【3歳児】保育に使える冬の製作遊びや壁面製作のアイディア
冬はクリスマスやお正月、節分などの大きなイベントや、雪や氷などに触れて気候や自然の変化を体感したりと、子供たちと一緒にさまざまな楽しみ方ができますよね。
そんな冬らしさを制作にも取り入れたいと考えている先生方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、3歳児さんと冬に作りたい制作のアイディをご紹介します。
冬の行事にちなんだものはもちろん、雪だるまや手袋など冬ならではのアイテムをテーマにしたものまで、幅広いアイデアをそろえました。
子供たちの興味や関心が引き出せるような内容を集めたので、ぜひ保育に取り入れてみてくださいね。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
【3歳児】保育に使える冬の製作遊びや壁面製作のアイディア(11〜20)
紙ねんどでつくる鏡もち

お正月に鏡もちを飾る理由は、神様をお迎えし健康に楽しく暮らせるように見守ってもらうためと言われています。
こちらの製作は、紙粘土を三等分に分けたら、おもちの部分2つと、だいだいを1つ作っていきますよ。
粘土を丸めて鏡もちを作り、上にのせだいだいはオレンジの絵の具を混ぜて、粘土に色を練り込んで作っていきましょう。
色が全体に混ざるように粘土を練っていくのもポイントです。
お正月の絵本や手遊びをして、お正月の由来などを知ることも知識や楽しみが深まってオススメですよ。
染め紙の羽子板とだるま
染め紙の淡い色合いはお正月の羽子板制作にぴったりです。
ぜひチャレンジしましょう。
染め紙には半紙を使います。
お正月の華やかさが伝わるよう、染める色はある程度大人が選んでおくとよいでしょう。
染め紙を楽しんで十分に乾かしたら、紙を羽子板に見立てて茶色の画用紙に貼り、持ち手をつけます。
羽子板だけだとシンプルな仕上がりなので、だるまなどの他の制作と合わせるとぐっと雰囲気が増しますよ。
ぜひ子供たちと一緒に制作を楽しんでくださいね。
ちぎり絵で作る獅子舞

3歳児さんにオススメのニコニコ獅子舞のちぎり絵です。
まず、赤い折り紙を白と赤の面が半分ずつになるように折ります。
獅子舞の鼻や眉などのパーツは、あらかじめ作っておきましょう。
あとは赤部分を上にしてパーツを貼りつけ、目と口をクレヨンで描けば顔部分のできあがりです。
次に台紙を用意し、獅子舞の体の大きさに合わせてのりを塗りましょう。
そこに短冊状に切った色とりどりの折り紙を、自由にちぎりながら貼っていきます。
最後に獅子舞の顔を乗せ、余白に好きな絵を描けば完成です!
スポンジスタンプで作るバレンタインチョコ
スポンジスタンプを使ったバレンタイン制作は、とってもかわいく仕上がるのでオススメです。
まずは薄いピンク色の画用紙に、スポンジスタンプで赤や濃いピンク、淡い黄色などの色をスタンプしていきましょう。
スタンプが丸くなるよう、スポンジスタンプを作る際に工夫してくださいね。
スタンプで画用紙を埋めたら、ハサミでハート型に切り抜きます。
あとは画用紙にハートを貼り、クマなどのモチーフを描いて完成!
保護者の方にプレゼントしてもいいですね。
レジ袋の凧

お正月の時期にオススメなのが、レジ袋のたこ作りです。
スーパーで売られているレジ袋を用意し、お子さんに好きな絵を描いてもらいます。
このとき、持ち手部分が下にくる向きで描いてもらいましょう。
絵が描けたら両方の持ち手部分にたこ糸をつけて、たこを引っ張る際の持ち手になる画用紙、もしくは厚紙に巻きつけます。
一カ所切り込みを入れておき、糸を引っ掛けられるようにしておきましょう。
これでレジ袋たこの完成です!
寒いお正月の時期も、このたこと一緒に外で元気に遊んでくださいね。