缶詰

特に加熱や調理を必要としない缶詰は、長期間保存でき、停電時にもそのまま食べることができます。

一方、お肉屋魚は調理ができないことと冷蔵庫で冷やせなことで傷みやすく、バナナも傷みやすいため、非常食には缶詰が最適です。

窓ガラスにテープを貼る

窓ガラスに養生テープやガムテープなどを格子状に貼ることで、万が一ガラスが割れてしまっても、破片の飛び散りを抑えることができます。

カーテンを閉めたり、さらに段ボールやブルーシートなどで窓を覆うのも効果的です。

家の周りの排水溝

家の前の排水溝や側溝に枯れ葉やゴミが詰まっていると、雨水があふれて家に侵入する原因になります。

台風の前に家の周りの排水溝を掃除しておくことで、雨水の流れが良くなり被害を減らすことができます。

避難場所や連絡手段

台風などの災害は急に訪れるものです。

そのため、家族がバラバラになった時でも落ち合える避難場所や、連絡を取る方法を決めておくことが非常に大切です。

あらかじめ話し合っておくことで、いざという時に安心して行動できます。

自宅に少額の現金を分けて保管しておく

台風時は停電や機械の故障でATMやキャッシュレス決済が使えなくなることがあります。

そのため必要最低限の現金を手元に用意しておくのが安心です。

お店でお釣りが用意できない可能性も考え、1万円などの大きい紙幣ではなく、小銭や千円札を用意しておきましょう。

台風の目

台風の中心部分にできる雲のない空洞部分のことを「台風の目」と呼びます。

ここは台風のなかでも最も気圧が低く、比較的風が弱くなるエリアです。

時には雲が切れて晴れ間が見えることもある特徴的な現象です。

猛烈な台風

台風の強さは、台風の中心付近の最大風速で決まります。

気象庁では、最大風速が54メートル毎秒以上の台風を「猛烈な台風」と呼び、さらに強い台風であることを示しています。

ちなみに最大風速が33メートル以上44メートル未満のものを「強い台風」44メートル以上54メートル未満のものを「非常に強い台風」と表します。