【高齢者向け】盛り上がる早口言葉ゲーム。発声練習にもなる言葉遊びをご紹介
「赤巻紙青巻紙黄巻紙」この文章を3回続けて言えますか?
早口言葉は笑いに包まれ、盛り上がる言葉遊びゲームとして人気です。
「東京特許許可局」や「すももも桃も桃のうち」といった定番の早口言葉から、思わず想像が膨らむユニークなものまで、懐かしい日常の場面を思い出しながら挑戦すると、自然と口角が上がってしまいますね。
コツをつかめば言いやすくなるものもありますが、みんなで笑いながら楽しむのが一番です。
高齢者の方との楽しいひとときに、ぜひご活用ください。
早口言葉発声練習(1〜20)
この子なかなかカタカナ書けなかったな、泣かなかったかな?

「この子なかなかカタカナ書けなかったな、泣かなかったかな?」は、長文の早口言葉ですね。
カタカナが書けなかった子どもが、泣いていないか心配しているのでしょうか?
なかなかとカタカナといった似ている音の言葉が、逆読みのように連続していますね。
さらに、かが連続しているので同じ音の読みが連続しています。
こちらも、読みづらさをプラスしていますよ。
早口言葉は焦ってしまいがちですが、焦らずに読み流すことがポイントです。
作るつる草吊るすつゆ草

脳を鍛えるレクリエーションの一つの早口言葉。
日常生活であまり出てこないような言いにくい文章を読んで脳をトレーニングしますよ。
「作るつる草吊るすつゆ草」も、高齢者の方向けの早口言葉の一つです。
早口言葉から、いろいろなイメージが連想されます。
つる草でかごなどを編んで、つゆ草はつるして飾っているイメージも感じますね。
ひらがなにすると「つくる」「つるくさ」「つるす」「つゆくさ」です。
全てが、つから始まる言葉となっています。
実は高齢者の方に限らず、つを含むた行が言いづらい方は多いそうですよ。
空虚な九州空港の究極高級航空機

早口言葉「空虚な九州空港の究極高級航空機」は、実際に書いたものを見ただけでも難しさを感じますね。
文章も早口言葉の中では長い方になり、さらに、か行やきゃ行の音が混じり合っていることも特徴です。
そのため、かまずに読むことは難しくなるそうですよ。
早口言葉を言えるようにするには、それぞれの単語を意識して、一つひとつはっきりと発声することがポイントです。
ちなみに、九州空港は実際には存在しません。
実際にある空港で早口言葉を言うとすれば、九州地方の空港や北九州空港となるそうですよ。
かえるぴょこぴょこ三ぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ

かえるが集まる様子を描いた定番の早口言葉、かわいらしいイメージのフレーズですね。
ポイントは「ぴょこ」のくちびるの動きと息の使い方ではないでしょうか。
くちびるを一度閉じて発音する「ぴょ」、そこからで息で音を出す「こ」を、組み合わせを意識してしっかりと発音しましょう。
息の使い方を意識して、口だけでなくのどの筋肉まで鍛えていくイメージですね。
またくちびるの動きが重要な「ぴょ」の前に、違う口の形が組み合わさることで言いにくくなり、くちびるの形にしっかりと意識が向けられますよ。
坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた

日本では定番の早口言葉のひとつで、落語や昔話のような風景もイメージされるフレーズですよね。
「ぼうず」や「びょうぶ」、「じょうず」など響きが近い言葉がならぶので、微妙に違う発音の違いや、口の動きをしっかりと意識しましょう。
次の言葉にうまくつながらないという場合は、この早口言葉の意味を理解したり、光景をイメージするのもオススメですよ。
「ぼーず」や「びょーぶ」など、言葉が流れてしまうと口の動きが鍛えられないので、「う」にもしっかりと意識を向けて発音するのがポイントです。