【3歳児】保育に使える冬の製作遊びや壁面製作のアイディア
冬はクリスマスやお正月、節分などの大きなイベントや、雪や氷などに触れて気候や自然の変化を体感したりと、子供たちと一緒にさまざまな楽しみ方ができますよね。
そんな冬らしさを制作にも取り入れたいと考えている先生方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、3歳児さんと冬に作りたい制作のアイディをご紹介します。
冬の行事にちなんだものはもちろん、雪だるまや手袋など冬ならではのアイテムをテーマにしたものまで、幅広いアイデアをそろえました。
子供たちの興味や関心が引き出せるような内容を集めたので、ぜひ保育に取り入れてみてくださいね。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
【3歳児】保育に使える冬の製作遊びや壁面製作のアイディア(31〜35)
ぺんぎんとかまくら
かまくらにいるかわいいぺんぎんの制作は、自分なりの表現をし始める3歳児さんにぴったりなアイデアです。
下準備で用意しておくのはぺんぎんのパーツのみ。
のりづけやぺんぎんの表情の描きこみ、かまくらの枠の切り取りなど、子供たちにチャレンジしてもらえそうな作業は任せてみましょう。
同じようなパーツで作っても、貼る場所や描きこみで違った表現になるのが子供の制作の楽しいポイントですよね。
ぜひいろんな表情のぺんぎんを制作して飾りましょう。
ストロースタンプで雪だるま

3歳児さんにオススメしたい、ストロースタンプで作る雪だるまです。
冬の季節を子供たちに感じてもらえる制作ですね!
まず、雪だるまや帽子の形を画用紙に下書きしておき、子供たちがハサミでカットしていきます。
続いて、台紙の画用紙に雪だるまのパーツを貼り、クレヨンで顔を描きます。
次にストローの先端にハサミで切り込みを入れ、広げたら白い絵の具をつけて雪だるまの周りにスタンプしてください。
雪の結晶のような模様が作れるので、とっても楽しいですよ!
雪だるまのフォトフレーム

雪だるまをモチーフにした、冬の楽しさが伝わってくるかわいらしいフォトフレームです。
紙皿は雪だるまのおなかを表現して、そこに顔や手などのパーツを加えて飾り付けていきます。
写真はおなかの中心に配置、全体の丸さに合わせて写真を丸くカットするパターンもオススメですよ。
紙皿の真ん中をカットしておき、裏面に貼り付けて写真が見えるように仕上げてもすてきですね。
雪だるまの表情や飾り付けなど色も自由に選ぶことで、冬の楽しかった思い出があふれるフォトフレームの完成です!
いろいろな素材や技法で作る鬼のお面
節分に合わせて鬼のお面を作る園も多いのではないでしょうか?
毎年作り方が同じだと、子供も先生も飽きてしまいますよね。
そこで、さまざまな素材や技法を使った鬼のお面を紹介します。
まずはシンプルに、顔の部分を赤く塗った画用紙で、髪の毛を毛糸で表現したお面。
毛糸を切って貼る作業は子供たちに取り組んでもらいましょう。
次に、キッチンペーパーのぼかし絵を髪の毛に見立てたお面。
色鮮やかな髪の毛が目を引きますね。
顔の部分を絵の具ではなくちぎり絵で表現する方法もあります。
ぜひいろんなアイデアを組み合わせてみてください。
はじき絵で作るラーメン
アツアツのラーメンは、冬にこそおいしく味わいたいですよね。
そんな食欲をそそるラーメンをはじき絵で制作してみましょう。
ラーメンの具ののりやネギ、卵などはハサミととりを使い、子供たちと一緒に制作します。
次にラーメンどんぶりのスープの部分にクレヨンで麺を描きこみましょう。
クレヨンのうえからスープ色の絵の具を塗れば、あっという間に見事なラーメンに!
絵の具が乾いたら具をトッピングしてくださいね。
台紙の画用紙に白いクレヨンで湯気も描きこむとより雰囲気が出ますよ。
おわりに
3歳児にオススメの冬の制作のアイデアをご紹介しました。
いろいろな素材や新しい技法を積極的に取り入れ、自由な表現を楽しめるように見守りながら進めたいですね。
作った作品を子供たちの目の届く場所に飾り、日常の中で移り行く季節への関心を深めていきたいですね。
子供たちと一緒にたくさんの素材に触れながら、冬を楽しんでくださいね。