「ず」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
「ず」から始まるボカロ曲は、心に響く魅力がいっぱい詰まっています。
ポリスピカデリーさんの『ズル』が紡ぐ都会的な切なさ、なみぐるさんの『ずんだレンジャー』が描く温かな他者受容の世界。
エネルギッシュなリズムやポップなメロディー、深いメッセージ性を併せ持つ楽曲の数々が、あなたの心を優しく包み込んでくれるでしょう。
個性豊かなサウンドの中から、きっと特別な一曲に出会えるはずです。
「ず」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
ずれてる。桶屋

音楽クリエイターの桶屋さんによる『ずれてる』は、不思議な世界観が魅力のナンバー。
トラックのシンセサイザーの音も印象的です。
VOCALOIDは初音ミクを使っていて『メルト』や『ワールドイズマイン』などの初期の初音ミクを使った曲と比べると、あえてメロディアスに歌わせずに初音ミクのよさを引き出している感じがしますね。
このように、同じVOCALOIDでも時代によって、その声質の活かし方が変わっていくのもボカロ曲の面白いところだと言えるかもしれません。
ずっと待ってる水野あつ

今はもう会えない大切な人に向けた素直なメッセージが語られる『ずっと待ってる』。
青春時代をテーマにした楽曲をリスナーに届けるボカロPの水野あつさんが2022年に制作しました。
最愛の人とこれまで過ごしてきた日々を振り返るとともに、これから迎える日々への思いがつづられています。
胸に抱える不安や悲しみに負けないで愛する人を待ち続ける歌詞とリズミカルなピアノ演奏を主体に展開するサウンドが心を癒やす楽曲です。
いつまでも大切な人を思う気持ちがあふれるボカロ曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
濁雨雄之助

全楽曲の総再生数は1000万回を超え、2020年3月に初めてのインストアルバム『Emotions』をリリースした雄之助さんによる楽曲で、美しい電子音や初音ミクによる美しい歌声、そして情熱的なビートサウンドが特徴的です。
人間の負の感情を歌ったシリアスな歌詞ですが、ポップなアレンジで、リスナーにとってはとても聴き心地の良い楽曲です。
アレンジがユニークで、VOCALOIDならではな仕上がり。
多彩な電子音と美声が梅雨の時期の陰鬱な気分を跳ね飛ばしてくれます!
頭上、咲く花。OWAKARE

ゆるく、ノスタルジーな雰囲気が心に染みます。
死別PことOWAKAREさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
チルアウトのエッセンスが感じられるヒップホップナンバーです。
そして歌詞につづられているのは、好きな人と歩く夏祭りの情景。
花火と同じぐらいに輝いて見える浴衣姿……いやぁロマンチックですね。
ボカロによるラップでのデュエット曲、というのはかなり数の少ない部類。
ぜひ押さえておいてほしい作品です。
ZOO煮ル果実

心をいやしてくれるような曲を探している方には、『ZOO』もピッタリですよ。
こちらはボカロP、煮ル果実さんのアルバム『FRUITÁGE』に収録されている1曲。
過酷な世界でも優しい気持ちを持ち続ける主人公とパートナーを描いています。
サビにかけて一気に盛り上がるのが、爽快感を与えてくれます。
また、他にも美しい情景描写や、ラストの展開など聴きどころが盛りだくさんですよ。
曲の物語を映像で楽しめるMVと一緒にぜひ。