耳をすませばの歌。主題歌・挿入歌
今回はジブリ映画「耳をすませば」の主題歌、挿入歌を特集させていただきます。
「耳をすませば」と言えば「カントリー・ロード」ですよね。
ふとした拍子に口ずさみたくなるあのメロディー。
特に作品を観たことのある人なら思い出深い曲ではないでしょうか。
主人公の雫と天沢聖司の甘酸っぱい関係性。
こうして紹介文を書いているだけで、私はまた観たくなってきました。
この記事にまとめられた曲を聴けば、きっとあなたもそうなるでしょう。
耳をすませばの歌。主題歌・挿入歌(21〜30)
怪猫ムーン野見裕二

少しおデブで目つきの悪い、地球屋の飼い猫「ムーン」彼もまたジブリのたくさんいる猫キャラクターの中でファンの多い存在ですが、彼のテーマソングもかなりキュートでにくらしいものになっています。
低音の楽器を中心に展開されていく楽曲は彼の巨体を表現しているのでしょうか。
のっそりとした彼らしいアレンジの愉快な一曲です。
猫を追いかけて野見裕二

「猫を追いかけて」というタイトルからもわかるように、物語の最序盤で雫が猫を追いかけていくシーンの音楽です。
こちらもやはり弦楽器が使われ、この映画のテーマにぴったりの楽曲です。
あの丘をかけのぼり、平凡な毎日から魔法がかかったかのような日々への扉を開いてくれた、あの猫のぶすっとした顔が目に浮かぶような楽曲です。
迷いの森野見裕二

雫がバロンの声に急かされるシーンで使われた「迷いの森」という楽曲で、このシーンでみなさんはどんな印象を受けたでしょうか。
恐怖のようなまた違う何かのような、そんなシーンをより深く印象づけた壮大なオーケストラの楽曲です。
このシーンに見覚えのない方はぜひもう一度映画をご覧になって、音楽を聴いてみてください。
電車に揺られて野見裕二

雫が電車に乗るシーンの音楽ですが、とても神秘的で不思議な感じのする楽曲です。
隣に猫が座っていたからでしょうか、日常的に使われるような生活感のある音楽とは少し違うような気もします。
こちらも印象深いシーンかとはお思いますが、ぜひシーンを彩る音楽にも耳を傾けて聴いてみてください。
また新たな発見があるかもしれませんね。
コンヒ゛ニエンス・ストア野見裕二

物語の最序盤で、雫が夜、牛乳を買いに行くシーンで使われた楽曲です。
「コンビニエンス・ストア」というタイトルで公開された1995年の当時から人々の生活に親しまれてきたコンビニの描写に生活感を感じるシーンです。
夜の雰囲気がしっかり伝わってくるアレンジで、淡々と進みつつもドラマチックな展開が気持ちの良い一曲です。
エンゲルス・ツィマー(天使の部屋)野見裕二

こちらは「エンゲルス・ツィマー(天使の部屋)」という楽曲です。
「エンゲルス・ツィマー」は劇中で天沢聖司が猫の置物である、バロン伯爵について説明していた時に出てきた言葉ですね。
人形職人が制作中に針などでつけた傷口がきれいに反射し、美しい光を放っている状態のことを指すのだそうです。
光のきらめきをオルゴールの音色で美しく表現した一曲です。
おわりに
「耳をすませば」の主題歌・挿入歌をご紹介しました。
いかがでしたか?
この作品は中学生の純粋すぎる夢や恋愛を描いていて、楽曲も多感な少年少女の心を映したような、不思議な魅力にあふれる作品ばかりだったと思います。
楽曲を聴いて、真っすぐで諦めない雫と聖司の姿を思い出した方も多いのではないでしょうか?





