「ぬ」から始まるボカロ曲まとめ
「ぬ」から始まるボカロ曲には、耳と心を虜にする魅力が満ちています。
ユギカさんが紡ぐ幻想的な『NurseryDancer』、とあさんの胸に迫る『ぬけがら』、ねじ式さんのダンスロック『ヌケガライド』など、個性豊かな音色が奏でられています。
壮大なバラードから挑戦的なロックサウンドまで、多彩な音世界が広がるボカロ曲の数々をご紹介させていただきます。
「ぬ」から始まるボカロ曲まとめ
縫口蜂屋ななし

ファンク、ジャズなどのエッセンスが感じられる、大人っぽいロックチューンです。
蜂屋ななしこと、シンガーソングライター栗山夕璃さんによる楽曲で、2018年にリリースされました。
カオティックなバンドサウンドが放つ中毒性に、きっとあなたもやられますよ。
ボリュームを上げる指が止まらなくなるような仕上がり。
ラストサビの半音上がる展開もエモーショナルでたまりません。
「信じてほしい」と願う主人公の思いにはあてられる、ハイセンスなボカロ曲です。
ヌケガライドねじ式

4つ打ちを軸に展開していく、ダンスロック調のかっこいいボカロ曲です。
『フリィダム ロリィタ』や『Copyright』など人気曲をリリースしてきたボカロP、ねじ式さんの楽曲で、2016年に発表されました。
キレのあるギターリフがまず耳に残りますよね!
それに対比されたような、結月ゆかりのどこか切ない歌声も印象的。
「今の自分を脱ぎ捨てて、新しい自分になろう」という歌詞には胸が震わされる、闘志が湧き上がってくるナンバーです。
ぬけがらとあ

思いっきり泣いて気持ちをリセットしたいときにぴったりだと思います。
『ツギハギスタッカート』や『アイディスマイル』『ドライドライフラワー』などのヒット作を生んできたボカロP、とあさんによる楽曲で、2013年に公開されました。
初音ミクの透明感のある歌声が印象的。
壮大で美しい曲調とぴったりなんですよね。
別れと再会を描き出した歌詞は心震わされる仕上がり。
聴けば聴くほどに涙腺が刺激される、胸打たれるバラードナンバーです。
ヌラリヒョンキズク

駆け抜けていくバンドサウンドが超痛快!
中毒性ばつぐんなハイスピードロックチューン『ヌラリヒョン』はボカロP、キズクさんによる楽曲で、2020年にリリースされました。
最初から最後までノンストップで突っ走っていく感じがめちゃくちゃかっこよくて、気持ちいいんですよね。
跳ね回るピアノを始め、さまざまな音色がいろんな方向から聴こえてくるのも楽しい。
曲調とダウナーな歌詞とのギャップにもやられる、リピート必至な作品です!
ぬる鬱P

ラウド系のロック曲をメインに作り、VOCALOIDでは再現が難しいシャウトやグロウルを多用した楽曲制作を得意とするボカロP・鬱Pさんの楽曲。
人間では演奏困難なドラムのビートに乗せたヘビーなギターサウンドと、不穏さを演出するシンセサウンドのイントロが楽曲への期待感を膨らませてくれるナンバーです。
ラウドな曲調とVOCALOIDの無機質な歌声がマッチし、普通のロックとは一味違ったサウンドがテンションを上げてくれる楽曲と言えるのではないでしょうか。