TikTokでバズった昭和ソング・リバイバルヒットソング
TikTokで「エモい」とにわかに人気、注目されている昭和の名曲たち。
ヒットした当時を知る世代の方とはまた違った感性で、そしてとても新しい気持ちで過去の名曲に向き合えるのはSNSが普及した今の時代ならではなのでは?
TikTokのダンス動画などで使用されてバズったもの、今聴きたいマストソングとして挙げられている昭和ソングをご紹介したいと思います。
名曲と呼ばれるものは時がたってもまた認知され、広まっていくものなんだなと思わされますね。
その世代の方もそうでない方も、ぜひ全曲聴いてみてください!
TikTokでバズった昭和ソング・リバイバルヒットソング(1〜20)
ツッパリ・ハイ・スクール・ロックン・ロール(登校編)横浜銀蝿

ツッパリ気質な高校生と親の関係を軽快なロックンロールで描いた、1981年1月に発売されたシングルです。
七・七・七・五調の歌詞が生み出すリズム感が心地よく、反抗期の若者の内面をコミカルに表現しています。
不良のスタイルや行動を詳細に描写しながらも、母親への思いやりや自分の生き方を模索する姿勢が垣間見える奥深い作品です。
2008年にはサントリーの缶チューハイ「カロリ。」のCMで起用され、2011年には新垣結衣さんが出演するアサヒ飲料「十六茶」のCMでカバーされるなど、時代を超えて愛され続けています。
現代風の簡単な振り付けをつけたダンス動画をSNSに投稿するのがはやっている1曲です。
ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)荻野目洋子

1985年、昭和60年にリリースされたディスコサウンドが特徴のこの曲。
イギリスの歌手のカバーで、荻野目洋子さんにとって7枚目のシングルとなりました。
数々の音楽賞を受賞し、オリコン年間チャートでも12位にランクイン。
テレビ番組でも使用され注目を集めました。
2017年には大阪府立登美丘高等学校ダンス部のパフォーマンスで再び脚光を浴び、リバイバルヒットを記録。
夜のパーティーとロマンスを描いた歌詞は、一晩限りの夢のような出会いに憧れる気持ちが表現されています。
ダンスパーティーで盛り上がりたい人にぴったりの1曲ですよ!
淋しい熱帯魚Wink

当時海外ではやっていた、ユーロビートを取り入れたサウンドが新鮮なこの曲は、1989年にWinkの5枚目のシングルとして発売されました。
シンセサイザーの音から始まり、ピコピコと始まるサウンド、そして耳なじみがよく、繰り返されるフレーズが印象的ですよね。
当時の彼女たちは、かわいらしい衣装を身につけながらも、笑わないアイドルでした。
くるくると回転してからの決めポーズや、ゆらゆらと揺れる振り付けも無表情で一貫し、歌う姿は今見ても斬新。
アイドルとユーロビートを組み合わせた、日本独特のオリジナリティーにも最注目ですよ。
め組のひとRATS&STAR

『め組のひと』は、1983年に鈴木雅之さんがリードボーカルのラッツ&スターが発表した、ソウルフルな歌謡曲です。
この曲は、倖田來未さんのカバーも有名で、最近ではピースサインを横にした決めポーズとともに、TikTokなどのSNSで人気が再燃しています。
原曲はラテンとファンクを混ぜたような曲調ですが、倖田來未さんのカバーは打ち込みベースのダンスミュージック調にアレンジがされています。
原曲とカバーを聴き比べてみるのもおもしろいので、よかったら挑戦してみてくださいね。
ギザギザハートの子守唄チェッカーズ

1983年9月、日本の音楽シーンに革命を起こしたチェッカーズのデビュー曲。
青春の痛みと苦悩を独特な表現で描き、若者の共感を呼びました。
元々は真田広之さんのために書かれた歌詞でしたが、チェッカーズの楽曲として採用されたという運命的な経緯も。
当初は鈍かった反応も、翌年にはチャートを上昇し大ヒットに。
サックスのイントロが印象的で、カラオケでは今でも盛り上がる一曲です。
TikTokでエモいと評され、ダンス動画のBGMとしても人気。
昔を知る世代も、新しい感性で向き合う若者も、ぜひ聴いてみてください。