【アルペジオの魅力】美しい洋楽の名曲
音階を一音ずつ紡ぐように奏でるアルペジオの響きは、まるで天から降り注ぐ光のよう。
イギリスのU2やコールドプレイ、ジョージ・ベンソンさん、エリック・クラプトンさんといったアーティストたちが生み出した名曲の中で、アルペジオは楽曲に深い彩りを添えています。
さらにドイツのバッハさんやヘンデルさんが残した古典的な作品まで、時代と国境を超えて愛され続けているアルペジオの魅力をご紹介します。
もくじ
- 【アルペジオの魅力】美しい洋楽の名曲
- ClocksColdplay
- Stairway To HeavenLed Zeppelin
- Shape Of My HeartSting
- Change the WorldEric Clapton
- Where The Streets Have No NameU2
- And I Love HerThe Beatles
- Good Riddance (Time Of Your Life)Green Day
- Shine (Acoustic)Muse
- What a Wonderful WorldLouis Armstrong
- AffirmationGeorge Benson
- CreepRadiohead
- Suite No.1 in B flat major HWV434 : I PréludeGeorge Frideric Handel
- Cello Suite #1 In G, PreludeJ.S.Bach
- Harmony HallVampire Weekend
- Lucid DreamsJuice WRLD
- The Ghost Of YouMy Chemical Romance
- FAKE LOVE (Rocking Vibe Mix)BTS
- SLOW DANCING IN THE DARKJoji
- I Feel LoveDonna Summer, Giorgio Moroder
- PsychoRed Velvet
【アルペジオの魅力】美しい洋楽の名曲
ClocksColdplay

2003年リリースのロックバンド、コールドプレイの楽曲『Clocks』。
グラミー賞を受賞した楽曲でもあり、彼らの代表曲のうちの一つでもあるこの楽曲。
やはり印象的なのはイントロや間奏を彩るピアノのアルペジオですね。
タタタ・タタタ・タタとリズミカルな三連符がドラムのスネアと重なってこの楽曲の隠し味のように効いています。
コールドプレイの誇る名ロックバラード、大胆に使われたアルペジオのリフレインが最高のナンバーです。
Stairway To HeavenLed Zeppelin

『天国への階段』という邦題でも知られるこちらの曲は、ハードロックの歴史を代表するイギリスのバンド、レッド・ツェッペリンのバラードの名曲です。
アコースティックギターによる美しいアルペジオフレーズがイントロから全編に渡って登場するこの曲は、当時のギター少年にとってアルペジオ練習の必須曲でした。
徐々にエレキギターに置き換わっていくアルペジオと、ボーカル、そしてフルートの音色が織りなす世界観は、このアルペジオの名フレーズなくしては成り立たなかったでしょう。
Shape Of My HeartSting

アルペジオのもつドラマチックな響きが最大限に発揮されている曲、と言えばこの楽曲ではないでしょうか。
ロックバンド・ポリスのベースボーカルのスティングのソロ楽曲『Shape Of My Heart』。
リフレイン的に何度も繰り返されているギターのアルペジオが美しいですね。
マイナーキーのアルペジオのメロディには哀愁があり、もの悲しいムードがあります。
アルペジオと言えばこの曲が思い浮かぶ人も多いであろう名曲です。
Change the WorldEric Clapton

世界三大ロックギタリスト、エリッククラプトン。
彼の代表曲であり、世界が誇る大名曲『Change the World』。
この曲のサビの美しさ、開放感は素晴らしく、天国のように心地よいメロディを聴くことができます。
とりわけ歌のメロディや前に出るギタープレイに耳がいく楽曲ですが、屋台骨を支えているのはギターのアルペジオです。
後ろに回って聴こえにくいですが、確かにこの曲のムード、グルーヴを作り上げているなくてはならないアルペジオのバッキングのお手本のような1曲です。
Where The Streets Have No NameU2

U2の楽曲の中でも1分20秒とイントロの長いことが特徴的な楽曲『Where The Streets Have No Name』。
後から追いかけるようにやってくるアルペジオが、ディレイによって不思議な響きに変わってゆくサウンドプロデュースが革命的な楽曲です。
それもそのはず、プロデューサーにアンビエント音楽の第一人者、ブライアン・イーノを迎えているのです。
U2とイーノの表現力のコラボレーションが生んだ、革命的なアルペジオを使った大名曲です。
And I Love HerThe Beatles

ビートルズの1963年の楽曲『And I Love Her』。
ポロロンという音色のガットギターのアルペジオが気持ちの良い楽曲です。
アルペジオの初心者の方、ギターの初心者の方にもよく課題曲となるこちらの1曲。
ストローク・アルペジオ・ソロとフォークギターファンの方にとってはたまらないサウンドのスウィートな楽曲です。
アルペジオもコードフォームを抑えて右手の動きで表現する基本的なものですので、ギターを弾かれる方は耳コピで挑戦してみてもいいですね。