天王星ってどんな星?地球から遠く離れた神秘の天体を知れるクイズ
地球と同じ太陽系の惑星でありながら、普段あまり話題として上がることが少ないであろう天王星。
多くの方が学生時代に名前は聞きますが、実際にどんな天体であるかなど詳しいことを知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、地球とは遠く離れた天王星についてのクイズを作成しました!
このクイズをとおして、天王星について少しでも知っていただけたり、興味を持っていただければ幸いです。
では、早速やってみましょう!
天王星ってどんな星?地球から遠く離れた神秘の天体を知れるクイズ(1〜10)
天王星の環はいくつあるでしょうか?

- 2個
- 13個
- 27個
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13個
天王星の環は、暗くて薄いため発見が遅れましたが、現在確認されているのは13個です。
これらの環は非常に暗いことが特徴で、メインの環はEpsilon(イプシロン環)、Beta(ベータ環)、Gamma(ガンマ環)等と名付けられています。
最も著名なイプシロン環は、天王星を取り巻く環の中で最も外側に位置するものです。
天王星を英語で言うと?

- Jupiter
- Neptune
- Uranus
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Uranus
天王星の英語名は「Uranus」です。
これはギリシャ神話における天空の神ウラノスから名付けられました。
太陽系の惑星でギリシャ神話由来の名前はこの天王星だけで、他の惑星はローマ神話の神々の名前を英語化したものが使われています。
天王星の名前の由来は何でしょうか?

- ローマ神話の天空の神
- ギリシャ神話の天空の神
- 発見者の名前
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ギリシャ神話の天空の神
天王星は1781年にウィリアム・ハーシェルによって発見されました。
ハーシェルは当初この惑星を「ジョージ王の星(Georgium Sidus)」と名付けましたが、これはイギリスの国王ジョージ3世に敬意を表してのことでした。
しかし、この名前はイギリス以外では普及しなかったため、最終的にはギリシャ神話の天空の神および星の神「ウラノス(Ouranos)」に因んで「天王星(Uranus)」と命名されることになりました。
天王星ってどんな星?地球から遠く離れた神秘の天体を知れるクイズ(11〜20)
天王星は何からできているでしょうか?

- 岩石と金属
- 水、メタン、アンモニアの氷
- ダイヤモンドとプラチナ
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水、メタン、アンモニアの氷
天王星は主に水、メタン、アンモニアの氷に加えて、水素とヘリウムの大気から成っています。
岩石と金属は中心核に存在するとされていますが、惑星のほとんどは「氷」でできているため、氷巨星と呼ばれています。
地球から天王星まで、光の速度ならどれくらいで到着するでしょうか?

- 約2時間半
- 約2週間
- 約2年半
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約2時間半
地球と天王星の平均距離を光の速度で割ると、約2時間半で地球から天王星まで到着することになります。
計算式としては28億キロメートル ÷ 299,792キロメートル/秒 = 約9312秒。
時間に直すと約2時間と31分です。
地球から天王星までの平均距離は?

- 約2.8億km
- 約28億km
- 約2.8兆km
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約28億km
地球から天王星までの平均距離は約28億キロメートルです。
天王星の軌道は楕円形をしており、太陽に最も近い時(近日点)と最も遠い時(遠日点)の距離が異なりますが、その平均値を取ると約28億kmとなります。
太陽系の中で、天王星が一番だとされている特徴は?

- 最も大きな環を持っている
- 最も傾いた軸を持っている
- 最も多い衛星を持っている
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最も傾いた軸を持っている
天王星は太陽系の惑星の中で最も傾いた軸を持っています。
その傾斜角は約98度で、これにより天王星はその軌道上で一種の「転がる」動きを示します。
この独特な軸の傾きは、他のどの惑星にも見られない特徴で、天文学者たちは天王星が形成された後に巨大な衝突を経験した可能性が高いと考えています。