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【ウェーバーのピアノ曲】ドイツオペラの創始者が手掛けた珠玉の名曲

オペラ『魔弾の射手』や『オベロン』の作曲者として知られ「ドイツロマン派の重要作曲家」「ドイツオペラの創始者」などと称される1786年生まれの音楽家、カール・マリア・フォン・ウェーバー。

彼はオーケストラで初めて指揮棒を用いた人物ともいわれており、オーケストラの配置を現在に近い形に改めたことでも知られています。

本記事では、オペラ作品や管弦楽曲が取り上げられることの多いウェーバーの作品のなかから、ピアノ独奏曲やピアノを含む編成で演奏される作品を厳選してご紹介します!

【ウェーバーのピアノ曲】ドイツオペラの創始者が手掛けた珠玉の名曲(11〜20)

ワルツ イ長調Carl Maria von Weber

ドイツロマン派初期の巨匠、カール・マリア・フォン・ウェーバー。

彼の手によって生み出されたピアノ独奏曲『ワルツ イ長調』は、その華麗なるメロディと軽快なリズムで聴く者を魅了します。

この曲は、ウェーバーがフランス皇后マリー・ルイーズのために作曲した6曲のうちの一つで、上品な雰囲気のなかにも親しみやすさが感じられる作品となっています。

ウェーバーのピアノ曲の特徴である技巧的な難易度と豊かな感情表現が見事に融合した本作は、ピアノ愛好家のみならず、クラシック音楽ファン全般にオススメしたい1曲です。

おわりに

華やかさのなかに上品さや楽曲形式へのこだわりを感じさせる、ウェーバーのピアノ曲。

いずれの作品からも、古典派からロマン派への移行期に精力的に活動していたウェーバーらしさを感じられますよね。

お気に入りの作品が見つかった方は、ぜひ演奏にもチャレンジしてみてください!