こんにちは、LILAsレコーディングエンジニアの伊和月です。
このページではタイトルの通りボーカルを録音するために必要な機材やその使い方、スムーズなレコーディングを行うための知識やコツなどの紹介をさせていただきたいと思います。
さて、今回は初回ということで細かい話ではなく「歌声を録音するとは、どんな事なのか?」という大雑把(おおざっぱ)な視点からアプローチしていきたいと思います。
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歌は写真、マイクはカメラ

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早速見出しを見て「はぁ?」と思う方もいるかもしれませんね(笑)。
しかしこれらの二つは「記録をする」という性質以外にも共通する点が多く、比較することでよりボーカル録音をわかりやすく説明できると筆者は考えています。
みなさんの家にも「アルバム」という写真を集めてできた冊子があると思います(もしくはスマートフォンのカメラロールに写真が1枚は入っていると思います)が、その良さは何と言っても「何度でも見返すことができる点」ですよね。
これはボーカル録音においても同じで、こちらも後から何度も再生し聴き直すことができます。
また、録音したデータをTwitterやInstagramに写真を投稿するかのようにネット上へ公開したり、よりキレイな仕上がりにするためにエフェクトやトリミングを使って加工が行える点も共通してると言えるでしょう。
「レコーディング」と聞くと小難しく聞こえ、なんだか身構えてしまいがちですが「マイクで写真を撮るようなもの」だと気軽にお考えください(再生できるという点では写真よりも映像に近いかもしれませんね)。
歌が上手くなる
レコーディングを繰り返すことで、ほぼ確実と言って良いほど歌唱力は上達します……。
とは言ってもやたらめったら録音をすれば良いというわけではなく、むしろ大切なのは「録音した自分の歌を聴くこと」の方にあります。
みなさんはスマートフォンのボイスメモ機能やビデオカメラを通じて自分の声を聞いたときに「なんだか気持ち悪いな」と感じた経験はありませんか……?
実はその「なんだか気持ちわるい声」こそあなたの本当の声に近い声なんですよ(笑)。
種明かしをしますと、自らが発しているときに聞こえている自分の声は、骨や筋肉が振動して「自分には心地良く聞こえるようにエフェクトがかかったような状態」になっているんです。
つまり、口から出た声が空気を通じて相手の耳へ伝わることを考えると、録音し、再生した声の方がより他人が認識しているあなたの声に近いということが言えるんです。
しかしこれ、プラスに捉えれば「客観的に自分の声を聴くことができる」ということなんですよ。
その特性を生かして録音→再生(モニタリング)を繰り返し、自分の歌声を修正していくことで確実に理想のボーカリストへと近づくことができるのです。

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可能性が広がる
先でも少しだけ触れましたが、歌声を記録し、保存するということはネットやCDを通じてあなたの歌声をより多くの人に聞いてもらえる可能性にも繋(つな)がっています。
そうして人気出たニコニコ動画のカテゴリ「歌ってみた」や、スマホで簡単に歌声をシェアできるアプリケーション「nana」、また各動画サイトやSNSでは日々多くのユーザーが歌声を録音し披露しています。
また、プロのレコード会社が行うボーカリストのオーディションでも、録音された音声データをもとに審査を行う場面も多く見られます。
あなたがボーカル録音を始めることで、未来の有名ボーカリストが誕生する可能性だって十分にあり得る話なのです。
まとめ
いかがでしたか?
一言でボーカル録音と言ってもその奥はとても深く、昔から今に至るまで技術の発展とともに形を変え、多くの人々が日々研究をしています。
もしあなたにここまで記事を読んでいただけたのであれば、それはボーカル録音というものにそれだけの魅力や可能性があったからだと筆者は信じております。
みなさんが一人のボーカリストとして、また研究者としての一歩を踏み出すためのお手伝いをこのページを通じてさせていただきたく思います。






