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【ピアノ変奏曲】偉大な作曲家が手掛けた珠玉の名作を一挙紹介!

曲が展開していく中で、テーマがさまざまな変化を遂げていくクラシック作品の形式の一つ「変奏曲」。

名作曲家らが遺した変奏曲は、ピアノ発表会やコンサートで演奏されるだけでなく、ピアノ演奏で必要なあらゆるテクニックが凝縮された教材として、長きにわたりピアノ学習者の間で親しまれています。

本記事では、そんな変奏曲の中でも特に知名度の高いピアノのために作曲された作品をピックアップ!

曲の背景や演奏のポイントをご紹介しますので、変奏曲に興味のある方はぜひ参考にしてください!

【ピアノ変奏曲】偉大な作曲家が手掛けた珠玉の名作を一挙紹介!

「パガニーニ大練習曲」より第6曲「主題と変奏」Franz Liszt

リスト:「パガニーニ大練習曲」より第6曲「主題と変奏」
「パガニーニ大練習曲」より第6曲「主題と変奏」Franz Liszt

優美で気品があふれる旋律と華麗なピアノ技巧が融合した傑作です。

パガニーニのヴァイオリン曲を見事にピアノ用に編曲し、1851年に改訂版として世に送り出されました。

原曲の持つ優雅さはそのままに、ピアノならではの表現力を存分に引き出した本作は、聴衆を魅了する魔法のような音色を奏でます。

両手の絶妙な交差やアルペジオの連続など、技巧的な難しさを感じさせない流麗な演奏は、まさに音楽の芸術性を体現しています。

演奏時間は約2分と短めながら、豊かな音楽性と高度な技巧を兼ね備えた本作は、ピアノ演奏の醍醐味を存分に味わえる逸品です。

ステージで存在感を放ちたい方や、ピアノの可能性に挑戦したい方におすすめの一曲といえるでしょう。

おわりに

今回は、クラシックの名作曲家が遺した変奏曲をご紹介しました。

印象的なテーマが多彩な変化を見せる変奏曲は、弾く側、聴く側両者にとって非常に魅力的!

これを機に、変奏を用いたさまざまな作品に触れてみてはいかがでしょうか?