公の魂の叫びが、聴く者の心を激しく揺さぶります。
1970年11月公開のアルバム『Layla and Other Assorted Love Songs』に収められた本作は、デュアン・オールマンによるスライドギターが激情をかき立てる、まさに圧巻の仕上がりです。
映画『グッドフェローズ』で象徴的に使われたのを覚えている方もいらっしゃるのでは?
Wonderful TonightNEW!Eric Clapton

この楽曲は、愛する人がパーティーの準備をするのを待つ間に生まれたというエピソードで知られる、エリック・クラプトンさんの珠玉のラブバラードです。
1976年9月、身支度を整えた恋人の問いかけに、心からの賛辞を返す。
そんな何気ない日常のワンシーンを切り取った歌詞には、深く温かい愛情が凝縮されていますよね。
本作は、1977年発売のアルバム『Slowhand』に収録され、日本ではドラマ『しあわせの決断』の主題歌にも起用されました。
大切な人と過ごす穏やかな時間に、そっと寄り添ってくれるようなロマンティックな名曲です。
Let it rainNEW!Eric Clapton

圧倒的なギタープレイで世界を魅了し続ける、イギリスの「ギターの神様」エリック・クラプトンさん。
彼のソロキャリア初期を飾る名曲は、愛する人への想いを「雨」にたとえて巧みに表現しています。
デラニー・ブラムレットさんに歌の才能を認められたというエピソードも残されており、自信に満ちたボーカルが胸に突き刺さります。
この楽曲は1970年発表のアルバム『Eric Clapton』に収められ、1972年にシングルとして再登場した作品です。
デレク・アンド・ザ・ドミノスのライブでも定番となるなど、多くのミュージシャンに愛された本作。
雨の日に、大切な人を想いながら聴きたくなるような、温かくも力強い一曲です。
Lay Down SallyNEW!Eric Clapton

心地よいシャッフルリズムが魅力的な本作は、1977年11月にイギリス出身のエリック・クラプトンさんが発表したカントリー調のナンバーで、名盤『Slowhand』に収録されています。
全米チャート3位を記録し、2007年にはラジオでの再生回数が400万回を超えました。
愛する人にそばにいてほしいと願う、穏やかで温かい気持ちが、リラックスした演奏とともに心地よく心に響いてきますよね。
語りかけるようなボーカルと柔らかな女性コーラスのハーモニーも絶妙です。
2013年公開の映画『8月の家族たち』でも印象的に使用されました。
ゆったりとした夜のひとときや、大切な人と過ごす時間にぴったりの名曲といえるでしょう。
Forever ManNEW!Eric Clapton

80年代らしいシンセサウンドと力強いギターリフが印象的な、エリック・クラプトンさんのポップなロックチューンです。
1985年2月にアルバム『Behind the Sun』から先行で公開された作品で、米国のロック専門チャートで見事初登場1位に輝きました。
映画『SpaceCamp』のワンシーンで起用されていたのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
「永遠の男」と歌うその姿は、一人の相手をひたすらに愛し続けるという、揺るぎない決意に満ちあふれています。
軽快なブギー調のリズムに乗せた情熱的な歌声が、心地よく心に響いてきます。
ブルースのイメージとはまた違う、クラプトンさんの開放的な魅力に触れたい時にぴったりの一曲でしょう。
CocaineNEW!Eric Clapton

繰り返されるギターリフが強烈な印象を残す、エリック・クラプトンさんの代表曲の一つ。
イギリス出身の「ギターの神様」が、1977年発売の名盤『Slowhand』でJ.J.ケイルさんの楽曲をカバーしたブルース・ロックです。
本作は、一聴すると薬物を肯定しているかのような歌詞ですが、実は巧妙に作られた「アンチ・ドラッグソング」という深いメッセージが込められています。
クラプトンさん自身が薬物依存に苦しみ、克服後の1998年に治療施設を設立した背景を知ると、その叫びは一層胸に迫ってくるのではないでしょうか?
ドキュメンタリー映画『Eric Clapton: Life in 12 Bars』でも彼の人生を象徴する一曲として登場します。
ギターサウンドの格好良さに酔いしれながら、歌詞の裏側をじっくりと味わいたい作品です。
One WomanNEW!Eric Clapton

ブルースを基盤に進化を続けるイギリスのギタリスト、エリック・クラプトンさんが2024年10月に発表した作品です。
この楽曲は、8年ぶりとなるスタジオ・アルバム『Meanwhile』からの先行シングル。
ミディアムテンポの心地よいグルーヴの上で、ある一人の女性への誠実な思いが歌われます。
彼の波乱万丈な人生が投影されたかのような、深みと温かさを併せ持った歌詞が胸に響きますよね。
ピアノやオルガンが彩るサウンドの中で、むせび泣くようなギターソロは聴く者の心を深く揺さぶります。
大切な人への気持ちを確かめたい時や、一人でじっくりと音楽に浸りたい夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。